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公開番号
2024174286
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-17
出願番号
2023092023
出願日
2023-06-05
発明の名称
液体噴霧用ノズル
出願人
株式会社テクノコア
代理人
個人
主分類
B05B
3/16 20060101AFI20241210BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】ノズル先端と噴霧の対象体との距離が短い場合であっても、噴霧した液滴の径を所望の値に維持しつつも噴霧強度を低下させることができ、低い供給圧で噴霧エリアを円形状に制御することが可能な液体噴霧用ノズルを提供する。
【解決手段】液体噴霧用ノズルは、先端にノズル孔が開口しており、可撓性材料で振動可能に構成されたノズル部と、ノズル部の先端部に設けられ、このノズル部の離軸方向に荷重を印加する荷重偏心部とを備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
先端にノズル孔が開口しており、可撓性材料で振動可能に構成されたノズル部と、前記ノズル部の先端部に設けられ、該ノズル部の離軸方向に荷重を印加する荷重偏心部とを備えていることを特徴とする液体噴霧用ノズル。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
前記荷重偏心部が、前記ノズル部の先端部に設けられ、前記離軸方向に突出した少なくとも1つの突出部からなることを特徴とする請求項1に記載の液体噴霧用ノズル。
【請求項3】
前記少なくとも1つの突出部が、前記ノズル部から離軸する1方向のみに突出していることを特徴とする請求項2に記載の液体噴霧用ノズル。
【請求項4】
前記少なくとも1つの突出部が、略直方体形状、略平板形状、略円柱形状、略半円柱形状、略円錐形状、略角柱形状、略半角柱形状、略角錐形状、略球形状、又は略半球形状を有していることを特徴とする請求項2に記載の液体噴霧用ノズル。
【請求項5】
前記少なくとも1つの突出部が、前記ノズル部と同一材料によって一体的に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の液体噴霧用ノズル。
【請求項6】
前記ノズル部が、該ノズル部の基端側に設けられたガイドフィンを備えていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の液体噴霧用ノズル。
【請求項7】
前記ガイドフィンの幅方向が、前記荷重偏心部の前記離軸方向と平行な平面内にあることを特徴とする請求項6に記載の液体噴霧用ノズル。
【請求項8】
前記ノズル部が、該ノズル部の軸方向に沿って同一径の形状を備えていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の液体噴霧用ノズル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、人工降雨や、実験、灌漑、冷却又は防塵等のための液体散布に使用される液体噴霧用ノズルに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
液体噴霧用ノズルとして、特許文献1には、水供給源に着脱可能に連結される細管と、この細管に連結され先端に噴出口を形成してなるフレキシブルチューブと、フレキシブルチューブの細管側に固定されるガイドフィンとを有する人工降雨用ノズルが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4711112号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のノズルによれば、フレキシブルチューブの先端の噴出口から水が噴出する際に、その水の勢いによってノズルが振動し、自然雨に近い液滴の径を有する人工降雨を再現することができる。その場合の液滴の径は、細管の内径やフレキシブルチューブの長さ、及び供給水の稼働圧力等を設定することによって調整可能と記載されている。
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の人工降雨用ノズルを含む従来の液体噴霧用ノズルによると、ノズルを振動させるためには、供給水の稼働圧力を一般家庭の水道圧かそれ以上に高くする必要があった。また、ノズル先端と降雨の対象体との距離が短い場合(例えば、天井のある屋内の場合、降雨対象体の高さが高い場合、密閉容器内等で降雨を実現させる場合等)に、所望の大きな液滴の径の降雨を実現させるためには、噴霧強度(単位時間当たりの噴霧量、自然降雨における降雨強度に相当)を大幅に増大させる必要があった。
【0006】
さらに、従来の液体噴霧用ノズルによると、ノズル先端と降雨の対象体との距離が短い場合に、降雨対象エリアが帯形状又は楕円形状となってしまい、これを解消して円形状の降雨対象エリアとするためには、液体の稼働圧力を高める必要があった。
【0007】
従って本発明の目的は、ノズル先端と噴霧の対象体との距離が短い場合であっても、噴霧した液滴の径(粒径)を所望の値に維持しつつ噴霧強度(単位時間当たりの噴霧量)を低下させることができる液体噴霧用ノズルを提供することにある。
【0008】
本発明の他の目的は、低い供給圧で噴霧エリアを円形状に制御することが可能な液体噴霧用ノズルを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明によれば、液体噴霧用ノズルは、先端にノズル孔が開口しており、可撓性材料で振動可能に構成されたノズル部と、ノズル部の先端部に設けられ、このノズル部の離軸方向に荷重を印加する荷重偏心部とを備えている。
【0010】
ノズル部の離軸方向に荷重を印加する荷重偏心部がこのノズル部の先端部に設けられている。また、ノズル部が振動可能となるように可撓性材料で構成されている。これにより、ノズル孔から水が噴出する際に、その水の供給圧によってノズル部が振動するが、荷重偏心部がノズル部の離軸方向に荷重を印加しているため、ノズル部はより低い供給圧で振り子のように自励振動しつつ噴霧を行うこととなる。その結果、噴霧した液滴の径を所望の値に維持しつつも噴霧強度(単位時間当たりの噴霧量)を大幅に低下させることができる。また、低い供給圧で噴霧エリアを円形状に制御することが可能となる、さらに、低い供給圧で噴霧できるので、ノズルの耐久性が向上すると共に、省エネに貢献することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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