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公開番号2024078256
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022190687
出願日2022-11-29
発明の名称ポンプ装置
出願人株式会社吉野工業所
代理人個人,個人,個人
主分類B05B 11/10 20230101AFI20240603BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】ポンプを収納状態に保持できて蒸着処理に対応できるポンプ装置を提供する。
【解決手段】容器に取り付けられる容器側部材2aと容器側部材2aに対して往復可能なヘッド側部材2bとを有するポンプ2であって、ポンプ2の外面に蒸着膜を有し、ヘッド側部材2bは吐出ヘッド3を有し、ポンプ2は吐出ヘッド3への押圧操作によって伸長状態と収縮状態との間でシリンダ軸方向に伸縮することでシリンダ4aに対してピストン5を往復させることにより、容器内の内容物を吐出ヘッド3から吐出する、ポンプ2と、吐出ヘッド3の頂面3aの少なくとも一部を覆った状態で容器側部材2aに引っ掛かることで、ポンプ2に着脱可能に取り付けられ、ポンプ2を伸長状態よりも収縮した収納状態に保持するヘッドカバー6とを有する、ポンプ装置1。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
容器に取り付けられる容器側部材と前記容器側部材に対して往復可能なヘッド側部材とを有するポンプであって、前記ポンプの外面に蒸着膜を有し、前記ヘッド側部材は吐出ヘッドを有し、前記ポンプは前記吐出ヘッドへの押圧操作によって伸長状態と収縮状態との間でシリンダ軸方向に伸縮することでシリンダに対してピストンを往復させることにより、前記容器内の内容物を前記吐出ヘッドから吐出する、ポンプと、
前記吐出ヘッドの頂面の少なくとも一部を覆った状態で前記容器側部材に引っ掛かることで、前記ポンプに着脱可能に取り付けられ、前記ポンプを伸長状態よりも収縮した収納状態に保持するヘッドカバーとを有する、ポンプ装置。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記容器側部材は、前記シリンダを有するシリンダ部材と、前記シリンダ部材に取り付けられることで前記シリンダからの前記ピストンの抜け出しを規制する規制部材とを有し、
前記ヘッドカバーは、前記吐出ヘッドの前記頂面の前記少なくとも一部を覆った状態で前記規制部材に引っ掛かることで、前記ポンプに着脱可能に取り付けられ、前記ポンプを前記収納状態に保持する、請求項1に記載のポンプ装置。
【請求項3】
前記ヘッドカバーは、本体部と、前記本体部に揺動可能に連なる揺動部とを有し、
前記揺動部は、解除操作部と、前記解除操作部への操作により、前記本体部に対して前記解除操作部とともに揺動することで前記規制部材への引っ掛かりを解除される引っ掛かり部とを有する、請求項2に記載のポンプ装置。
【請求項4】
前記容器側部材は、前記容器に取り付けられることで前記シリンダ部材を容器に保持させる装着キャップを有し、
前記ヘッドカバーは、前記ヘッドカバーが前記吐出ヘッドの前記頂面の前記少なくとも一部を覆うように前記シリンダ軸方向に垂直に移動することで前記装着キャップの頂面と前記規制部材との間に挿入される引っ掛かり部を有する、請求項2に記載のポンプ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はポンプ装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
容器に取り付けられる容器側部材と容器側部材に対して往復可能なヘッド側部材とを有するポンプであって、ヘッド側部材は吐出ヘッドを有し、ポンプは吐出ヘッドへの押圧操作によって伸長状態と収縮状態との間でシリンダ軸方向に伸縮することでシリンダに対してピストンを往復させることにより、容器内の内容物を吐出ヘッドから吐出し、吐出ヘッドは、吐出ヘッドのヘッド側収納用螺合部が容器側部材の容器側収納用螺合部に螺合した状態で、ポンプを伸長状態よりも収縮した収納状態に保持する、ポンプが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-11626号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のようなポンプは、加飾などのために蒸着膜を形成する蒸着処理を受ける場合がある。しかし、ヘッド側収納用螺合部と容器側収納用螺合部とからなる収納用螺合部が蒸着膜を有する場合、流通時などにおける収納状態でのポンプの保存状態などによっては、収納用螺合部で貼り付きが生じ、その結果、使用開始時などにおいて収納用螺合部での螺合を解除するための操作が重くなる虞があった。また、螺合摩擦により蒸着剥れが生じる虞があった。
【0005】
そこで本発明の目的は、ポンプを収納状態に保持できて蒸着処理に対応できるポンプ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は以下のとおりである。
【0007】
[1]
容器に取り付けられる容器側部材と前記容器側部材に対して往復可能なヘッド側部材とを有するポンプであって、前記ポンプの外面に蒸着膜を有し、前記ヘッド側部材は吐出ヘッドを有し、前記ポンプは前記吐出ヘッドへの押圧操作によって伸長状態と収縮状態との間でシリンダ軸方向に伸縮することでシリンダに対してピストンを往復させることにより、前記容器内の内容物を前記吐出ヘッドから吐出する、ポンプと、
前記吐出ヘッドの頂面の少なくとも一部を覆った状態で前記容器側部材に引っ掛かることで、前記ポンプに着脱可能に取り付けられ、前記ポンプを伸長状態よりも収縮した収納状態に保持するヘッドカバーとを有する、ポンプ装置。
【0008】
[2]
前記容器側部材は、前記シリンダを有するシリンダ部材と、前記シリンダ部材に取り付けられることで前記シリンダからの前記ピストンの抜け出しを規制する規制部材とを有し、
前記ヘッドカバーは、前記吐出ヘッドの前記頂面の前記少なくとも一部を覆った状態で前記規制部材に引っ掛かることで、前記ポンプに着脱可能に取り付けられ、前記ポンプを前記収納状態に保持する、[1]に記載のポンプ装置。
【0009】
[3]
前記ヘッドカバーは、本体部と、前記本体部に揺動可能に連なる揺動部とを有し、
前記揺動部は、解除操作部と、前記解除操作部への操作により、前記本体部に対して前記解除操作部とともに揺動することで前記規制部材への引っ掛かりを解除される引っ掛かり部とを有する、[2]に記載のポンプ装置。
【0010】
[4]
前記容器側部材は、前記容器に取り付けられることで前記シリンダ部材を容器に保持させる装着キャップを有し、
前記ヘッドカバーは、前記ヘッドカバーが前記吐出ヘッドの前記頂面の前記少なくとも一部を覆うように前記シリンダ軸方向に垂直に移動することで前記装着キャップの頂面と前記規制部材との間に挿入される引っ掛かり部を有する、[2]に記載のポンプ装置。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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