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公開番号2024048378
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-08
出願番号2023159939
出願日2023-09-25
発明の名称遮熱シート
出願人株式会社ハウストン
代理人個人
主分類E04D 3/30 20060101AFI20240401BHJP(建築物)
要約【課題】 遮熱効果に加えて遮音効果も考慮した遮熱シートを提供する。
【解決手段】 一方面が外に露出する鋼板の他方面に接着される建築用の遮熱シート1は、例えば折板屋根に用いられる。折板屋根は、工場等で用いられる金属製の長尺屋根であり、ガルバリウムなどの鋼板を用いて山高を大きく成型した折板を、固定用金具(タイトフレーム)を介して梁の上に取り付けることにより、形成される。このような遮熱シート1は、アルミニウム層3と、アルミニウム層3に接着剤層5を介して接着するガラス繊維層7とを少なくとも含む。ガラス繊維層7は、比重の重い材質であり、遮音効果をもたらす。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
一方面が外に露出する鋼板の他方面に接着される建築用の遮熱シートであって、
アルミニウム層と、
前記アルミニウム層に接着する遮音層とを含む、遮熱シート。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記遮音層は、ガラス繊維層を少なくとも有する、請求項1記載の遮熱シート。
【請求項3】
前記遮音層は、前記ガラス繊維層に接着するシート層であって気泡を有して静止空気層を形成する合成樹脂シート層をさらに含む、請求項2記載の遮熱シート。
【請求項4】
アルミニウム層と、
前記アルミニウム層に接着する遮音層とを含む、遮熱シート。
【請求項5】
前記遮音層は、ガラス繊維層を少なくとも含む、請求項4記載の遮熱シート。
【請求項6】
前記遮音層は、前記ガラス繊維層に接着するシート層であって気泡を有して静止空気層を形成する合成樹脂シート層をさらに含む、請求項5記載の遮熱シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願発明は、遮熱シート、特に、建築用にも用いられる遮熱シートに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
工場等で用いられる金属製の長尺屋根として、例えば、折板屋根がある。折板屋根は、ガルバリウムなどの鋼板を用いて山高を大きく成型した折板を、固定用金具(タイトフレーム)を介して梁の上に取り付けることにより、形成される。このような金属製の屋根を備えたものは、屋根が直射日光に直接晒されるため、直射日光を受けた屋根が高温になることにより、その熱が建物内部に伝えられて内部温度が上昇し易い。
【0003】
そこで、折板屋根において直射日光への対策を施したものとして、折板の裏面に遮熱板である裏張材を貼り付けた一重折板構造などが用いられている。なお、現場での取り付けの施工前に、ガルバリウム鋼板(登録商標)と裏張材(遮熱板)とは接着され、折り曲げ成形されて、現場に搬送されるのが、通常とされている。一般的に、従来の建築用の折板屋根に用いられる遮熱板は、硬質ウレタンフォーム層(ポリフォーム層)で成形されて接着されたものとなっており、厚さが約5mm前後のものとなっている。遮熱板は厚みがあり、硬質ウレタンフォーム層(ポリフォーム層)がネジ止めには適さないこともあり、ガルバリウム鋼板(登録商標)の裏面を全て覆うようには接着されない。
【0004】
また、図3に示すように建築用以外でも存在する薄い遮熱シート51も存在するが(特許文献1参照)、この遮熱シート51は、アルミニウム層53と炭化ポリアクリロニトリル繊維を用いた不織布層57が接着剤層55で接着されたものとなっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-154700号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来の遮熱板及び遮熱シートは、遮熱効果を狙ったものであり、遮音まで考慮されたものではなかった。そのため、雨音などの音鳴りを軽減できていなかった。
【0007】
ゆえに、本発明は、遮熱効果に加えて遮音効果も考慮した遮熱シートを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1の観点は、一方面が外に露出する鋼板の他方面に接着される建築用の遮熱シートであって、アルミニウム層と、前記アルミニウム層に接着する遮音層とを含むものである。
【0009】
本発明の第2の観点では、第1の観点において、前記遮音層は、ガラス繊維層を少なくとも含む、遮熱シートである。
【0010】
本発明の第3の観点では、第2の観点において、前記遮音層は、前記ガラス繊維層に接着するシート層であって気泡を有して静止空気層を形成する合成樹脂シート層をさらに含むものである。
(【0011】以降は省略されています)

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