TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024064612
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-14
出願番号2022173338
出願日2022-10-28
発明の名称燃焼システム
出願人株式会社IHI
代理人弁理士法人青海国際特許事務所
主分類F23N 5/24 20060101AFI20240507BHJP(燃焼装置;燃焼方法)
要約【課題】燃焼異常を防止すること。
【解決手段】燃焼システム100は、アンモニア供給源1と、アンモニア供給源1に接続され、アンモニアを水素および窒素へと分解するクラッキング装置3と、アンモニア供給源1およびクラッキング装置3に接続され、アンモニア供給源1からのアンモニアと、クラッキング装置3からの水素を含むガスと、を燃焼する燃焼器42と、燃焼器42における燃焼異常を検出するセンサSeと、センサSeに通信可能に接続され、センサSeの検出結果に基づいてクラッキング装置3から燃焼器42へのガスの量を調整する制御装置90と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
アンモニア供給源と、
前記アンモニア供給源に接続され、アンモニアを水素および窒素へと分解するクラッキング装置と、
前記アンモニア供給源および前記クラッキング装置に接続され、前記アンモニア供給源からのアンモニアと、前記クラッキング装置からの水素を含むガスと、を燃焼する燃焼器と、
前記燃焼器における燃焼異常を検出するセンサと、
前記センサに通信可能に接続され、前記センサの検出結果に基づいて前記クラッキング装置から前記燃焼器への前記ガスの量を調整する制御装置と、
を備える、燃焼システム。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記センサは、前記燃焼器に設けられ、燃焼振動を検出する第1センサを含む、請求項1に記載の燃焼システム。
【請求項3】
前記センサは、前記燃焼器に設けられ、火炎の移動を検出する第2センサを含む、請求項1または2に記載の燃焼システム。
【請求項4】
前記センサは、前記燃焼器よりも下流の位置において、排気ガス中のNOxを検出する第3センサを含む、請求項1または2に記載の燃焼システム。
【請求項5】
前記センサは、前記燃焼器よりも下流の位置において、排気ガス中のNOxを検出する第3センサを含む、請求項3に記載の燃焼システム。
【請求項6】
前記センサは、前記燃焼器よりも下流の位置において、排気ガス中のアンモニアを検出する第4センサを含む、請求項1または2に記載の燃焼システム。
【請求項7】
前記センサは、前記燃焼器よりも下流の位置において、排気ガス中のアンモニアを検出する第4センサを含む、請求項3に記載の燃焼システム。
【請求項8】
前記センサは、前記燃焼器よりも下流の位置において、排気ガス中のアンモニアを検出する第4センサを含む、請求項4に記載の燃焼システム。
【請求項9】
前記センサは、前記燃焼器よりも下流の位置において、排気ガス中のアンモニアを検出する第4センサを含む、請求項5に記載の燃焼システム。
【請求項10】
前記燃焼器は、複数のバーナを含み、
前記制御装置は、前記センサの前記検出結果に基づいて前記複数のバーナの動作を制御する、請求項1または2に記載の燃焼システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、燃焼システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
アンモニアは、CO

を放出しない燃料として知られている。例えば、特許文献1は、アンモニアを燃料として使用するガスタービンシステムを開示する。このシステムは、アンモニアのタンクと、第一の燃焼チャンバと、を備える。タンク内のアンモニアは、第一の質量流量分離器を通り、一部が第一の燃焼チャンバに直接的に送られ、残りが第一のクラッキングチャンバに送られる。第一のクラッキングチャンバでは、アンモニアが、窒素、水素およびその他の成分を含有する水素リッチガス混合物へと分解される。アンモニアおよび水素リッチガス混合物は、第一の燃焼チャンバ内に噴射され、燃焼される。第一の燃焼チャンバからの排ガスは、高水準のNOxを含む。また、このシステムは、第二の燃焼チャンバを備える。第一の燃焼チャンバからの排ガスは、第二の燃焼チャンバに誘導される。タンク内のアンモニアは、第二の質量流量分離器を通り、一部が第二の燃焼チャンバに直接的に送られ、残りが第二のクラッキングチャンバに送られる。第二のクラッキングチャンバでは、アンモニアが、窒素、水素およびその他の成分を含有する水素リッチガス混合物へと分解される。アンモニアおよび水素リッチガス混合物は、第二の燃焼チャンバ内に噴射され、燃焼される。第二の燃焼チャンバでは、燃料は1.0~1.2の高い当量比で燃焼される。これによって、第一の燃焼チャンバからの排ガスからNOxが除去される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2018-535355号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
アンモニアを使用する燃焼システムでは、排気ガス中のNOxの増加、排気ガス中のアンモニアの増加、逆火または燃焼振動等の燃焼異常が生じ得る。このような燃焼異常は防止されるべきである。
【0005】
本開示は、燃焼異常を防止することができる、アンモニアを燃料として使用する燃焼システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る燃焼システムは、アンモニア供給源と、アンモニア供給源に接続され、アンモニアを水素および窒素へと分解するクラッキング装置と、アンモニア供給源およびクラッキング装置に接続され、アンモニア供給源からのアンモニアと、クラッキング装置からの水素を含むガスと、を燃焼する燃焼器と、燃焼器における燃焼異常を検出するセンサと、センサに通信可能に接続され、センサの検出結果に基づいてクラッキング装置から燃焼器へのガスの量を調整する制御装置と、を備える。
【0007】
センサは、燃焼器に設けられ、燃焼振動を検出する第1センサを含んでもよい。
【0008】
センサは、燃焼器に設けられ、火炎の移動を検出する第2センサを含んでもよい。
【0009】
センサは、燃焼器よりも下流の位置において、排気ガス中のNOxを検出する第3センサを含んでもよい。
【0010】
センサは、燃焼器よりも下流の位置において、排気ガス中のアンモニアを検出する第4センサを含んでもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社IHIインフラ建設
研修施設
今日
株式会社IHI
ロボット
7日前
株式会社IHI
ロボット
7日前
株式会社IHI
燃焼システム
1か月前
株式会社IHI
X線検査装置
1か月前
株式会社IHIエアロスペース
飛翔体発射機
1か月前
株式会社IHI
動体検知装置
29日前
株式会社IHI検査計測
表面処理装置
16日前
株式会社IHI建材工業
ネジ締結方法
1日前
株式会社IHIエアロスペース
レーザ点火装置
13日前
株式会社IHIアグリテック
農業用トレーラ
1か月前
株式会社IHIアグリテック
農業用トレーラ
1か月前
株式会社IHI
ワーク支持システム
6日前
株式会社IHI
ガスタービンシステム
1か月前
株式会社IHI建材工業
セメント組成物及びその製造方法
1日前
株式会社IHIエアロスペース
圧電FRPセンサーとこれを用いたクラック検出システムと方法
6日前
サムテック株式会社
締結構造、ロケット、および、円筒部材の製造方法
16日前
株式会社IHI
エネルギー予測装置、エネルギー予測方法およびエネルギー予測プログラム
1日前
株式会社コロナ
燃焼機
3か月前
個人
気体処理装置
13日前
コーキ株式会社
煙突
2か月前
コーキ株式会社
煙突
7日前
コーキ株式会社
煙突
1か月前
株式会社コロナ
給湯風呂装置
6日前
三浦工業株式会社
ボイラ
1か月前
三浦工業株式会社
ボイラ
2か月前
株式会社ノーリツ
温水装置
3か月前
リンナイ株式会社
燃焼装置
1か月前
株式会社パロマ
給湯器
3か月前
株式会社トヨトミ
芯上下式石油燃焼器
3か月前
リンナイ株式会社
燃焼装置
3か月前
中外炉工業株式会社
蓄熱式燃焼設備
28日前
三浦工業株式会社
ボイラの制御装置
2か月前
リンナイ株式会社
排気口部材
29日前
SIMA E&W株式会社
予混合燃焼装置
1か月前
三浦工業株式会社
ボイラの制御装置
2か月前
続きを見る