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公開番号
2024165414
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023081597
出願日
2023-05-17
発明の名称
塗料吐出量判定システム
出願人
旭サナック株式会社
代理人
弁理士法人サトー
主分類
B05B
7/14 20060101AFI20241121BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】塗装不良の発生を抑制できる塗料吐出量判定システムを提供する。
【解決手段】塗料吐出量判定システムは、粉体塗料を噴射する塗装ガンと、塗料タンクに収容された粉体塗料を受けて粉体塗料を定量排出する定量供給装置と、定量供給装置の下流側に設けられ定量供給装置から排出された粉体塗料を吸引して塗料経路を介して塗装ガンに供給するインジェクタと、を有する塗料供給機構と、定量供給装置を流れるエアの流量を測定する測定装置と、測定装置の測定値に基づいて、塗料経路を通過する粉体塗料の吐出量が正常であるか否かを判定する制御部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
粉体塗料を噴射する塗装ガンと、
塗料タンクに収容された前記粉体塗料を受けて前記粉体塗料を定量排出する定量供給装置と、前記定量供給装置の下流側に設けられ前記定量供給装置から排出された前記粉体塗料を吸引して塗料経路を介して前記塗装ガンに供給するインジェクタと、を有する塗料供給機構と、
前記定量供給装置を流れるエアの流量を測定する測定装置と、
前記測定装置の測定値に基づいて、前記塗料経路を通過する前記粉体塗料の吐出量が正常であるか否かを判定する制御部と、を備える、
塗料吐出量判定システム。
続きを表示(約 110 文字)
【請求項2】
前記定量供給装置は、筒状に形成され前記定量供給装置の内部と外部とを連通する点検口を有し、
前記測定装置は、前記点検口に接続されている、
請求項1に記載の塗料吐出量判定システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、塗料吐出量判定システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、塗装ガンに例えば粉体塗料を定量供給するための粉体塗料供給装置が知られている。粉体塗料供給装置は、粉体塗料を定量排出するスクリューフィーダ―ユニットと、スクリューフィーダ―ユニットから排出された粉体塗料を吸引して塗装ガンに供給するインジェクターユニットと、を含んで構成されている。
【0003】
ところで、従来構成では、塗装作業中において塗料吐出量の検出又は監視は行われていないため、設定吐出量に対して実際の塗料吐出量に変化が生じた場合に、当該変化を即時発見することが困難であった。塗料吐出量の変化は、粉体塗料が流れるホースの折れや破損等の不具合によって生じる場合があり、この不具合は塗装不良を引き起こす原因となり、生産効率に悪影響を及ぼすことがある。したがって、従来構成では、塗装不良の発生を抑制する点において課題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-025429号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、塗装不良の発生を抑制できる塗料吐出量判定システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の塗料吐出量判定システムは、粉体塗料を噴射する塗装ガンと、塗料タンクに収容された前記粉体塗料を受けて前記粉体塗料を定量排出する定量供給装置と、前記定量供給装置の下流側に設けられ前記定量供給装置から排出された前記粉体塗料を吸引して塗料経路を介して前記塗装ガンに供給するインジェクタと、を有する塗料供給機構と、前記定量供給装置を流れるエアの流量を測定する測定装置と、前記測定装置の測定値に基づいて、前記塗料経路を通過する前記粉体塗料の吐出量が正常であるか否かを判定する制御部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態による塗料吐出量判定システムの一例を模式的に示す図
一実施形態による塗料吐出量判定システムについて、定量供給装置の一例を概略的に示す断面図
一実施形態による塗料吐出量判定システムの電気的構成の一例を示すブロック図
流量計の測定値と塗料の吐出量との関係に関する検証試験の結果を示す図
一実施形態による塗料吐出量判定システムについて、塗料の吐出量の異常判定で行われる処理の一例を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、一実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、各図では、説明の便宜上、必要に応じて各構成の寸法を適宜拡大している場合があり、各構成同士の寸法比は実際と同一であるとは限らない。
【0009】
図1に示す塗料吐出量判定システム1は、例えば粉体塗料の吐出量の異常を判定できるシステムである。以下の説明では、塗料吐出量判定システム1を、単にシステム1と称する場合がある。塗料吐出量判定システム1は、塗装ガン10、塗料供給機構20、測定装置30、及び制御盤40を備えている。塗装ガン10は、例えば図示しないレシプロケータの先端部に装着されており、粉体塗料を噴射し、静電引力によって被塗物に自動で塗料を塗布するいわゆる自動ガンである。塗装ガン10は、その内部に高電圧を塗料に印加するための図示しない高電圧発生装置が設けられている。
【0010】
塗料供給機構20は、塗料タンク201に収容された粉体塗料を受けて、その粉体塗料を塗装ガン10に対して供給する。塗料タンク201には、例えば流動エア201aが供給されており、流動エア201aによって塗料タンク201内の粉体塗料がほぐされるとともに除湿される。塗料供給機構20は、定量供給装置21及びインジェクタ22を有して構成されている。定量供給装置21は、塗料タンク201の下流側に位置している。定量供給装置21は、図1及び図2に示すように、中継タンク211、本体部212、スクリュー213、モータ214、整流部215、排出管216を有している。
(【0011】以降は省略されています)
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