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公開番号2024082374
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-20
出願番号2022196174
出願日2022-12-08
発明の名称粉体分注装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B05C 19/04 20060101AFI20240613BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】粉体の凝集を破壊することで高い精度の分注を行うことができる粉体分注装置を提供すること。
【解決手段】粉体分注装置は、粉体を貯留するホッパーと、前記ホッパーに接続され、前記ホッパー内に貯留された前記粉体を吐出する吐出口を備える筒状のノズルと、前記ノズルに挿入され、前記ノズルに対して移動することにより、前記吐出口からの前記粉体の吐出を阻止する閉状態と前記吐出口からの前記粉体の吐出を可能とする開状態とを切り替えるシャフトと、前記シャフトの前記ノズルとは反対側の基端部に気体を吹き付ける吹付部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
粉体を貯留するホッパーと、
前記ホッパーに接続され、前記ホッパー内に貯留された前記粉体を吐出する吐出口を備える筒状のノズルと、
前記ノズルに挿入され、前記ノズルに対して移動することにより、前記吐出口からの前記粉体の吐出を阻止する閉状態と前記吐出口からの前記粉体の吐出を可能とする開状態とを切り替えるシャフトと、
前記シャフトの前記ノズルとは反対側の基端部に気体を吹き付ける吹付部と、を有することを特徴とする粉体分注装置。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記気体の流量が経時的に変化する請求項1に記載の粉体分注装置。
【請求項3】
前記シャフトは、多孔質体である請求項1に記載の粉体分注装置。
【請求項4】
前記シャフトは、前記基端部に開口する孔を有する中空であり、
前記吹付部は、前記開口から前記孔内に前記気体を導入する請求項3に記載の粉体分注装置。
【請求項5】
前記ホッパー内に気体を導入して、前記ホッパー内を加圧する加圧部を有する請求項1に記載の粉体分注装置。
【請求項6】
前記ホッパーは、多孔質体である請求項5に記載の粉体分注装置。
【請求項7】
前記ホッパーを振動させる振動部を有する請求項1に記載の粉体分注装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、粉体分注装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、所要量の粉体を供給するためのディスペンサー・デバイスが記載されている。特許文献1に記載のディスペンサー・デバイスは、粉体の吐出口を有するハウジングと、ハウジングに挿入されている送出/閉鎖部材と、を有する。また、送出/閉鎖部材には側面に開口する凹部が形成されている。送出/閉鎖部材を上側に移動させて凹部をハウジング内に開口させることによりハウジング内の粉体が凹部内に導入され、送出/閉鎖部材を下側に移動させて凹部を吐出口外に開口させることにより凹部内の粉体を吐出口から吐出することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2009-509877号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このようなディスペンサー・デバイスでは、ハウジング内の粉体が凝集してしまうと、粉体の流動性が悪化したり、凝集体で吐出口が詰まったりして吐出量の調整が困難になるという課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の粉体分注装置は、粉体を貯留するホッパーと、
前記ホッパーに接続され、前記ホッパー内に貯留された前記粉体を吐出する吐出口を備える筒状のノズルと、
前記ノズルに挿入され、前記ノズルに対して移動することにより、前記吐出口からの前記粉体の吐出を阻止する閉状態と前記吐出口からの前記粉体の吐出を可能とする開状態とを切り替えるシャフトと、
前記シャフトの前記ノズルとは反対側の基端部に気体を吹き付ける吹付部と、を有する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態に係る粉体分注装置の閉状態を示す断面図である。
粉体分注装置の開状態を示す断面図である。
粉体分注装置が備えるシャフトの変形例を示す断面図である。
粉体分注装置による分注方法を説明するためのフローチャートである。
第2実施形態に係る粉体分注装置の閉状態を示す断面図である。
粉体分注装置による分注方法を説明するためのフローチャートである。
第3実施形態に係る粉体分注装置を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の粉体分注装置を添付図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。
【0008】
図1は、第1実施形態に係る粉体分注装置の閉状態を示す断面図である。図2は、粉体分注装置の開状態を示す断面図である。図3は、粉体分注装置が備えるシャフトの変形例を示す断面図である。図4は、粉体分注装置による分注方法を説明するためのフローチャートである。なお、以下では、説明の便宜上、図1ないし図3の上側を「上」、下側を「下」とも言う。また、図1ないし図3の紙面縦方向は、鉛直方向に沿うものとする。
【0009】
図1に示す粉体分注装置1は、粉体Qを貯留するホッパー2と、ホッパー2の下端部に接続されたノズル4と、ノズル4に挿入されたシャフト5と、シャフト5をノズル4に対して上下に移動させる駆動部6と、シャフト5に気体としての空気A1を吹き付ける吹付部7と、ホッパー2を振動させる振動部9と、駆動部6、吹付部7および振動部9の駆動を制御する制御部10と、を有する。
【0010】
図1に示すように、ホッパー2内の粉体Qの一部が凝集して塊Q1となっていると、塊Q1によって粉体Qの流動性が低下したり不安定になったりする。また、塊Q1によってノズル4が詰まってしまうこともある。そのため、粉体Qの吐出が不安定となり、吐出量の調整が困難になる。そこで、粉体分注装置1は、塊Q1を粉砕する手段として吹付部7を備え、粉体Qの吐出を安定させて吐出量の調整を容易としている。以下、具体的に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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