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公開番号2024005421
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-17
出願番号2022105597
出願日2022-06-30
発明の名称噴霧装置、および制御方法
出願人船井電機株式会社
代理人個人,個人
主分類B05B 17/06 20060101AFI20240110BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】電極が劣化することを抑制しつつ液体の液位を検出できる噴霧装置等を提供する。
【解決手段】噴霧装置10は、内部に液体1を保持可能な保持部20と、保持部20に保持されている液体1を霧状にして噴霧する噴霧部40と、保持部20に保持されている液体1の液位を検出する検出部50とを備え、検出部50は、保持部20の内部に設けられる第1電極51および第2電極52と、第1電極51を陽極としかつ第2電極52を陰極として第1電極51と第2電極52との間に第1電圧を印加した後、第1電極51を陰極としかつ第2電極52を陽極として第1電極51と第2電極52との間に第2電圧を印加する印加部53とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
内部に液体を保持可能な保持部と、
前記保持部に保持されている前記液体を霧状にして噴霧する噴霧部と、
前記保持部に保持されている前記液体の液位を検出する検出部とを備え、
前記検出部は、
前記保持部の前記内部に設けられる第1電極および第2電極と、
前記第1電極を陽極としかつ前記第2電極を陰極として前記第1電極と前記第2電極との間に第1電圧を印加した後、前記第1電極を陰極としかつ前記第2電極を陽極として前記第1電極と前記第2電極との間に第2電圧を印加する印加部とを有する、
噴霧装置。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記印加部は、前記第2電圧の波形が前記第1電圧の波形を反転した波形となるように、前記第2電圧を印加する、
請求項1に記載の噴霧装置。
【請求項3】
前記印加部は、前記第1電圧を印加した後に前記第2電圧を印加することを間欠的に行う、
請求項1に記載の噴霧装置。
【請求項4】
前記印加部は、前記第1電圧および前記第2電圧を連続して印加する、
請求項1に記載の噴霧装置。
【請求項5】
前記印加部は、前記第1電圧および前記第2電圧を連続して印加する時間よりも長い時間をおいて、前記第1電圧および前記第2電圧を連続して印加することを間欠的に行う、
請求項4に記載の噴霧装置。
【請求項6】
前記印加部は、前記噴霧部によって前記液体が噴霧されていないとき、前記第1電圧および前記第2電圧を印加しない、
請求項1から5のいずれか1項に記載の噴霧装置。
【請求項7】
前記噴霧部は、前記液体を振動させて霧状にする振動子と、前記振動子によって霧状にされた前記液体に対して送風する送風部とを有する、
請求項1に記載の噴霧装置。
【請求項8】
前記噴霧部を制御する制御部をさらに備え、
前記制御部は、前記振動子に連動して前記送風部を駆動させる、
請求項7に記載の噴霧装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記振動子の振動が停止しているとき、前記送風部による送風を停止する、
請求項8に記載の噴霧装置。
【請求項10】
前記制御部は、噴霧することが必要な前記液体の噴霧量をAとし、前記振動子の振動による前記液体の霧化速度をBとし、前記振動子の振動時間をCとしたとき、前記噴霧量に基づいて、A=B×Cを満たしかつ前記霧化速度がより早くなりかつ前記振動時間がより短くなるように、前記振動子を振動させる、
請求項8または9に記載の噴霧装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体を噴霧する噴霧装置等に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
液体を噴霧する噴霧装置等が知られている。噴霧装置等の一例として、特許文献1には、第1電極を正極としかつ第2電極を負極として通電した後に、第1電極を負極としかつ第2電極を正極として通電する空気清浄機が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-075667号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の空気清浄機では、第1電極と第2電極とを用いて液体の液位を検出することは想定されておらず、液体の液位を検出できないという課題がある。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決しようとするものであり、その目的は、電極が劣化することを抑制しつつ液体の液位を検出できる噴霧装置等を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る噴霧装置は、内部に液体を保持可能な保持部と、前記保持部に保持されている前記液体を霧状にして噴霧する噴霧部と、前記保持部に保持されている前記液体の液位を検出する検出部とを備え、前記検出部は、前記保持部の前記内部に設けられる第1電極および第2電極と、前記第1電極を陽極としかつ前記第2電極を陰極として前記第1電極と前記第2電極との間に第1電圧を印加した後、前記第1電極を陰極としかつ前記第2電極を陽極として前記第1電極と前記第2電極との間に第2電圧を印加する印加部とを有する。
【0007】
本態様によれば、保持部に保持されている液体の液位を検出する検出部を備えるので、液体の液位を検出できる。また、検出部は、第1電極を陽極としかつ第2電極を陰極として第1電極と第2電極との間に第1電圧を印加した後、第1電極を陰極としかつ第2電極を陽極として第1電極と第2電極との間に第2電圧を印加する印加部を有するので、電極が劣化することを抑制できる。このように、電極が劣化することを抑制しつつ液体の液位を検出できる。
【0008】
たとえば、本発明の一態様に係る噴霧装置において、前記印加部は、前記第2電圧の波形が前記第1電圧の波形を反転した波形となるように、前記第2電圧を印加してもよい。
【0009】
本態様によれば、電極が劣化することをさらに抑制しつつ液体の液位を検出できる。
【0010】
たとえば、本発明の一態様に係る噴霧装置において、前記印加部は、前記第1電圧を印加した後に前記第2電圧を印加することを間欠的に行ってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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