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公開番号2024053143
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-15
出願番号2022159202
出願日2022-10-03
発明の名称天井扇風機
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類F04D 29/64 20060101AFI20240408BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】羽根の回転による振動を抑制可能な天井扇風機を提供する。
【解決手段】天井90に係止可能な支柱部2と、支柱部2に設けられた羽根用モータ3と、羽根用モータ3により回転することで送風する羽根4と、羽根用モータ3とは独立して支柱部2に設けられた振動抑制モータ8と、振動抑制モータ8により回転することで羽根4の回転により発生する支柱部2の振動を抑制する振動抑制部材9と、羽根用モータ3の回転に基づいて、振動抑制モータ8の回転を制御する制御部と、を備える。これにより、上記課題を解決するものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
天井に係止可能な支柱部と、
前記支柱部に設けられた羽根用モータと、
前記羽根用モータにより回転することで送風する羽根と、
前記羽根用モータとは独立して前記支柱部に設けられた振動抑制モータと、
前記振動抑制モータにより回転することで前記羽根の回転により発生する前記支柱部の振動を抑制する振動抑制部材と、
前記羽根用モータの回転に基づいて、前記振動抑制モータの回転を制御する制御部と、を備える天井扇風機。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記羽根用モータの回転方向とは逆方向に前記振動抑制モータを回転させる請求項1記載の天井扇風機。
【請求項3】
前記支柱部に設けられた加速度センサと、
前記加速度センサの出力に基づいて、前記振動の大きさを判断する判断部と、を備え、
前記制御部は、
前記羽根用モータの回転中における前記判断部により判断される前記振動の大きさに基づいて、前記振動抑制モータの回転数を制御する請求項2記載の天井扇風機。
【請求項4】
前記制御部は、
前記判断部により判断される前記振動の大きさが大きいほど、前記振動抑制モータの回転数を大きくする請求項3記載の天井扇風機。
【請求項5】
前記振動抑制部材の位置を検出する振動抑制部材位置検出部と、
前記支柱部に設けられた加速度センサと、を備え、
前記振動抑制部材は、
当該振動抑制部材の重心が前記振動抑制モータの回転軸上に位置しない非対称構造を有し、
前記制御部は、
前記振動抑制部材位置検出部により検出される振動抑制部材の位置と前記加速度センサの出力とに基づいて、前記支柱部の重心の方向と前記振動抑制部材の重心の方向との関係を推定する重心方向推定部を備え、
前記重心方向推定部の推定に基づいて、前記支柱部の重心が前記振動抑制モータの回転軸上に最も近づくように、前記非対称構造の振動抑制部材を前記振動抑制モータの回転により位置させ、
前記振動抑制モータを前記羽根用モータと同じ回転方向および同じ回転数で回転させる請求項1に記載の天井扇風機。
【請求項6】
前記重心方向推定部は、
前記振動抑制モータと前記羽根用モータとを同じ回転方向および同じ回転数で回転させた状態において、前記振動抑制部材の複数の回転位置それぞれにおける前記加速度センサの出力を取得し、前記取得した前記加速度センサの出力と前記振動抑制部材の位置に基づいて前記支柱部の重心の方向と前記振動抑制部材の重心の方向との関係を推定する請求項5記載の天井扇風機。
【請求項7】
前記支柱部の重心の方向と前記振動抑制部材の重心の方向との関係は、
前記加速度センサの出力が最大のタイミングにおける前記支柱部の重心の方向と前記振動抑制部材の重心の方向との角度関係である請求項6に記載の天井扇風機。
【請求項8】
前記振動抑制部材は、
送風機能を有さない請求項1から7のいずれかに記載の天井扇風機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、天井扇風機に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
天井に取り付けられる天井扇風機が知られている。例えば、特許文献1には、羽根を回転させるためのモータを搭載した天井扇が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-109580号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の天井扇風機は、構成する部品の寸法公差や組立公差により重心が羽根の回転軸上に存在しないことが考えられる。重心が羽根の回転軸上に存在しない状態で羽根を回転させた場合、天井扇風機が振動してしまい、振動の大きさによっては使用者に天井扇風機が落下するかもしれないといった不安を与えてしまう可能性がある。
【0005】
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、羽根の回転による振動を抑制可能な天井扇風機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そして、この目的を達成するために、本発明に係る天井扇風機は、天井に係止可能な支柱部と、支柱部に設けられた羽根用モータと、羽根用モータにより回転することで送風する羽根と、羽根用モータとは独立して支柱部に設けられた振動抑制モータと、振動抑制モータにより回転することで羽根の回転により発生する支柱部の振動を抑制する振動抑制部材と、羽根用モータの回転に基づいて、振動抑制モータの回転を制御する制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、羽根の回転による振動を抑制可能な天井扇風機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係る天井扇風機の側面図である。
実施の形態1に係る天井扇風機の概略機能ブロック図である。
実施の形態1に係る支柱部の位置の軌跡を示す図である。
実施の形態1に係る加速度センサの出力を示す図である。
実施の形態1に係る制御手順を示すフローチャートである。
実施の形態1に係る振動抑制制御前後における支柱部の位置の軌跡を示す図である。
実施の形態2に係る天井扇風機の側面図である。
実施の形態2に係る天井扇風機の概略機能ブロック図である。
実施の形態2に係る制御手順を示すフローチャートである。
実施の形態2に係る支柱部の位置の軌跡を示す図である。
実施の形態2に係る加速度センサの出力および天井扇風機の状態遷移を示す図である。
実施の形態2に係る振動抑制制御前後における支柱部の位置の軌跡を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。ただし、以下に示す実施の形態は、本発明の技術思想を具体化するために例示するものであって、本発明は以下のものに特定しない。特に実施の形態に記載されている材質、形状、構成要素、構成要素の配置及び相対的配置等は一例であって、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではない。各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明および重要ではない部材の表示は省略又は簡略化する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。
【0010】
以下、実施の形態では天井扇風機を天井扇と記載する。
(【0011】以降は省略されています)

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