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公開番号2024058304
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165582
出願日2022-10-14
発明の名称什器
出願人株式会社オカムラ
代理人個人
主分類A47B 83/00 20060101AFI20240418BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】執務空間の利用価値を高める什器を提供する。
【解決手段】什器10は、床面F上の空間を第一方向Daの第一側Da1と第二側Da2とに仕切る仕切機能、物品を収容する物品収容機能、物品を載置する物品載置機能のうちの少なくとも一つの機能を有する機能部31、及び、機能部31を下方から支持し、第一方向Daの第二側Da2を向く平面部35fを備えた支持部35、を備えている機能部材30と、機能部材30の下部から第一方向Daの第二側Da2に突出し、上方を向く平面状の第一着座面51sを有する第一着座部51と、を備えている構成とした。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
床面上に配置された什器であって、
前記床面上の空間を第一方向の第一側と第二側とに仕切る仕切機能、物品を収容する物品収容機能、物品を載置する物品載置機能のうちの少なくとも一つの機能を有する機能部、及び、前記機能部を下方から支持し、前記第一方向の第二側を向く平面部を備えた支持部、を備えている機能部材と、
前記機能部材の下部から前記第一方向の第二側に突出し、上方を向く平面状の着座面を有する着座部と、を備えている
什器。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記平面部は、前記第一方向の第二側からの荷重を支持する
請求項1に記載の什器。
【請求項3】
前記機能部及び前記支持部は、前記第一方向に交差する面に沿って形成されたパネル状とされている
請求項1又は2に記載の什器。
【請求項4】
前記機能部材に対して、前記第一方向の第一側に配置された什器部材をさらに備えている
請求項1又は2に記載の什器。
【請求項5】
前記着座部は、
前記床面上に配置されたベース部と、
前記ベース部上に設けられて、前記着座面を形成するカバー部材と、を備えている
請求項1又は2に記載の什器。
【請求項6】
前記ベース部は、内部に配線収容空間を有している
請求項5に記載の什器。
【請求項7】
前記ベース部は、前記第一方向の第二側に、上方から下方に向かって前記第一方向の第一側に傾斜する傾斜面を有している
請求項6に記載の什器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、什器に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
オフィスや公共施設等における執務空間においては、椅子やテーブル等の什器の周囲にパーティション等のパネルを設置することで、他の空間と区画された空間部を形成することが行われている。
例えば、特許文献1には、床面上に立設されるパネルを備えたブース本体と、ブース本体内に設けられ、上面が作業面とされた天板と、を備える構成が開示されている。このような構成により、ブース本体の内部空間が、ブース本体の外部空間と区画される。これにより、ブース本体の内部空間を利用する利用者が、ブース本体の外部空間からの影響を受けるのを抑え、内部空間において、効率良く各種の作業等を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6868076号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記したような構成は、ブース本体の内部空間で行われる作業環境を重視したものである。このため、ブース本体の外部空間については、その利用価値を高めるような工夫がなされておらず、例えば、単に通路としてしか活用されていないのが現状である。
本発明は、執務空間の利用価値を高めることができる什器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明は以下の態様を採用した。
(1)本発明の一態様に係る什器は、床面上に配置された什器であって、前記床面上の空間を第一方向の第一側と第二側とに仕切る仕切機能、物品を収容する物品収容機能、物品を載置する物品載置機能のうちの少なくとも一つの機能を有する機能部、及び、前記機能部を下方から支持し、前記第一方向の第二側を向く平面部を備えた支持部、を備えている機能部材と、前記機能部材の下部から前記第一方向の第二側に突出し、上方を向く平面状の着座面を有する着座部と、を備えている。
本態様によれば、機能部材は、仕切機能、物品収容機能、物品載置機能のうちの少なくとも一つの機能を有した機能部を備えている。このような機能部材の下部から第一方向の第二側に突出する着座部は、上方を向く平面状の着座部を有している。このため、利用者は、着座部に着座することができる。しかも、機能部を下方から支持する支持部は、第一方向の第二側を向く平面部を備えている。例えば、利用者が、第一方向の第二側を向いて着座部の着座面に着座した際に、利用者の背中に平面部が向き合うことで、利用者の背中に機能部が当たるのを抑え、着座感が損なわれるのと抑えることができる。
このような什器は、機能部材の機能部が有する機能だけでなく、利用者が着座部に着座して利用することができる。このため、このような什器が配置された執務空間の利用価値を高めることができる。
【0006】
(2)上記(1)の態様に係る什器において、前記平面部は、前記第一方向の第二側からの荷重を支持することが好ましい。
本態様によれば、例えば、利用者が、第一方向の第二側を向いて着座部の着座面に着座し、平面部に寄りかかった際に、平面部が、第一方向の第二側からの利用者の着座荷重を支持することで、利用者は、良好な着座姿勢をとることができる。
【0007】
(3)上記(1)又は(2)の態様に係る什器において、前記機能部及び前記支持部は、前記第一方向に交差する面に沿って形成されたパネル状とされていることが好ましい。
本態様によれば、機能部及び支持部がパネル状とされているため、機能部を含む機能部材全体で、床面上の空間を第一方向の第一側と第二側とに仕切ることができる。
【0008】
(4)上記(1)から(3)の何れかの態様に係る什器において、前記機能部材に対して、前記第一方向の第一側に配置された什器部材をさらに備えている
ことが好ましい。
本態様によれば、機能部材に対して第一方向の第一側に什器部材を配置することで、機能部材に対して第一方向の第一側に、什器部材を用いて各種の作業等を行う作業空間を形成することができる。これにより、機能部材に対して第一方向の第一側に作業空間を形成するとともに、機能部材の第一方向の第二側には、利用者が着座部に着座可能な着座空間を形成することができる。
【0009】
(5)上記(1)から(4)の何れかの態様に係る什器において、前記着座部は、前記床面上に配置されたベース部と、前記ベース部上に設けられて、前記着座面を形成するカバー部材と、を備えていることが好ましい。
本態様によれば、ベース部上にカバー部材を設けることで、着座面を有する着座部を容易に形成することができる。また、着座面が汚染又は損傷した場合には、カバー部材を交換することで、着座面を容易に復旧することができる。
【0010】
(6)上記(1)から(5)の何れかの態様に係る態様に係る什器において、前記ベース部は、内部に配線収容空間を有していることが好ましい。
本態様によれば、ベース部の内部の配線収容空間に、各種の配線等を収容することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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