TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024004833
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-17
出願番号2022104692
出願日2022-06-29
発明の名称塗布装置
出願人ニデック株式会社
代理人個人
主分類B05C 5/00 20060101AFI20240110BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】吐出部の先端の位置の変化に依存することなく、塗布位置を高精度かつ容易に把握することが可能な塗布装置を提供する。
【解決手段】塗布装置1は、収容部材21と、吐出部22と、計測部5と、算出部41とを有する。前記収容部材には、塗布剤が収容される。前記吐出部は、前記収容部材から供給された前記塗布剤を先端から吐出する。前記計測部は、前記吐出部の位置を計測して計測結果を示す位置情報を出力する。前記算出部は、前記位置情報に基づいて前記塗布剤を塗布するための塗布位置を算出する。前記位置情報は、前記先端の位置を示す先端位置情報を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
対象物に塗布剤を塗布する塗布装置であって、
前記塗布剤が収容された収容部材と、
前記収容部材から供給された前記塗布剤を先端から吐出する吐出部と、
前記吐出部の位置を計測して計測結果を示す位置情報を出力する計測部と、
前記位置情報に基づいて前記塗布剤を塗布するための塗布位置を算出する算出部と
を有し、
前記位置情報は、前記先端の位置を示す先端位置情報を含む、塗布装置。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記吐出部の延びる方向に直交する回転軸線を中心に前記吐出部を回転させる回転部を更に備え、
前記回転軸線は、前記計測部の計測範囲内に位置する、請求項1に記載の塗布装置。
【請求項3】
前記計測部は、
前記先端を撮像する撮像部と、
前記撮像部の撮像結果を示す画像に対して画像処理を実行し、前記画像処理に基づき前記位置情報を生成する画像処理部と
を有する、請求項2に記載の塗布装置。
【請求項4】
前記回転軸線が前記撮像部の光軸に重なる、請求項3に記載の塗布装置。
【請求項5】
前記撮像部は、前記撮像部と前記吐出部との間の遮蔽物に設けられた貫通孔を通して前記先端を撮像する、請求項4に記載の塗布装置。
【請求項6】
前記位置情報は、前記対象物に対する前記吐出部の傾斜角度を示す角度情報を更に含む、請求項1に記載の塗布装置。
【請求項7】
前記対象物が配置される配置部と、
前記対象物に対して前記吐出部を移動させる第1移動部と、
前記第1移動部を制御し、前記塗布位置と前記先端との相対的な位置を変える制御部とを更に有する、請求項1に記載の塗布装置。
【請求項8】
前記対象物が配置される配置部と、
前記吐出部に対して前記配置部を移動させる第2移動部と、
前記第2移動部を制御し、前記塗布位置と前記先端との相対的な位置を変える制御部と
を更に有する、請求項1に記載の塗布装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、塗布装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来の液体材料吐出装置は、液体材料を吐出するニードル先端を撮像する下カメラと、液体材料の塗布対象物を撮像する上カメラとを備える(例えば、特許文献1)。液体材料吐出装置では、上カメラ及び下カメラが治具を撮像することで、上カメラ及び下カメラのずれ量を補正している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-188737号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的に、液体材料吐出装置におけるニードル先端の位置は、例えば、ニードルの交換によって変化する。特許文献1の液体材料吐出装置は、ニードル先端の位置の変化を検出できず、所望の吐出位置に液体材料を精密に吐出できない可能性がある。
【0005】
本開示は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、吐出部の先端の位置の変化に依存することなく、塗布位置を高精度かつ容易に把握することが可能な塗布装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の例示的な塗布装置は、対象物に塗布剤を塗布する。本開示の例示的な塗布装置は、収容部材と、吐出部と、計測部と、算出部とを有する。前記収容部材には、前記塗布剤が収容される。前記吐出部は、前記収容部材から供給された前記塗布剤を先端から吐出する。前記計測部は、前記吐出部の位置を計測して計測結果を示す位置情報を出力する。前記算出部は、前記位置情報に基づいて前記塗布剤を塗布するための塗布位置を算出する。前記位置情報は、前記先端の位置を示す先端位置情報を含む。
【発明の効果】
【0007】
例示的な本開示によれば、吐出部の先端の位置の変化に依存することなく、塗布位置を高精度かつ容易に把握することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、例示的な実施形態1の塗布装置の概要を示す図である。
図2は、撮像部によって生成された計測画像を示す図である。
図3は、塗布ユニットの模式図である。
図4は、例示的な実施形態2の塗布装置を示す図である。
図5は、回転機構による塗布ユニットの回転を示す図である。
図6は、例示的な実施形態3の塗布装置を示す図である。
図7は、例示的な実施形態4の塗布装置を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の例示的な実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【0010】
[実施形態1]
図1を参照して、例示的な実施形態1の塗布装置1を説明する。図1は、例示的な実施形態1の塗布装置1の概要を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

ニデック株式会社
振動モータ及びそれを備える触覚デバイス
2日前
ニデック株式会社
気体動圧軸受、モータおよび送風装置
10日前
ベック株式会社
被膜形成方法
1か月前
ベック株式会社
被膜形成方法
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
株式会社新免鉄工所
表面処理方法
1か月前
東レエンジニアリング株式会社
塗布装置
24日前
東レエンジニアリング株式会社
塗布装置
24日前
有限会社加藤軽合金
マーキング装置
1か月前
御崎コンベヤー株式会社
液体塗布装置
15日前
株式会社オンテックス
木目調塗装用器具
1か月前
株式会社三和技巧
塗装装置
17日前
株式会社オンテックス
木目調塗装用刷毛
18日前
大陽日酸株式会社
低温液化ガス用ノズル
1か月前
トヨタ紡織株式会社
ミスト発生装置
1か月前
有限会社ガリュー
噴射ノズル
1か月前
三和合板株式会社
化粧板の製造装置
3日前
TOPPANホールディングス株式会社
スリットコータ
1日前
住鉱潤滑剤株式会社
塗装用治具および塗装装置
22日前
積水ポリマテック株式会社
マスク方法及びマスク部材
22日前
株式会社SCREENホールディングス
塗布装置
1か月前
株式会社吉野工業所
トリガー式液体噴射具
23日前
大王製紙株式会社
液体付与装置
1か月前
株式会社ディスコ
超音波ノズル
1か月前
日立Astemo株式会社
有底部材の塗装方法、緩衝装置
22日前
株式会社吉野工業所
正倒立両用アダプタ
1か月前
株式会社SCREENホールディングス
基板処理装置
1か月前
富士フイルム株式会社
膜の製造方法
22日前
トヨタ車体株式会社
塗装処理装置
1か月前
ハンファ精密機械株式会社
ディスペンサ
15日前
ハンファ精密機械株式会社
ディスペンサ
15日前
NTN株式会社
塗布方法および塗布装置
3日前
株式会社大気社
塗装装置およびフィルタモジュール
2か月前
富士フイルム株式会社
塗工膜の製造方法
22日前
王子ホールディングス株式会社
塗工設備
18日前
ベック株式会社
化粧方法
1か月前
続きを見る