TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024049983
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022156532
出願日2022-09-29
発明の名称椅子の背凭れ及び椅子
出願人株式会社オカムラ
代理人個人
主分類A47C 7/40 20060101AFI20240403BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】背凭れ本体の前後方向の厚さにかかる制約を緩和して、背凭れ本体に対し、オプション部材を配置する側部開口を有する表皮材を係止する。
【解決手段】椅子の背凭れ6は、着座者から荷重を受ける背凭れ本体20と、背凭れ本体20を覆う表皮材と、を備え、表皮材には、オプション部材(ランバーサポート200)を挿通して配置可能な側部開口が形成されており、表皮材は、背凭れ本体20の正面側に位置する表側表皮材と、背凭れ本体20の背面側に位置する裏側表皮材と、を備え、側部開口は、表側表皮材と裏側表皮材とが離間することで形成され、背凭れ本体20は、前後方向に貫通するスリット23を備え、表側表皮材及び裏側表皮材の一方には、スリット23に対して前後方向に係止する係止部材130が取り付けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
着座者から荷重を受ける背凭れ本体と、
前記背凭れ本体を覆う表皮材と、を備え、
前記表皮材には、オプション部材が挿通して配置可能な側部開口が形成されており、
前記表皮材は、
前記背凭れ本体の正面側に位置する表側表皮材と、
前記背凭れ本体の背面側に位置する裏側表皮材と、を備え、
前記側部開口は、前記表側表皮材と前記裏側表皮材とが離間することで形成され、
前記背凭れ本体は、前後方向に貫通する係止孔を備え、
前記表側表皮材及び前記裏側表皮材の一方には、前記係止孔に対して前後方向に係止する係止部材が取り付けられている、
椅子の背凭れ。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記表側表皮材及び前記裏側表皮材の他方には、前記側部開口に沿って、前記表皮材の剛性を補強する補強部が形成されている、
請求項1に記載の椅子の背凭れ。
【請求項3】
前記表側表皮材及び前記裏側表皮材の一方の、前記係止部材が取り付けられる部分は、前記側部開口から前記表皮材の内側に折り返されている、
請求項1に記載の椅子の背凭れ。
【請求項4】
前記オプション部材として、ランバーサポートを備える、
請求項1に記載の椅子の背凭れ。
【請求項5】
前記側部開口は、上下方向に延びるスリット状に形成され、
前記ランバーサポートは、前記側部開口の開口縁を把持し、当該開口縁に沿って上下方向にガイドされる、
請求項4に記載の椅子の背凭れ。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか一項に記載の椅子の背凭れを備える、椅子。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、椅子の背凭れ及び椅子に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、袋状の張材を枠部材に被せやすくするとともに、張材を構成する正面側の面と背面側の面との接合部の破損を防止した椅子用荷重支持部材と、これを備える椅子が開示されている。
【0003】
この椅子用荷重支持部材は、椅子に備えられる椅子用荷重支持部材であって、椅子の幅方向に離間して略平行に配置された一対の杆材を備える枠部材と、椅子の荷重受面側に配置される表側張材と、荷重受面の反対側に配置される裏側張材とが、杆材の長さ方向における一端縁および幅方向の両方の側端縁において接合されるとともに、長さ方向における他端縁側に、幅方向に連続する開口部を有した袋状に形成されて、当該開口部を通して枠部材に該枠部材の長さ方向における一端側から被せられた張材と、を備える。
【0004】
この張材における表側張材と前記裏側張材との両方の側端縁における接合部位の他端縁側の端部が、他端縁よりも一端縁寄りに位置させられることによって、開口部は、張材の両方の側端縁の他端縁側に開口する側部開口を有して形成され、側部開口には、該側部開口を形成する表側張材の他端縁側と裏側張材の他端縁側とを連結する連結板が設けられている。この連結板は、一端縁側が凸となり、他端縁側が凹となるように屈曲させられたことによって屈曲部を挟んだ一方の側で表側張材の他端縁側に連結し、屈曲部を挟んだ他方の側で裏側張材の他端縁側に連結している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6414964号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記従来技術の表皮材(袋状の張材)は、背凭れ本体(枠部材)にオプション部材(肘掛け)を取り付けるために、左右両側に側部開口が形成されている。そして、この側部開口の形状を安定させるため、当該側部開口に沿って、形状保持手段としての連結板が設けられている。連結板は、背凭れ本体に形成された外側方に開口する凹部に係止され、当該凹部の開口を閉塞するように、オプション部材が取り付けられている。
しかしながら、外側方に開口する凹部を形成する部分には、背凭れ本体の前後方向に、ある程度の厚さが必要である。つまり、上記従来技術の表皮材の取り付け構造では、背凭れ本体の形状が限定され、最終製品のデザインに制約が与えられやすいという課題があった。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、背凭れ本体の前後方向の厚さにかかる制約を緩和して、背凭れ本体に対し、オプション部材を挿通して配置する側部開口を有する表皮材を係止することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明は以下の態様を採用した。
(1)本発明の一態様に係る椅子の背凭れは、着座者から荷重を受ける背凭れ本体と、前記背凭れ本体を覆う表皮材と、を備え、前記表皮材には、オプション部材が挿通して配置可能な側部開口が形成されており、前記表皮材は、前記背凭れ本体の正面側に位置する表側表皮材と、前記背凭れ本体の背面側に位置する裏側表皮材と、を備え、前記側部開口は、前記表側表皮材と前記裏側表皮材とが離間することで形成され、前記背凭れ本体は、前後方向に貫通する係止孔を備え、前記表側表皮材及び前記裏側表皮材の一方には、前記係止孔に対して前後方向に係止する係止部材が取り付けられている。
【0009】
本態様によれば、背凭れ本体の前後方向に貫通する係止孔に、表側表皮材及び裏側表皮材の一方に取り付けた係止部材を係止させる。係止孔は、背凭れ本体を前後方向に貫通する形態であるので、背凭れ本体の前後方向の厚さを抑えることができる。したがって、背凭れ本体の前後方向の厚さにかかる制約を緩和して、背凭れ本体に対し、オプション部材を配置する側部開口を有する表皮材を係止することができる。
【0010】
(2)上記(1)の態様に係る椅子の背凭れにおいて、前記表側表皮材及び前記裏側表皮材の他方には、前記側部開口に沿って、前記表皮材の剛性を補強する補強部が形成されていてもよい。
本態様によれば、表側表皮材及び裏側表皮材の他方は、係止部材が取り付けられている表側表皮材及び裏側表皮材の一方と比べて、側部開口において、背凭れ本体に対し浮き上がり易いが、側部開口に沿って補強部があることより、形状が安定するため、背凭れ本体に対する浮き上がりを抑制し、背凭れの外観の体裁を整え易くなる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
1か月前
個人
家具
11か月前
個人
モップ
5か月前
個人
構造体
8か月前
個人
収納体
9か月前
個人
泡立て器
4か月前
個人
しゃもじ
7か月前
個人
スプーン
1か月前
個人
棚の支柱
6か月前
個人
忍者返し
11か月前
個人
ふさかけ
6か月前
個人
絵馬守り
6か月前
個人
快眠用具
8か月前
個人
調理道具
4か月前
個人
5か月前
個人
仏用道具
11か月前
個人
皮引き俎板
24日前
個人
箸ホルダー
10か月前
個人
食器
11か月前
個人
手動挟持具
4か月前
個人
寝具補助具
1か月前
個人
健康学習台
3か月前
個人
絵馬
14日前
個人
折り畳み台
4か月前
個人
商品トレー
2か月前
個人
取り付け具
11か月前
個人
調理用具用蓋
5か月前
個人
卓上用清掃具
14日前
個人
アルミトレー
28日前
個人
便座の取っ手
7か月前
個人
コップの取手
22日前
個人
まな板
5か月前
個人
宅配ボックス
29日前
個人
焚火台
6か月前
個人
穀類保存容器
7か月前
個人
転倒防止装置
1か月前
続きを見る