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公開番号2024051978
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022158394
出願日2022-09-30
発明の名称什器
出願人株式会社オカムラ
代理人個人
主分類A47B 47/00 20060101AFI20240404BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】開放感を与える外観を有しつつ、十分な強度を確保することができる什器を提供する。
【解決手段】本開示に係る什器は、左右一対の側部構造体と、側部構造体同士の間に架設される1つ以上の棚部材と、を備え、側部構造体のそれぞれは、上下方向に延びる少なくとも1つの、上下杆部材と、前後方向に延び、上下杆部材に設けられ、上下方向に離間して配置される1つ以上の棚支持部材と、を備え、棚部材は、対向する側部構造体のそれぞれにおける棚支持部材のうち、高さが整合するいずれかの棚支持部材同士の間に架設されることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
左右一対の側部構造体と、
前記側部構造体同士の間に架設される1つ以上の棚部材と、を備え、
前記側部構造体のそれぞれは、
上下方向に延びる少なくとも1つの、上下杆部材と、
前後方向に延び、前記上下杆部材に設けられ、上下方向に離間して配置される1つ以上の棚支持部材と、を備え、
前記棚部材は、
対向する前記側部構造体のそれぞれにおける前記棚支持部材のうち、高さが整合するいずれかの前記棚支持部材同士の間に架設されることを特徴とする、什器。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記棚部材は、
対向する前記側部構造体のそれぞれにおける前記棚支持部材のうち、高さが整合するいずれかの前記棚支持部材同士の間に、固定的に架設される第1の棚部材と、
対向する前記側部構造体のそれぞれにおける前記棚支持部材のうち、高さが整合する他の前記棚支持部材同士の間に、非固定的に架設される第2の棚部材と、を備える、
請求項1に記載の什器。
【請求項3】
前記側部構造体は、前後方向に一対の前記上下杆部材を備え、
前記棚支持部材は、一対の前記上下杆部材同士を連結する、
請求項2に記載の什器。
【請求項4】
前記第1の棚部材と前記第2の棚部材とのうち、少なくとも一方は、前記棚支持部材に係合するように、下方に開口する係合凹部が形成された係合部材を備えることを特徴とする、
請求項3に記載の什器。
【請求項5】
前記第1の棚部材と前記第2の棚部材とのうち、少なくとも一方は、前記側部構造体同士の左右方向の離間寸法よりも大きい左右方向の幅に形成されていることを特徴とする、
請求項4に記載の什器。
【請求項6】
前記第1の棚部材が係合する前記棚支持部材は、前記第1の棚部材に形成されることによって、前記第1の棚部材を支持する、支持ブラケットを備えていることを特徴とする、
請求項4または5に記載の什器。
【請求項7】
前記係合凹部は、前記第1の棚部材とは別部材である係合部材に設けられ、上下方向の第1の高さを有する下向きの凹状に形成され、
前記支持ブラケットは、前記第1の高さに略整合する高さに形成されていることを特徴とする、
請求項6に記載の什器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、左右一対の側部構造体に、上面を物品載置面としてなる板状部材を架設してなる什器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、左右一対の側部構造体と、左右一対の側部構造体の上下方向中央部同士の間に固定的に架設された第1の板状部材と、左右の側部構造体の上部同士の間に架設された第2の板状部材とを備えた什器が開示されている。この什器によれば、第1の板状部材は、側部構造体に対して固定的に支持されているのに対して、第2の板状部材は、側部構造体同士の対向内側面に突設されている係止部材により下面が係止されている。即ち、第2の板状部材は、側部構造体に対して非固定的に支持されている。
【0003】
この什器によれば、一対の側部構造体の中央部を第1の板状部材によって連結し、第1の板状部材を実質的なビーム構造体としてフレーム構造体としての強度を確保する一方、フレーム構造体の上部においては第2の板状部材の位置を必要に応じて変えることができる。この什器は、このような構成によって、柔軟な態様で使用することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-253355号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載された什器の一対の側部構造体は、板状部材により部分的に開口が形成されており、複数台の什器を左右方向に並置した場合に、隣接する領域が見えにくくなり、開放感が減少する外観となる。また、特許文献1に記載された什器は、板状の一対の側部構造体に係止部材を設けるために多数の係止孔を形成する必要があり、側部構造体は、強度を勘案して係止孔の数を設計する必要があり、設計自由度が制限される虞がある。
【0006】
そこで、本発明は、開放感を与える外観を有しつつ、十分な強度を確保することができる什器を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1):上記目的を達成するため、本発明の一態様は、左右一対の側部構造体と、側部構造体同士の間に架設される1つ以上の棚部材と、を備え、側部構造体のそれぞれは、上下方向に延びる少なくとも1つの、上下杆部材と、前後方向に延び、上下杆部材に設けられ、上下方向に離間して配置される1つ以上の棚支持部材と、を備え、棚部材は、対向する側部構造体のそれぞれにおける棚支持部材のうち、高さが整合するいずれかの棚支持部材同士の間に架設されることを特徴とする什器である。
【0008】
本発明によれば、枠状に形成された側部構造体を棚部材により連結することで、開放感を与える外観を有しつつ、十分な強度を確保することができる。
【0009】
(2):また(1)に係る本発明の棚部材は、対向する側部構造体のそれぞれにおける棚支持部材のうち、高さが整合するいずれかの棚支持部材同士の間に、固定的に架設される第1の棚部材と、対向する側部構造体のそれぞれにおける棚支持部材のうち、高さが整合する他の棚支持部材同士の間に、非固定的に架設される第2の棚部材と、を備えていてもよい。
【0010】
本発明によれば、固定的に架設される第1の棚部材により剛性を確保すると共に、非固定的に架設される第2の棚部材により使用形態に柔軟性を与えることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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