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公開番号2024082875
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-20
出願番号2022197049
出願日2022-12-09
発明の名称文書評価装置、文書評価プログラム、および文書評価方法
出願人理想科学工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06F 40/103 20200101AFI20240613BHJP(計算;計数)
要約【課題】適切に可読性を向上させる。
【解決手段】検査対象文字に行間の調整が必要な文字が使用されているか否かを判定する文字判定部12と、文字判定部12で前記行間の調整が必要な文字が使用されていた場合、所定の第1行間閾値を調整した第2行間閾値を用い、前記第2行間閾値に基づいて行間が適切であるかを判定する行間判定部18と、前記行間判定部18において行間が適切でない場合に報知する報知部14と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
検査対象文字に行間の調整が必要な文字が使用されているか否かを判定する文字判定部と、
前記文字判定部で前記行間の調整が必要な文字が使用されていた場合、所定の第1行間閾値を調整した第2行間閾値を用い、前記第2行間閾値に基づいて行間が適切であるかを判定する行間判定部と、
前記行間判定部において行間が適切でない場合に報知する報知部と、
を備えることを特徴とする文書評価装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記文字判定部は、検査対象文字か、前記検査対象文字ではない非検査対象文字かを判定し、
前記文字判定部により前記検査対象文字と判定された文字の1行あたりの文字数をカウントするカウント部を、さらに備え、
前記報知部は、前記カウント部によりカウントされた文字数が所定の範囲から外れる場合に、文字数が範囲外であることを報知する
ことを特徴とする請求項1記載の文書評価装置。
【請求項3】
前記第1行間閾値は和文書体用の閾値であり、
前記行間の調整が必要な文字とは欧文書体であり、
前記第2行間閾値は和文書体よりも小さな値になるように調整する
ことを特徴とする請求項1記載の文書評価装置。
【請求項4】
前記非検査対象文字とは句読点や記号やスペース文字を含む読みやすさに影響しない文字の種類であることを特徴とする請求項2記載の文書評価装置。
【請求項5】
検査対象文字に行間の調整が必要な文字が使用されているか否かを判定する文字判定ステップと、
前記文字判定ステップで前記行間の調整が必要な文字が使用されていた場合、所定の第1行間閾値を調整した第2行間閾値を用い、前記第2行間閾値に基づいて行間が適切であるかを判定する行間判定ステップと、
前記行間判定ステップにおいて行間が適切でない場合に報知する報知ステップと、
をコンピュータに実行させる文書評価プログラム。
【請求項6】
前記文字判定ステップは、検査対象文字か、前記検査対象文字ではない非検査対象文字かを判定し、
前記文字判定ステップにより前記検査対象文字と判定された文字の1行あたりの文字数をカウントするカウントステップを、さらに前記コンピュータに実行させ、
前記報知ステップは、前記カウントステップによりカウントされた文字数が所定の範囲から外れる場合に、文字数が範囲外であることを報知する
ことを特徴とする請求項5記載の文書評価プログラム。
【請求項7】
検査対象文字に行間の調整が必要な文字が使用されているか否かを判定する文字判定ステップと、
前記文字判定ステップで前記行間の調整が必要な文字が使用されていた場合、所定の第1行間閾値を調整した第2行間閾値を用い、前記第2行間閾値に基づいて行間が適切であるかを判定する行間判定ステップと、
前記行間判定ステップにおいて行間が適切でない場合に報知する報知ステップと、
を有することを特徴とする文書評価方法。
【請求項8】
前記文字判定ステップは、検査対象文字か、前記検査対象文字ではない非検査対象文字かを判定し、
前記文字判定ステップにより前記検査対象文字と判定された文字の1行あたりの文字数をカウントするカウントステップを、さらに有し、
前記報知ステップは、前記カウントステップによりカウントされた文字数が所定の範囲から外れる場合に、文字数が範囲外であることを報知する
ことを特徴とする請求項7記載の文書評価方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、適切に可読性を向上させる文書評価装置、文書評価プログラム、および文書評価方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、文章の可読性因子である文字高、文字幅、文字間距離、行間距離、1行の文字数、文字色等が推奨範囲に収まっているかを判定し、結果を出力する可読性評価方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、プリンタが受信したテキストデータの文字サイズ、行間、及び文字間の関係が一意である条件において、印刷する用紙サイズのページ内に文書を収めるために、文字サイズ、行間、及び文字間の値を算出すプリンタコントローラが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-230652号公報
特開2005-335257号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
文字の読みやすさ(可読性)に影響を与える要素として、「文字列の行間(行送り)」や「1行の文字数」がある。
【0006】
特許文献1や特許文献2の技術では、モニターやモバイル端末の画面や、用紙などの出力範囲に合わせて、1行の文字数や単語数を調整するが、これらの方法は人間にとっての読みやすさは優先されない。
【0007】
例えば、人間が読みやすい行間や1行の文字数を確保する事例として、一般社団法人ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会(UCDA)によると、「横書きを使用する際には行間を1.5行以上確保して、1行45文字以内で組むこと」という基準がある。
【0008】
ここで、書体には和文書体や欧文書体などの様々な種類がある。和文書体では、全角半角にかかわらず、上下方向において、下基準ラインから上基準ラインの間に収まるように文字が配置されるが、欧文書体では、例えば、「g」や「j」のように、下基準ラインをはみ出す文字も存在する。
【0009】
しかしながら、特許文献1や特許文献2の技術では、文字の種類にかかわらず、行間を設定しているため、可読性が低下するという問題があった。
【0010】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、適切に可読性を向上させる文書評価装置、文書評価プログラム、および文書評価方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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