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公開番号
2024127046
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-20
出願番号
2023035889
出願日
2023-03-08
発明の名称
自動壁紙糊付機
出願人
KLASS株式会社
代理人
主分類
B05C
1/08 20060101AFI20240912BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】自動壁紙糊付機を使用する際、作業者が不安定な姿勢で糊付け実行の「スタートスイッチ」を押さなくても、楽な姿勢で糊付け実行指示が出せる自動壁紙糊付機を提供する。
【解決手段】作業者が行うジェスチャーを検知するためのジェスチャー検知部を設け、作業者が行うジェスチャーの真偽を判定するための登録ジェスチャーを予め定めて記憶部に記憶し、演算部は、作業者が行うジェスチャーと登録ジェスチャーとを比較し、作業者が行うジェスチャーが登録ジェスチャーと一致する場合に、作業者が行うジェスチャーにより指示される処理を実行することを特徴とする。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
壁紙を搬送して糊を塗布するための複数のローラーからなる壁紙糊付機本体部と制御装置からなり、所定の長さの壁紙に糊を塗布して排出する自動壁紙糊付機であって、
前記制御装置は、糊を塗布して搬送した壁紙の長さを算出するための検尺部と、
壁紙糊付機を操作するための表示操作部と、
制御に必要なデータを記憶する記憶部と、
予め定められた処理を実行する演算部と、
作業者が行うジェスチャーを検知するためのジェスチャー検知部を有し、
作業者が行うジェスチャーの真偽を判定するための登録ジェスチャーを予め定めて前記記憶部に記憶し、
前記演算部は、作業者が行うジェスチャーと前記登録ジェスチャーを比較して真偽を判定し、作業者が行うジェスチャーが前記登録ジェスチャーと一致した場合に、作業者が行うジェスチャーが真であると判定し、
前記演算部は、作業者が行うジェスチャーにより指示される処理を実行することを特徴とする自動壁紙糊付機。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
作業者の存在を検知するための人体検知部を設け、
前記人体検知部が、前記壁紙糊付機本体部の壁紙排出側の作業者の存在を検知している場合に行われ、真であると判定された作業者のジェスチャーにより指示される処理を実行することを特徴とする、前記請求項1記載の自動壁紙糊付機。
【請求項3】
壁紙を搬送して糊を塗布するための複数のローラーからなる壁紙糊付機本体部と制御装置と携帯端末装置からなり、所定の長さの壁紙に糊を塗布して排出する自動壁紙糊付機であって、
前記制御装置は、糊を塗布して搬送した壁紙の長さを算出するための検尺部と、
壁紙糊付機を操作するための表示操作部と、
制御に必要なデータを記憶する記憶部と、
前記携帯端末装置とデータを送受信するための通信部と、
予め定められた処理を実行する演算部を有し、
前記携帯端末装置は、データを記憶するためのメモリーと、
前記制御装置と通信するための通信部と、
作業者が行うジェスチャーを検知するためのジェスチャー検知部を有し、
作業者が行うジェスチャーの真偽を判定するための登録ジェスチャーを予め定めて前記携帯端末装置の前記メモリーに記憶し、
前記携帯端末装置は、作業者が行うジェスチャーと前記登録ジェスチャーを比較して真偽を判定し、作業者が行うジェスチャーが前記登録ジェスチャーと一致した場合に、作業者が行うジェスチャーが真であると判定し、作業者のジェスチャーが指示するコマンドを前記制御装置の前記演算部に送信し、
前記演算部は、前記携帯端末装置から受信した前記コマンドに従った処理を実行することを特徴とする自動壁紙糊付機。
【請求項4】
作業者の存在を検知するための人体検知部を設け、
前記人体検知部が、前記壁紙糊付機本体部の壁紙排出側の作業者の存在を検知している場合に、前記携帯端末装置から受信した前記コマンドに従った処理を実行することを特徴とする、前記請求項3記載の自動壁紙糊付機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、部屋の天井や壁面に貼る、所定の長さの壁紙に糊を塗布する為の自動壁紙糊付機である。更に詳しくは、作業者が行うジェスチャーが指示する処理を実行する機能を有する自動壁紙糊付機である。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、複数のローラーにより壁紙を搬送して、糊箱に貯留した糊を壁紙に塗布して
排出した壁紙の現在カウント値を制御部に表示しながら糊付けを実行する壁紙糊付機が具現化されており、壁紙糊付機の操作性を向上させるための工夫がなされている。
特願平10-205278の自動壁紙糊付機は、糊付けを実行するためのデータの入力や作動条件の設定を容易にする機能を有するもので、自動壁紙糊付機と、自動壁紙糊付機とは別体の記憶機能付入出力装置で構成され、作業者が操作し易いところに記憶機能付入出力装置を取り付けて操作できるようにしたものである。
また、特願2007-264176の自動壁紙糊付機は、作業者の操作ミスを防止するための機能を有するもので、設定された長さの壁紙に糊付け動作を実行する処理と、補助機能を実行する処理とに予め分離した処理の実行順序を定め持ち、補助機能を実行する処理は、実行中の処理から選択可能な処理の名称を示した選択項目を選択するための選択入力手段と、選択された処理に進むことを指示する実行指示入力手段と、処理の実行を1つ前の処理に戻すことを指示する後退指示入力手段を設け、実行指示入力手段から信号が入力された時に選択入力手段が選択する選択項目の処理を実行し、後退指示入力手段からの信号が入力された時に、実行中の処理を停止して、1つ前に実行していた処理に後退させるものである。
また、特願平8-158798の自動壁紙糊付機は、自動壁紙糊付機と、自動壁紙糊付機とは別体のリモコン送信機で構成され、作業者が操作し易いところに取り付けたり、手で持ったりして、糊付け長さの設定や糊付けの開始指示などの操作ができるようにしたものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特願平10-205278
【0004】
特願平8-158798
【0005】
特願2007-264176
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記のように、作業者の操作性を向上させる自動壁紙糊付機が具現化されてきた。
しかし、いずれの場合も、モーターを起動して複数のローラーを回転させて壁紙を搬送して
糊付を実行させるためには、「スタートスイッチ」を押す必要がある。
ところが、作業者は「スタートスイッチ」を押す時には、
自動壁紙糊付機の本体部の壁紙排出側に垂れ下がっている壁紙の先頭部を目視しながら、
壁紙先頭部の糊が脚部のステーなどに貼り付かないようにして床に導く動作をする準備の姿勢をとっており、この状態で、表示操作部の「スタートスイッチ」を目視して手を伸ばすと不安定な姿勢になることがある。また、「スタートスイッチ」を押した手を素早く戻すことが困難な場合もあり、壁紙先端の誘導を失敗する場合がある。
このような背景から、作業者が不安定な姿勢で糊付け実行の「スタートスイッチ」を押さなくても、楽な姿勢で糊付け実行指示が出せる自動壁紙糊付機が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
壁紙を搬送して糊を塗布するための複数のローラーからなる壁紙糊付機本体部と制御装置からなり、所定の長さの壁紙に糊を塗布して排出する自動壁紙糊付機であって、
制御装置は、糊を塗布して搬送した壁紙の長さを算出するための検尺部と、
壁紙糊付機を操作するための表示操作部と、
制御に必要なデータを記憶する記憶部と、
予め定められた処理を実行する演算部と、
作業者が行うジェスチャーを検知するためのジェスチャー検知部を有し、
作業者が行うジェスチャーの真偽を判定するための登録ジェスチャーを予め定めて記憶部に記憶し、
演算部は、作業者が行うジェスチャーと登録ジェスチャーを比較して真偽を判定し、作業者が行うジェスチャーが登録ジェスチャーと一致した場合に、作業者が行うジェスチャーが真であると判定し、
演算部は、作業者が行うジェスチャーにより指示される処理を実行することを特徴とする。
【0008】
作業者の存在を検知するための人体検知部を設け、
人体検知部が、壁紙糊付機本体部の壁紙排出側の作業者の存在を検知している場合に行われ、真であると判定された作業者のジェスチャーにより指示される処理を実行することを特徴とする。
【0009】
壁紙を搬送して糊を塗布するための複数のローラーからなる壁紙糊付機本体部と制御装置と携帯端末装置からなり、所定の長さの壁紙に糊を塗布して排出する自動壁紙糊付機であって、
制御装置は、糊を塗布して搬送した壁紙の長さを算出するための検尺部と、
壁紙糊付機を操作するための表示操作部と、
制御に必要なデータを記憶する記憶部と、
携帯端末装置とデータを送受信するための通信部と、
予め定められた処理を実行する演算部を有し、
携帯端末装置は、データを記憶するためのメモリーと、
制御装置と通信するための通信部と、
作業者が行うジェスチャーを検知するためのジェスチャー検知部を有し、
作業者が行うジェスチャーの真偽を判定するための登録ジェスチャーを予め定めて携帯端末装置の前記メモリーに記憶し、
携帯端末装置は、作業者が行うジェスチャーと登録ジェスチャーを比較して真偽を判定し、作業者が行うジェスチャーが登録ジェスチャーと一致した場合に、作業者が行うジェスチャーが真であると判定し、作業者のジェスチャーが指示するコマンドを制御装置の演算部に送信し、
演算部は、携帯端末装置から受信した前記コマンドに従った処理を実行することを特徴とする。
【0010】
作業者の存在を検知するための人体検知部を設け、
人体検知部が、壁紙糊付機本体部の壁紙排出側の作業者の存在を検知している場合に、携帯端末装置から受信した前記コマンドに従った処理を実行することを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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