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公開番号2024055028
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022161600
出願日2022-10-06
発明の名称椅子
出願人株式会社オカムラ
代理人個人
主分類A47C 7/62 20060101AFI20240411BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】上下方向に積み重ね(スタッキング)可能であり、容器を保持できる椅子を提供する。
【解決手段】同形の椅子100Bを上下方向Vに積み重ね可能な椅子100(100A)であって、座面10sを有する座部10と、左右方向Hにおける前記座部10の両外側に配置され、前記座部10を支持する脚部20と、前記座部10の前記左右方向Hにおける一方側に配置された容器保持部30と、前記容器保持部30を前記座部10に対して移動可能に支持する支持部40と、を備え、前記容器保持部30の少なくとも一部は、第一位置と、前記第一位置に対して前記座部10から前記一方側へ移動した第二位置P2とを移動可能であり、前記第二位置P2に位置する前記容器保持部30の少なくとも前記一部は、前記同形の椅子100Bが上側UPから積み重なるときに前記同形の椅子100Bが通過する軌跡領域の範囲外に配置されている。
【選択図】図6

特許請求の範囲【請求項1】
同形の椅子を上下方向に積み重ね可能な椅子であって、
座面を有する座部と、
左右方向における前記座部の両外側に配置され、前記座部を支持する脚部と、
前記座部の前記左右方向における一方側に配置された容器保持部と、
前記容器保持部を前記座部に対して移動可能に支持する支持部と、
を備え、
前記容器保持部の少なくとも一部は、第一位置と、前記第一位置に対して前記座部から前記一方側へ移動した第二位置とを移動可能であり、
前記第二位置に位置する前記容器保持部の少なくとも前記一部は、前記同形の椅子が上側から積み重なるときに前記同形の椅子が通過する軌跡領域の範囲外に配置されている、
椅子。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記容器保持部は、
保持開孔部を有する第一保持部と、
前記容器保持部が前記第一位置に位置するときに、前記第一保持部の下側に位置する第二保持部と、
を備える、
請求項1に記載の椅子。
【請求項3】
前記第二保持部は、前記第一保持部に接続されており、前記第一保持部と一体となって、前記第一位置と前記第二位置とを移動可能である、
請求項2に記載の椅子。
【請求項4】
前記支持部は、前記容器保持部を前後方向に延びる回転軸を中心に回動可能に支持し、
前記容器保持部は、前記回転軸を回転中心として前記第一位置と前記第二位置とを回動可能である、
請求項3に記載の椅子。
【請求項5】
前記第二位置に位置する前記第一保持部は、前記同形の椅子における前記第二位置に位置する前記第二保持部と対向して積み重なる、
請求項4に記載の椅子。
【請求項6】
前記第二保持部は、前記脚部に設けられている、
請求項2に記載の椅子。
【請求項7】
前記支持部は、前記第一保持部を前後方向に延びる回転軸を中心に回動可能に支持し、
前記第一保持部は、前記回転軸を回転中心として前記第一位置と前記第二位置とを回動可能である、
請求項6に記載の椅子。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、椅子に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、会議室等で使用される椅子として、同形の椅子同士を上下方向に積み重ね(スタッキング)可能な椅子が知られている。複数の同形の椅子において、座面同士が近い位置になるように上下方向に積み重ねることで、1つの椅子の収納に必要な収納空間とほぼ同等の収納空間に複数の椅子を収納できる。そのため、会議室内で椅子を使用しない際、最小限の収納空間に複数の椅子を収納できる。また、会議室内で会議を行う際、会議の参加者がペットボトル等に入った飲料を会議室内に持ち込むことが一般化してきているため、ペットボトル等の容器を保持できる構造(カップホルダ)を備えた椅子が求められる。
【0003】
特許文献1に記載される椅子における肘掛け取付け構造は、背シェル(背凭れ)に取り付けられた肘掛けを備える積み重ね可能な椅子における肘掛け取付け構造であり、背シェルに接続された取付軸が有する突起と、肘掛けが有する凹部を嵌合させることで、肘掛けは背シェルに対して簡単に位置決めされ、肘掛けの組み立て作業を短時間に行える。また、同形の椅子を積み重ねる際、肘掛けに設けた突部をスペーサとすることで、クッション性のある座が積み重ねた他の椅子の硬質部分と当接して傷つくのを防止できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4261277号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載される椅子における肘掛け取付け構造が適用された椅子は、同形の椅子を積み重ね可能であり、かつ、肘掛けを備えるが、ペットボトル等の容器を保持する保持構造は備えていない。そのため、特許文献1に記載の椅子を備えた会議室内にペットボトル等の飲料を持ち込んだ場合、使用者は、机の上又は床等にペットボトルを置く必要があり、机の上の空間が狭くなり他の物を置きづらくなる虞や、ペットボトルを手に取り飲料を飲むために床まで手を伸ばす手間がかかる虞がある。
【0006】
上記事情を踏まえ、本発明は、上下方向に積み重ね(スタッキング)可能であり、容器を保持できる椅子を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の椅子は、同形の椅子を上下方向に積み重ね可能な椅子であって、座面を有する座部と、左右方向における前記座部の両外側に配置され、前記座部を支持する脚部と、前記座部の前記左右方向における一方側に配置された容器保持部と、前記容器保持部を前記座部に対して移動可能に支持する支持部と、を備え、前記容器保持部の少なくとも一部は、第一位置と、前記第一位置に対して前記座部から前記一方側へ移動した第二位置とを移動可能であり、前記第二位置に位置する前記容器保持部の少なくとも前記一部は、前記同形の椅子が上側から積み重なるときに前記同形の椅子が通過する軌跡領域の範囲外に配置されている。
【0008】
本態様では、椅子が容器保持部を備えることで、使用者の手の近くにペットボトル等の容器を載置でき、使用者は、椅子に着座したままで容易に容器を手に取って飲料を飲むことができる。また、容器保持部は、使用者が容器を載置する第一位置から、第一位置に対して座部から離れる方向へ移動した第二位置まで移動可能であり、同形の椅子を上側から積み重ねる場合、第二位置に位置する容器保持部は、同形の椅子が上側から積み重なるとき、同形の椅子が通過する領域(軌跡領域)の範囲外に配置されているため、容器保持部が同形の椅子と突き当たらずに積み重ねることができる。
【0009】
上記椅子では、前記容器保持部は、保持開孔部を有する第一保持部と、前記容器保持部が前記第一位置に位置するときに、前記第一保持部の下側に位置する第二保持部と、を備えていてもよい。
【0010】
本態様では、容器保持部が保持開孔部を有する第一保持部と、第一保持部の下側に配置された第二保持部を備えることで、ペットボトル等の容器を保持開孔部に差し込んで保持し、さらに、第二保持部で下側から容器を支持でき、安定して容器を保持できる。
(【0011】以降は省略されています)

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