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公開番号2024013212
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-31
出願番号2023113444
出願日2023-07-11
発明の名称コーティング方法
出願人株式会社エフコンサルタント
代理人
主分類B05D 1/28 20060101AFI20240124BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】本発明は、優れた模様意匠仕上げを効率的かつ簡便に行うことができるコーティング方法を提供する。
【解決手段】本発明のコーティング方法は、特定の粉粒体を含む仕上塗材を、特殊な多孔質ローラーを用いて塗付し、さらに該仕上塗材表面にパターン付与することを特徴とする。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
基材上に、仕上塗材を、ローラーを用いて塗付するコーティング方法であって、
(1)該ローラーとして、芯材の周囲に多孔質層を有し、該多孔質層の表面は、独立した窪みを複数有し、窪み一つの大きさは2mm以上30mm以下である多孔質ローラーを用い、
結合剤、及び、大きさが2μm以上2mm未満の粉粒体(A)を含む粉粒体、を含有する仕上塗材を塗付する工程、
(2)(1)で塗付された仕上塗材が硬化する前に、パターン付与具を用いて、仕上塗材表面にパターン付与する工程、
を含むことを特徴とするコーティング方法。
続きを表示(約 100 文字)【請求項2】
前記(1)が、前記多孔質ローラーを用い、前記仕上塗材を、塗付け量0.8kg/m

以上で塗付する工程、であることを特徴とする請求項1に記載のコーティング方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、新規なコーティング方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
自然石調を施す材料として、例えば、ミクロンサイズ以上の粒子を有する仕上塗材等が挙げられる。このような仕上塗材によれば、粒子の粒がちりばめられたような、自然石調の模様意匠仕上げを施すことができ、近年、建築物の壁面等において好適に用いられている。
【0003】
このような仕上塗材のコーティングには、通常スプレーガン等に代表される吹き付けタイプの器具が用いられている(例えば、特許文献1、2等)。しかし、材料ロス等の観点から、最近では、ローラータイプの器具への切り替えが要望されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-20487号公報
特開2004-99911号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献においても、ローラーによるコーティングに関する記載がある。ところが、実際にローラータイプの器具を用いると、ローラーから基材への仕上塗材の転写が上手く行われず、所望量の仕上塗材を転写することが難しい。さらに、その後仕上塗材表面にパターン付与しようとしても、仕上塗材量が少なく、所望の模様が得られない等の問題がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、このような課題を解決するために鋭意検討した結果、特定の粉粒体を含む仕上塗材を、特殊な多孔質ローラーを用いて塗付し、さらに該仕上塗材表面にパターン付与することにより、優れた模様意匠仕上げを効率的かつ簡便に行うことができることを見出し、本発明を完成させた。
【0007】
すなわち、本発明は、下記の特徴を有するものである。
1.基材上に、仕上塗材を、ローラーを用いて塗付するコーティング方法であって、
(1)該ローラーとして、芯材の周囲に多孔質層を有し、該多孔質層の表面は、独立した窪みを複数有し、窪み一つの大きさは2mm以上30mm以下である多孔質ローラーを用い、
結合剤、及び、大きさが2μm以上2mm未満の粉粒体(A)を含む粉粒体、を含有する仕上塗材を塗付する工程、
(2)(1)で塗付された仕上塗材が硬化する前に、パターン付与器具を用いて、仕上塗材表面にパターン付与する工程、
を含むことを特徴とするコーティング方法。
2.前記(1)が、前記多孔質ローラーを用い、前記仕上塗材を、塗付け量0.8kg/m

以上で塗付する工程、であることを特徴とする1.に記載のコーティング方法。
【発明の効果】
【0008】
本発明のコーティング方法によれば、優れた模様意匠仕上げを効率的かつ簡便に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明で使用するローラーの一例である。
図1の多孔質層表面の拡大図である。
開放孔と独立孔を有する多孔質層の断面の拡大図である。
連通孔を有する多孔質層の断面の拡大図である。
【符号の説明】
【0010】
X :窪み
Y :孔
Y1:開放孔(多孔質層の表面)
Y2:独立孔
Y3:連通孔
a :窪みの大きさ
b :窪み間距離
1 :芯材
2 :補強材
3 :ハンドル軸
4 :多孔質層
5 :ハンドル
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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