TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024050175
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022156855
出願日2022-09-29
発明の名称トリガー式液体噴射具
出願人株式会社吉野工業所
代理人個人,個人,個人
主分類B05B 11/00 20230101AFI20240403BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】液体を自分の身体に向けて容易に噴射させることが可能なトリガー式液体噴射具を提供することである。
【解決手段】液体Lの流路11を備えた本体部10と、本体部10を容器本体2の口部2aに装着する筒状の装着キャップ20と、流路11に連なる噴射口31を備え、本体部10に取り付けられたノズル30と、本体部10に支持され、操作部41が本体部10に対して接近、離反する方向に移動自在のトリガー40と、本体部10に設けられ、トリガー40に駆動されて作動して容器本体2の内部の液体Lを噴射口31に圧送するポンプ50と、を有するトリガー式液体噴射具1であって、操作部41が装着キャップ20の軸線Oに対して一方側に配置され、噴射口31が装着キャップ20の軸線Oに対して操作部41とは反対側に向けられていることを特徴とするトリガー式液体噴射具1。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
液体の流路を備えた本体部と、
前記本体部を容器本体の口部に装着する筒状の装着キャップと、
前記流路に連なる噴射口を備え、前記本体部に取り付けられたノズルと、
前記本体部に支持され、操作部が前記本体部に対して接近、離反する方向に移動自在のトリガーと、
前記本体部に設けられ、前記トリガーに駆動されて作動して前記容器本体の内部の液体を前記噴射口に圧送するポンプと、を有するトリガー式液体噴射具であって、
前記操作部が前記装着キャップの軸線に対して一方側に配置され、
前記噴射口が前記装着キャップの軸線に対して前記操作部とは反対側に向けられていることを特徴とするトリガー式液体噴射具。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記噴射口が、前記装着キャップの軸線に垂直な方向に対して10°~35°の範囲内で下方に向けられている、請求項1に記載のトリガー式液体噴射具。
【請求項3】
前記噴射口が、前記装着キャップの軸線に垂直な方向に対して35°の角度で下方に向けられている、請求項2に記載のトリガー式液体噴射具。
【請求項4】
前記本体部に、前記本体部が正立姿勢及び倒立姿勢の何れの場合であっても前記容器本体の内部の液体を前記流路に導入可能とする正倒立機構が設けられている、請求項1~3の何れか1項に記載のトリガー式液体噴射具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体を収納する容器本体の口部に装着して使用されるトリガー式液体噴射具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、液体を収納する容器本体の口部に装着して使用される噴射具として、液体の流路を備えた本体部と、本体部を容器本体の口部に装着する筒状の装着キャップと、流路に連なる噴射口を備え、本体部に取り付けられたノズルと、本体部に支持され、操作部が本体部に対して接近、離反する方向に移動自在のトリガーと、本体部に設けられ、トリガーに駆動されて作動して容器本体の内部の液体を噴射口に圧送するポンプと、を有するトリガー式のものが知られている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
このようなトリガー式液体噴射具によれば、装着キャップの部分を手で握り、トリガーを指で引くだけの簡単な操作で、容器本体に収納されている液体をポンプで圧送してノズルの噴射口から外部に所定量ずつ噴射させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-137749号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記従来のトリガー式液体噴射具は、トリガーの操作部が装着キャップの軸線に対して一方側(前方側)に配置されるとともにノズルの噴射口が装着キャップの軸線に対して一方側(前方側)に向けられた構成となっている。すなわち、上記従来のトリガー式液体噴射具は、自分から見て前方側に液体を噴射することを前提とする構成となっている。
【0006】
そのため、容器本体に収納する液体を例えば冷感剤などのボディーケア用の液体とし、容器本体に収納されている液体を自分の身体に向けて噴射させたい場合、従来のトリガー式液体噴射具では、ノズルの噴射口が自分の身体の方を向くように手首を曲げつつトリガーを操作する必要があり、その使用性が悪いという問題点があった。
【0007】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、液体を自分の身体に向けて容易に噴射させることが可能なトリガー式液体噴射具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のトリガー式液体噴射具は、液体の流路を備えた本体部と、前記本体部を容器本体の口部に装着する筒状の装着キャップと、前記流路に連なる噴射口を備え、前記本体部に取り付けられたノズルと、前記本体部に支持され、操作部が前記本体部に対して接近、離反する方向に移動自在のトリガーと、前記本体部に設けられ、前記トリガーに駆動されて作動して前記容器本体の内部の液体を前記噴射口に圧送するポンプと、を有するトリガー式液体噴射具であって、前記操作部が前記装着キャップの軸線に対して一方側に配置され、前記噴射口が前記装着キャップの軸線に対して前記操作部とは反対側に向けられていることを特徴とする。
【0009】
本発明のトリガー式液体噴射具は、上記構成において、前記噴射口が、前記装着キャップの軸線に垂直な方向に対して10°~35°の範囲内で下方に向けられているのが好ましい。
【0010】
本発明のトリガー式液体噴射具は、上記構成において、前記噴射口が、前記装着キャップの軸線に垂直な方向に対して35°の角度で下方に向けられているのが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

ベック株式会社
被膜形成方法
1か月前
ベック株式会社
被膜形成方法
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
株式会社新免鉄工所
表面処理方法
1か月前
東レエンジニアリング株式会社
塗布装置
27日前
東レエンジニアリング株式会社
塗布装置
27日前
有限会社加藤軽合金
マーキング装置
1か月前
御崎コンベヤー株式会社
液体塗布装置
18日前
株式会社オンテックス
木目調塗装用器具
1か月前
株式会社三和技巧
塗装装置
20日前
株式会社オンテックス
木目調塗装用刷毛
21日前
大陽日酸株式会社
低温液化ガス用ノズル
2か月前
トヨタ紡織株式会社
ミスト発生装置
1か月前
有限会社ガリュー
噴射ノズル
1か月前
三和合板株式会社
化粧板の製造装置
6日前
TOPPANホールディングス株式会社
スリットコータ
4日前
住鉱潤滑剤株式会社
塗装用治具および塗装装置
25日前
積水ポリマテック株式会社
マスク方法及びマスク部材
25日前
株式会社SCREENホールディングス
塗布装置
2か月前
株式会社吉野工業所
トリガー式液体噴射具
26日前
大王製紙株式会社
液体付与装置
2か月前
株式会社ディスコ
超音波ノズル
1か月前
日立Astemo株式会社
有底部材の塗装方法、緩衝装置
25日前
株式会社吉野工業所
正倒立両用アダプタ
1か月前
株式会社SCREENホールディングス
基板処理装置
1か月前
富士フイルム株式会社
膜の製造方法
25日前
トヨタ車体株式会社
塗装処理装置
1か月前
ハンファ精密機械株式会社
ディスペンサ
18日前
ハンファ精密機械株式会社
ディスペンサ
18日前
NTN株式会社
塗布方法および塗布装置
6日前
株式会社大気社
塗装装置およびフィルタモジュール
2か月前
富士フイルム株式会社
塗工膜の製造方法
25日前
王子ホールディングス株式会社
塗工設備
21日前
ベック株式会社
化粧方法
1か月前
アネスト岩田株式会社
静電噴霧装置
25日前
キヤノン株式会社
ノズルプレートの製造方法
6日前
続きを見る