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公開番号2024058159
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165331
出願日2022-10-14
発明の名称モータ
出願人ミネベアミツミ株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類F04D 29/047 20060101AFI20240418BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】液体の循環効率を向上する。
【解決手段】モータは、シャフトと、前記シャフトに回転可能に支持される筒と、前記筒に固定されたインペラと、前記インペラに固定されたロータと、前記ロータを囲むステータと、前記シャフトと前記筒との間の空間と、前記ロータと前記ステータとの間の空間と、を備える。前記空間は、液体が入る空間であり、前記筒の内面又は前記シャフトの外面のうち少なくともいずれかには、複数の第1の溝が形成されており、前記ステータの内面又はロータの外面のうち少なくともいずれかには、複数の第2の溝が形成されている。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
シャフトと、
前記シャフトに回転可能に支持される筒と、
前記筒に固定されたインペラと、
前記インペラに固定されたロータと、
前記ロータを囲むステータと、
前記シャフトと前記筒との間の空間と、前記ロータと前記ステータとの間の空間と、
を備え、
前記空間は、液体が入る空間であり、
前記筒の内面又は前記シャフトの外面のうち少なくともいずれかには、複数の第1の溝が形成されており、
前記ステータの内面又はロータの外面のうち少なくともいずれかには、複数の第2の溝が形成されている、
モータ。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記筒と前記シャフトとで流体軸受が形成され、
前記ロータの外面と前記ステータの内面との間に動圧溝が形成されている、
請求項1に記載のモータ。
【請求項3】
前記ステータは、ステータコアと、当該ステータコアに巻き回された複数のコイルと、当該ステータコアを覆うカバーと、を備え、
前記カバーは、前記ロータと径方向において対向する内周面を備え、前記内周面に前記複数の第2の溝が形成されている、
請求項1に記載のモータ。
【請求項4】
前記筒の端面には、複数の溝が形成されている、請求項1に記載のモータ。
【請求項5】
前記第1の溝と前記第2の溝とは、周方向において、それぞれ異なる方向に屈曲する、請求項1に記載のモータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、モータに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
インペラを用いて液体を循環させるウォーターポンプ等に用いられるモータにおいて、循環する液体による動圧効果を得るために、軸受に動圧溝を形成する技術が知られている。例えば、滑り軸受の端面や内径面に潤滑溝を設ける技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-52709号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
動圧溝を備えた軸受を用いたウォーターポンプにおいては、軸受の内径面に形成された溝を介して、液体がインペラから離れる方向に流れることがある。この場合、液体の循環が阻害される場合がある。
【0005】
一つの側面では、液体の循環効率を向上できるモータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一つの態様において、モータは、シャフトと、前記シャフトに回転可能に支持される筒と、前記筒に固定されたインペラと、前記インペラに固定されたロータと、前記ロータを囲むステータと、前記シャフトと前記筒との間の空間と、前記ロータと前記ステータとの間の空間と、を備える。前記空間は、液体が入る空間である。前記筒の内面又は前記シャフトの外面のうち少なくともいずれかには、複数の第1の溝が形成されており、前記ステータの内面又はロータの外面のうち少なくともいずれかには、複数の第2の溝が形成されている。
【0007】
一つの態様によれば、液体の循環効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態におけるウォーターポンプの一例を示す斜視図である。
図2は、実施形態におけるウォーターポンプの一例を示す上面図である。
図3は、実施形態におけるウォーターポンプの一例を示す分解斜視図である。
図4は、実施形態におけるウォーターポンプの一例を示す断面斜視図である。
図5は、実施形態におけるカバーの一例を示す斜視図である。
図6は、実施形態における軸受の一例を示す斜視図である。
図7は、実施形態におけるウォーターポンプの一例を示す別の断面図である。
図8は、実施形態における液体の流れの一例を示す拡大断面図である。
図9は、第1の変形例における軸受の側断面及び端面の一例を示す図である。
図10は、第2の変形例における軸受及びシャフトの一例を示す斜視図である。
図11は、第3の変形例における軸受及びシャフトの一例を示す斜視図である。
図12は、第4の変形例におけるロータの一例を示す斜視図である。
図13は、第5の変形例におけるカバーの一例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本願の開示するモータの実施形態の一例であるウォーターポンプを図面に基づいて詳細に説明する。なお、図面における各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。各図面において、説明を分かりやすくするために、後に説明する吸入口11が延在する方向をY軸正方向、排出口12が延在する方向をX軸正方向とする座標系を図示する場合がある。
【0010】
[実施形態]
まず、本実施形態におけるウォーターポンプ1について、図1乃至図3を用いて説明する。図1は、実施形態におけるウォーターポンプの一例を示す斜視図である。図2は、実施形態におけるウォーターポンプの一例を示す上面図である。図3は、ウォーターポンプの一例を示す分解斜視図である。図1乃至図3に示すように、本実施形態におけるウォーターポンプ1は、ケース10と、インペラ20と、ロータマグネット30と、シャフト40と、軸受5a及び5bと、Oリング16と、ステータ90とを備える。ステータ90は、ステータコア70と、コイル80と、カバー60とを備える。なお、以下において、軸受5a及び5bを区別せずに表現する場合に、単に軸受50と表現する場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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