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公開番号2024066970
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-16
出願番号2023073763
出願日2023-04-27
発明の名称空気圧縮機
出願人已久工業股ふん有限公司
代理人個人
主分類F04B 39/10 20060101AFI20240509BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】安定して動作することができ、良好な性能を有する空気圧縮機を提供する。
【解決手段】空気圧縮機は、シリンダと、シリンダ内側カバーと、第1及び第2のバルブ群と、シリンダ外側カバーと、を含む。シリンダの空気出口端部は、底壁と、環状側壁と、仕切構造と、を含む。仕切構造は、環状側壁を第1のキャビティと第2のキャビティに分割する。底壁は、第1及び第2のキャビティとそれぞれ連通する第1及び第2の空気出口を含む。第1及び第2のバルブ群は、第1及び第2の空気出口がそれぞれ第1及び第2のキャビティと連通するように、第1及び第2の空気出口を封止するか、又は底壁から離れるように移動して、底壁に対して移動可能に当接する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
ハウジングを含むシリンダであって、前記ハウジングは空気出口端部を含み、前記空気出口端部は、底壁、前記底壁から突出する環状側壁、及び仕切構造を含み、前記仕切構造は環状側壁を第1のキャビティと第2のキャビティに分割し、前記底壁は、前記第1のキャビティと連通する第1の空気出口と、前記第2のキャビティと連通する第2の空気出口とを備える前記シリンダと、
前記空気出口端部を覆い、前記第1のキャビティと連通する少なくとも1つの第1の貫通孔と、前記第2のキャビティと連通する少なくとも1つの第2の貫通孔とを備えるシリンダ内側カバーと、
前記シリンダ内側カバー上に配置され、前記第1のキャビティ内に配置される第1のバルブ群であって、前記第1の空気出口が前記第1のキャビティと連通するように、底壁に移動可能に当接して、前記第1の空気出口を封止するか、又は前記底壁から離れるように移動する前記第1のバルブ群と、
前記シリンダ内側カバー上に配置され、前記第2のキャビティ内に配置される第2のバルブ群であって、前記第2の空気出口が前記第2のキャビティと連通するように、底壁に移動可能に当接して、前記第2の空気出口を封止するか、又は前記底壁から離れるように移動する第2のバルブ群と、
前記シリンダ内側カバー及び前記空気出口端部を覆い、前記ハウジングに固定されたシリンダ外側カバーであって、前記シリンダ外側カバーと前記シリンダ内側カバーとの間に蓄圧室が形成され、前記シリンダ内側カバーの少なくとも1つの第1の貫通孔及び少なくとも1つの第2の貫通孔は、前記蓄圧室と連通し、前記蓄圧室と連通する少なくとも1つのマニホールドを備える前記シリンダ外側カバーと、
を備える空気圧縮機。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記シリンダ内側カバーは、カバー本体と、前記カバー本体から突出する第1の位置決めロッドと第2の位置決めロッドとを備え、前記第1のバルブ群は、第1の弾性部材と第1のバルブ部材とを備え、前記第1のバルブ部材は、第1のバルブシート及び第1の突出ロッドを含み、前記第1の弾性部材は、前記第1の突出ロッド及び前記第1の位置決めロッド上に装着され、前記カバー本体と前記第1のバルブシートとの間に配置され、前記第2のバルブ群は、第2の弾性部材及び第2のバルブ部材を含み、前記第2のバルブ部材は、第2のバルブシート及び第2の突出ロッドとを含み、前記第2の弾性部材は、前記第2の突出ロッド及び前記第2の位置決めロッド上に装着され、前記カバー本体と前記第2のバルブシートとの間に配置される、
請求項1に記載の空気圧縮機。
【請求項3】
前記第1のバルブシートのサイズは、前記第2のバルブシートのサイズ以上であり、前記第1の空気出口のサイズは、前記第2の空気出口のサイズ以上である、
請求項2に記載の空気圧縮機。
【請求項4】
前記第1のバルブシート及び前記第2のバルブシートが前記底壁に当接したとき、前記第1の突出ロッドと前記第1の位置決めロッドとの間の距離は、前記第2の突出ロッドと前記第2の位置決めロッドとの間の距離以上である、
請求項2に記載の空気圧縮機。
【請求項5】
前記第1の弾性部材の弾性係数は、前記第2の弾性部材の弾性係数以下である、
請求項2に記載の空気圧縮機。
【請求項6】
前記少なくとも1つの第2の貫通孔の面積の合計は、前記第2の空気出口の面積よりも大きい、
請求項1に記載の空気圧縮機。
【請求項7】
前記環状側壁及び前記仕切構造が、前記シリンダ内側カバーに当接する、
請求項1に記載の空気圧縮機。
【請求項8】
前記シリンダ外側カバーは、上部と、前記上部に接続される上部環状部と、前記上部から離れた下部環状部と、前記上部環状部と前記下部環状部とに接続された曲げる部と、を備え、前記少なくとも1つのマニホールドは、前記上部環状部又は前記上部に形成され、前記蓄圧室は前記上部と前記上部環状部と前記シリンダ内側カバーとの間に形成され、前記環状側壁は前記下部環状部に位置し、前記シリンダ内側カバーは前記曲げる部に当接する、
請求項1に記載の空気圧縮機。
【請求項9】
前記ハウジングは、第1の係合部を備え、前記シリンダ外側カバーは、前記第1の係合部に対応する第2の係合部を備え、前記シリンダ外側カバーは、前記第1係合部が前記第2係合部に固定されるように、前記空気出口端部の軸線に沿って前記空気出口端部にに対して回転するか、又は空気出口端部に圧入される、
請求項1に記載の空気圧縮機。
【請求項10】
複数の機能アセンブリをさらに備え、前記少なくとも1つのマニホールドは、複数のマニホールドを備え、前記複数のマニホールドは、前記複数の機能アセンブリにそれぞれ接続され、前記複数の機能アセンブリは、空気パイプ、圧力計、圧力リリーフバルブ、及びセーフティバルブのうちの少なくとも2つを備える、
請求項1に記載の空気圧縮機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、空気圧縮機に関し、特に安定した良好な性能を有する空気圧縮機に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
今日、空気圧縮機は普遍的な製品であり、空気圧縮機をより安定して動作させ、優れた性能を発揮させる方法が当業者によってさらに探求されなければならない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、安定して動作することができ、良好な性能を有する空気圧縮機を提供する。
【発明の概要】
発明を解決するための手段
【0004】
本発明の空気圧縮機は、シリンダと、シリンダ内側カバーと、第1のバルブ群と、第2のバルブ群と、シリンダ外側カバーと、を含む。シリンダは、ハウジングを含む。ハウジングは、空気出口端部を含む。空気出口端部は、底壁と、底壁から突出する環状側壁と、仕切構造とを含む。仕切構造は、環状側壁を第1のキャビティと第2のキャビティに分割する。底壁は、第1のキャビティと連通する第1の空気出口と、第2のキャビティと連通する第2の空気出口とを含む。シリンダ内側カバーは、空気出口端部を覆い、第1のキャビティに連通する少なくとも1つの第1の貫通孔と、第2のキャビティに連通する少なくとも1つの第2の貫通孔とを含む。第1のバルブ群は、シリンダ内側カバーに配置され、第1のキャビティ内に配置される。第1のバルブ群は、第1の空気出口が第1のキャビティと連通するように、底壁に移動可能に当接して第1の空気出口を封止するか、又は底壁から離れるように移動する。第2のバルブ群は、シリンダ内側カバーに配置され、第2のキャビティ内に配置される。第2のバルブ群は、第2の空気出口が第2のキャビティと連通するように、底壁に移動可能に当接して、第2の空気出口を封止するか、又は底壁から離れるように移動する。シリンダ外側カバーは、シリンダ内側カバー及び空気出口端部を覆い、ハウジングに固定される。シリンダ外側カバーとシリンダ内側カバーとの間に蓄圧室が形成され、シリンダ内側カバーの少なくとも1つの第1の貫通孔及び少なくとも1つの第2の貫通孔が蓄圧室に連通する。シリンダ外側カバーは、蓄圧室に連通する少なくとも1つのマニホールドを含む。
【0005】
本発明の一実施形態において、シリンダ内側カバーは、カバー本体と、第1の位置決めロッドと、カバー本体から突出する第2の位置決めロッドと、を含む。第1のバルブ群は、第1の弾性部材と第1のバルブ部材とを含む。第1のバルブ部材は、第1のバルブシートと第1の突出ロッドとを含む。第1の弾性部材は、第1の突出ロッド及び第1の位置決めロッドに装着され、カバー本体と第1のバルブシートとの間に配置される。第2バルブ群は、第2の弾性部材と第2のバルブ部材とを含む。第2のバルブ部材は、第2のバルブシート及び第2の突出ロッドを含む。第2の弾性部材は、第2の突出ロッド及び第2の位置決めロッドに装着され、カバー本体と第2のバルブシートとの間に配置される。
【0006】
本発明の一実施形態において、第1のバルブシートのサイズは、第2のバルブシートのサイズ以上であり、第1の空気出口のサイズは、第2の空気出口のサイズ以上である。
【0007】
本発明の一実施形態において、第1のバルブシート及び第2のバルブシートが底壁に当接するとき、第1の突出ロッドと第1の位置決めロッドとの間の距離は、第2の突出ロッドと第2の位置決めロッドとの間の距離以上である。
【0008】
本発明の一実施形態において、第1の弾性部材の弾性係数は、第2の弾性部材の弾性係数以下である。
【0009】
本発明の一実施形態において、少なくとも1つの第2の貫通孔の面積の合計は、第2の空気出口の面積よりも大きい。
【0010】
本発明の一実施形態において、環状側壁及び仕切構造は、シリンダ内側カバーに当接する。
(【0011】以降は省略されています)

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