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公開番号2024021534
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-16
出願番号2022124417
出願日2022-08-03
発明の名称吐出容器及び防水塗膜の製造方法
出願人個人
代理人個人
主分類B05C 17/005 20060101AFI20240208BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】立上がり面の表面に防水塗膜を形成するに際し作業効率を高めることができる吐出容器を提供すること。
【解決手段】本発明の吐出容器1は、立上がり面の表面、又は立上がり面に塗布された塗装下地材の表面を含む塗膜形成面へ液状防水剤を吐出するために用いるものである。具体的に、この吐出容器1は、可撓性を有し、液状防水剤を収容する収容部11と、収容部11から外方に起立連設してなり、その先端に開口部121を有する送液筒12と、を備えるものである。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
立上がり面の表面、又は前記立上がり面に塗布された塗装下地材の表面を含む塗膜形成面へ液状防水剤を吐出するために用いる吐出容器であって、
可撓性を有し、前記液状防水剤を収容する収容部と、
前記収容部から外方に起立連設してなるか、又は前記収容部の開口部を覆うように設けられた吐出キャップから外方に起立連設してなり、その先端に開口部を有する送液筒と、
を備える吐出容器。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記送液筒と、前記収容部又は前記吐出キャップとの連設部における連設口の面積は30mm

以上である
請求項1に記載の吐出容器。
【請求項3】
前記送液筒の外周面に雌螺旋部と螺合可能に構成される雄螺旋部を有する
請求項1に記載の吐出容器。
【請求項4】
立上がり面の表面又は前記立上がり面に塗布された塗装下地材の表面を含む塗膜形成面に防水塗膜を製造する方法であって、
前記塗膜形成面に、請求項1~3のいずれか1項に記載の吐出容器を用いて液状防水剤を吐出する吐出工程と、
吐出された前記液状防水剤を平滑塗工する塗工工程と、
を備える防水塗膜の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、吐出容器及び防水塗膜の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
建造物の屋上や外壁等の各種下地を防水する防水工法の例として、塗膜防水工法が挙げられる。この塗膜防水工法は、液状防水剤を塗布して下地を覆う防水塗膜を形成することによって下地の防水を行うものである。このような塗膜防水工法では、防水塗膜の防水性能及び耐久性を長期にわたって確保する必要があることから、防水塗膜の膜厚の制御が重要である。
【0003】
防水塗膜の膜厚を担保すべく、例えば特許文献1には、立上がり面としての塗膜形成面に液状防水剤と異なる色のメッシュシートを取り付け、その上からこのメッシュシートが隠蔽されるまで液状防水剤を塗布する方法が提案されている。このような方法によれば、防水塗膜について一定以上の膜厚を担保することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-108935号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、立上がり面に塗布される液状防水剤は、硬化するまでの流下を防止するために、平場面に塗布される液状防水剤に比べて高粘度のものが用いられる。従来、液状防水剤は、容器内で刷毛にしみこませたりやコテ等で移してそのまま塗布されるのが一般的である。このような方法では、液状防水剤が高粘度であるため、均一に塗り広げることが難しく、作業に時間を要し作業効率が低下することがある。
【0006】
本発明は、以上の実情に鑑みてなされたものであり、立上がり面の表面に防水塗膜を形成するに際し作業効率を高めることができる、吐出容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、立上がり面の表面に防水塗膜を形成するに際し、液状防水剤を吐出するための吐出容器として、可撓性を有し、液状防水剤を収容する収容部と、収容部から外方に起立連設してなるか、又は収容部の開口部を覆うように設けられた吐出キャップから外方に起立連設してなり、その先端に開口部を有する送液筒と、を備える吐出容器を用いて、立上がり面に吐出した後、刷毛やコテ等で塗布することにより、吐出容器を用いずに刷毛やコテ等で塗布する直接塗布した場合と比較して防水塗膜の形成の作業効率を高めることができることを見出し、本発明を完成するに至った。具体的に、本発明は以下のものを提供する。
【0008】
(1)立上がり面の表面、又は前記立上がり面に塗布された塗装下地材の表面を含む塗膜形成面へ液状防水剤を吐出するために用いる吐出容器であって、可撓性を有し、前記液状防水剤を収容する収容部と、前記収容部から外方に起立連設してなるか、又は前記収容部の開口部を覆うように設けられた吐出キャップから外方に起立連設してなり、その先端に開口部を有する送液筒と、を備える吐出容器。
【0009】
(2)前記送液筒と、前記収容部又は前記吐出キャップとの連設部における連設口の面積は30mm

以上である(1)に記載の吐出容器。
【0010】
(3)前記送液筒の外周面に雌螺旋部と螺合可能に構成される雄螺旋部を有する(1)に記載の吐出容器。
(【0011】以降は省略されています)

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