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公開番号
2024156521
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-06
出願番号
2023071055
出願日
2023-04-24
発明の名称
泡吐出器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B05B
1/16 20060101AFI20241029BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】切り替えにより異なる形状の泡を容易に吐出することができる、新たな泡吐出器を提供する。
【解決手段】本開示の泡吐出器100は、容器本体Cの口部に装着されるベースキャップ1と、ベースキャップ1により容器本体Cの口部に垂下保持され内容液と空気とを吸引、加圧、圧送するポンプ2と、ポンプ2から圧送された内容液及び空気を発泡させる発泡部材12と、発泡した内容液及び空気を内部通路14fを通して外部へ吐出させるノズルヘッド20とを備える泡吐出器100であって、ノズルヘッド20は、発泡部材12の下流側から径方向外側に放射状に延びる複数のノズル流路N1~N4と、複数のノズル流路N1~N4の各先端部に設けられた複数の吐出孔14e1~14e4と、複数のノズル流路N1~N4のうち、内容液及び空気が通過可能なノズル流路を選択する選択部(ノズル選択部材16)とを有することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
容器本体の口部に装着されるベースキャップと、該ベースキャップにより容器本体の口部に垂下保持され内容液と空気とを吸引、加圧、圧送するポンプと、
該ポンプから圧送された内容液及び空気を発泡させる発泡部材と、
発泡した内容液及び空気を内部通路を通して外部へ吐出させるノズルヘッドと
を備える泡吐出器であって、
前記ノズルヘッドは、
前記発泡部材の下流側から径方向外側に放射状に延びる複数のノズル流路と、
前記複数のノズル流路の各先端部に設けられた複数の吐出孔と、
前記複数のノズル流路のうち、内容液及び空気が通過可能なノズル流路を選択する選択部と
を有する、泡吐出器。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記複数の吐出孔は、各吐出孔ごとに形状、大きさ、数量、又は配置間隔の少なくともいずれかが異なる、請求項1に記載の泡吐出器。
【請求項3】
前記ノズルヘッドは、前記複数の吐出孔を有するノズル下プレートと、
前記ノズル下プレートの上方に設けられ、前記ノズル下プレートと共に前記複数のノズル流路を形成するノズル上プレートと、
前記複数のノズル流路のうちの一のノズル流路のみを開放し、他のノズル流路を閉塞する遮蔽板を有し、前記ノズル下プレート及び前記ノズル上プレートに対して中心軸線周りに回動するノズル選択部材と
を有する、請求項1又は2に記載の泡吐出器。
【請求項4】
前記ノズル上プレートにおける前記複数の吐出孔の各吐出孔の上方には、前記各吐出孔の形状に対応した吐出孔識別表示が設けられている、請求項3に記載の泡吐出器。
【請求項5】
前記ノズル選択部材には、開放されている前記一のノズル流路に対応する前記吐出孔識別表示を指し示す、吐出孔選択表示が設けられている、請求項4に記載の泡吐出器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、内容液と空気との混合物を泡状に吐出させる泡吐出器に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
シャンプー、ボディソープ、ハンドソープ、洗顔料等を充填した容器では、内容液の泡立て動作を省略して簡便な使用を図る観点から、容器内の内容液を直接泡状にして吐出することができる泡吐出器を装備したものが多用されている。
【0003】
かかる泡吐出器は、容器の口部に保持されるベースキャップに、内容液を吸引、加圧、圧送を行うピストンと、空気の吸引、加圧、圧送を行うエアーピストンをそれぞれ同心に配置した単一のシリンダーが取り付けられている。そして、ノズルヘッドを押圧して各ポンプ内のピストンを駆動させることで、内容液と空気をそれぞれ各シリンダー内に吸引するとともに加圧、圧送し、ポンプの出側における合流空間にて内容液と空気を相互に混合させつつメッシュ等の発泡部材を通過させることによって、内容液を泡状にして吐出させる仕組みになっている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、泡吐出器の内部通路の先端部に複数の泡吐出筒を設けることで、各吐出筒から吐出される泡が所定の形状を描くように構成された泡吐出器も提案されている(例えば、特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015- 67354号公報
特開2020- 33064号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献2に示す泡吐出器では、単一の内部通路を通り複数の泡吐出筒から吐出される泡が所定の形状を描くように構成されているものの、他の吐出経路は設けていないため、異なる形状の泡を描くことはできず、この点において改善の余地があった。
【0007】
本開示は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、その目的は、切り替えにより異なる形状の泡を容易に吐出することができる、新たな泡吐出器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述の課題を解決するために、本開示の泡吐出器は、
[1]
容器本体の口部に装着されるベースキャップと、該ベースキャップにより容器本体の口部に垂下保持され内容液と空気とを吸引、加圧、圧送するポンプと、
該ポンプから圧送された内容液及び空気を発泡させる発泡部材と、
発泡した内容液及び空気を内部通路を通して外部へ吐出させるノズルヘッドと
を備える泡吐出器であって、
前記ノズルヘッドは、
前記発泡部材の下流側から径方向外側に放射状に延びる複数のノズル流路と、
前記複数のノズル流路の各先端部に設けられた複数の吐出孔と、
前記複数のノズル流路のうち、内容液及び空気が通過可能なノズル流路を選択する選択部と
を有することを特徴とする。
【0009】
また、本開示の泡吐出器は、
[2]
上記[1]に記載の構成において、前記複数の吐出孔は、各吐出孔ごとに形状、大きさ、数量、又は配置間隔の少なくともいずれかが異なることが好ましい。
【0010】
また、本開示の泡吐出器は、
[3]
上記[1]又は[2]に記載の構成において、前記ノズルヘッドは、前記複数の吐出孔を有するノズル下プレートと、前記ノズル下プレートの上方に設けられ、前記ノズル下プレートと共に前記複数のノズル流路を形成するノズル上プレートと、前記複数のノズル流路のうちの一のノズル流路のみを開放し、他のノズル流路を閉塞する遮蔽板を有し、前記ノズル下プレート及び前記ノズル上プレートに対して中心軸線周りに回動するノズル選択部材とを有することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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