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公開番号
2024165980
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023082630
出願日
2023-05-18
発明の名称
塗布剤整形装置及び塗布剤整形方法
出願人
株式会社SUBARU
代理人
個人
主分類
B05C
11/02 20060101AFI20241121BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】ワークに塗布されたシーラントや接着剤等の塗布剤を容易に整形できるようにすることである。
【解決手段】塗布剤整形装置は、ワークに塗布されたシーラント又は接着剤からなる未硬化の塗布剤を整形する塗布剤整形装置であって、前記塗布剤の表面を均すためのヘラと、前記ヘラに超音波を伝播させることによって前記ヘラを振動させる超音波振動子とを有するものである。また、塗布剤整形方法は、上述した塗布剤整形装置で前記ワークに塗布された前記塗布剤を整形することによって、整形後における前記塗布剤が付着した前記ワークからなる製品又は半製品を製造するものである。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ワークに塗布されたシーラント又は接着剤からなる未硬化の塗布剤を整形する塗布剤整形装置であって、
前記塗布剤の表面を均すためのヘラと、
前記ヘラに超音波を伝播させることによって前記ヘラを振動させる超音波振動子と、
を有する塗布剤整形装置。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記ヘラの温度を測定する温度センサと、
前記超音波振動子を制御する制御装置と、
を更に備え、
前記制御装置は、前記温度センサで測定された前記ヘラの温度が閾値に達した場合には前記超音波振動子を制御することによって、前記超音波の伝播を停止させるか、或いは、前記超音波の伝播条件を前記ヘラの温度が減少する伝播条件に切換えるように構成される請求項1記載の塗布剤整形装置。
【請求項3】
前記ヘラの温度を測定する温度センサと、
前記ヘラに向けて冷却用のエアを噴出させるためのノズルと、
前記ノズルから噴出される前記エアの流量を調節するバルブと、
前記バルブを制御する制御装置と、
を更に備え、
前記制御装置は、前記温度センサで測定された前記ヘラの温度が閾値に達した場合には前記バルブを制御することによって、前記エアで前記ヘラを空冷するように構成される請求項1記載の塗布剤整形装置。
【請求項4】
前記ヘラとして、釣鐘形状の内面を有するカップ状のヘラを設け、ファスナに塗布された前記塗布剤に前記カップ状のヘラを押し当てることによって、前記ファスナに塗布された前記塗布剤を釣鐘形状に整形できるようにした請求項1記載の塗布剤整形装置。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の塗布剤整形装置で前記ワークに塗布された前記塗布剤を整形することによって、整形後における前記塗布剤が付着した前記ワークからなる製品又は半製品を製造する塗布剤整形方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、塗布剤整形装置及び塗布剤整形方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
航空機の燃料タンクの部品等を組立てる際には、部品の合わせ面やファスナを挿入する孔からの燃料の漏洩を防止するために、シーラント(シール材)が塗布される。シーラントの塗布はヘラを用いた作業者の手作業で行われる場合が多いが、手持ち式の電動装置や多関節ロボットを用いてシーラントを塗布するための器具や装置も提案されている(例えば特許文献1乃至5参照)。
【0003】
ワークにシーラントを塗布した後は、ヘラでシーラントの表面を均したり、整形したりすることによってシーラントの表面を滑らかにする作業が行われる。このシーラントの整形については、ヘラを用いた作業者の手作業で行われる場合が殆どであるが、塗布後におけるシーラントを整形するための装置も提案されている(例えば特許文献6参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-117686号公報
特開2017-006886号公報
特開2020-058990号公報
特開2020-058991号公報
特開2020-058992号公報
特開2017-006885号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ワークに塗布されたシーラントの表面をヘラで均したり、整形したりする際にはヘラにシーラントが付着する。このため、シーラントの表面を滑らかにするために、作業者の技能が要求される。これは、シーラントに限らず接着剤を塗布した後、ヘラで接着剤を均したり、整形したりする場合においても同様である。
【0006】
そこで本発明は、ワークに塗布されたシーラントや接着剤等の塗布剤を容易に整形できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の実施形態に係る塗布剤整形装置は、ワークに塗布されたシーラント又は接着剤からなる未硬化の塗布剤を整形する塗布剤整形装置であって、前記塗布剤の表面を均すためのヘラと、前記ヘラに超音波を伝播させることによって前記ヘラを振動させる超音波振動子とを有するものである。
【0008】
また、本発明の実施形態に係る塗布剤整形方法は、上述した塗布剤整形装置で前記ワークに塗布された前記塗布剤を整形することによって、整形後における前記塗布剤が付着した前記ワークからなる製品又は半製品を製造するものである。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1の実施形態に係る塗布剤整形装置の構成図。
航空機部品に塗布された整形後におけるシーラントの例を示す図。
図1に示すヘラの第1の形状例を示す図。
図1に示すヘラの第2の形状例を示す図。
図1に示すヘラの第3の形状例を示す図。
図5に示すカップ状のヘラでシーラントの整形を行う例を示す図。
本発明の第2の実施形態に係る布剤整形装置の構成図。
本発明の第3の実施形態に係る塗布剤整形装置の構成図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施形態に係る塗布剤整形装置及び塗布剤整形方法について添付図面を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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