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公開番号2024071792
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-27
出願番号2022182205
出願日2022-11-15
発明の名称異常行動検出システム
出願人株式会社アジラ
代理人個人
主分類G06T 7/00 20170101AFI20240520BHJP(計算;計数)
要約【課題】 撮影環境の変化が生じた場合に通常の行動を自動的に再学習することが可能な異常行動検出システムを提供する。
【解決手段】 姿勢推定システム1において、制御装置4は、所定範囲を撮影するように設置された撮影手段Xにより撮影された第2の対象映像Y3を取得する第3の取得部41と、第2の対象映像Y3に映った背景を検出する背景検出部45と、検出された背景が複数の第2の対象映像Y3の間で所定以上変化した場合に、通常の行動又は通常の軌跡の決定を改めて行うよう決定部24を制御する制御部46と、を有している。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
所定範囲を撮影するように設置された撮影手段により撮影されたサンプル映像を取得する第1の取得部と、
前記サンプル映像に映ったサンプル行動体の行動又は軌跡を検出する第1の検出部と、
前記検出された多数の前記サンプル行動体の行動又は軌跡に基づき、前記所定範囲における一又は複数の通常の行動又は通常の軌跡を決定する決定部と、
を有する学習装置と、
前記所定範囲を撮影するように設置された撮影手段により撮影された第1の対象映像を取得する第2の取得部と、
前記第1の対象映像に映った第1の対象行動体の行動又は軌跡を検出する第2の検出部と、
前記検出された前記第1の対象行動体の行動又は軌跡が前記通常の行動又は通常の軌跡と異なる場合に、その旨を示す出力を行う判定部と、
を有する判定装置と、
前記所定範囲を撮影するように設置された撮影手段により撮影された第2の対象映像を取得する第3の取得部と、
前記第2の対象映像に映った背景を検出する背景検出部と、
前記検出された背景が複数の前記第2の対象映像の間で所定以上変化した場合に、前記通常の行動又は通常の軌跡の決定を改めて行うよう前記決定部を制御する制御部と、
を有する制御装置と、
を備えたことを特徴とする異常行動検出システム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記第3の取得部は、多数の前記第2の対象映像をそれぞれの撮影時刻と紐づけて取得し、
前記制御装置は、
前記第2の対象映像に映った第2の対象行動体の人数を検出する第3の検出部と、
前記多数の第2の対象映像の中で、前記検出された第2の対象行動体の人数が所定以下である複数の前記第2の対象映像を抽出する抽出部と、
前記抽出された複数の第2の対象映像にそれぞれ紐づけられた複数の撮影時刻から、前記第2の対象行動体の人数が所定以下である複数の時間帯を決定する時間帯決定部と、
を更に備え、
前記制御部は、前記決定された複数の時間帯のうちの同一時間帯に検出された背景が所定以上変化した場合に、前記通常の行動又は通常の軌跡の決定を改めて行うよう前記決定部を制御することを特徴とする請求項1に記載の異常行動検出システム。
【請求項3】
コンピュータで実行されるプログラムであって、
所定範囲を撮影するように設置された撮影手段により撮影されたサンプル映像を取得するステップと、
前記サンプル映像に映ったサンプル行動体の行動又は軌跡を検出するステップと、
前記検出された多数の前記サンプル行動体の行動又は軌跡に基づき、前記所定範囲における一又は複数の通常の行動又は通常の軌跡を決定するステップと、
前記所定範囲を撮影するように設置された撮影手段により撮影された第1の対象映像を取得するステップと、
前記第1の対象映像に映った第1の対象行動体の行動又は軌跡を検出するステップと、
前記検出された前記第1の対象行動体の行動又は軌跡が前記通常の行動又は通常の軌跡と異なる場合に、その旨を示す出力を行うステップと、
前記所定範囲を撮影するように設置された撮影手段により撮影された第2の対象映像を取得するステップと、
前記第2の対象映像に映った背景を検出するステップと、
前記検出された背景が複数の前記第2の対象映像の間で所定以上変化した場合に、前記通常の行動又は通常の軌跡の決定を改めて行うステップと、
を備えたことを特徴とする異常行動検出プログラム。
【請求項4】
コンピュータで実行される方法であって、
所定範囲を撮影するように設置された撮影手段により撮影されたサンプル映像を取得するステップと、
前記サンプル映像に映ったサンプル行動体の行動又は軌跡を検出するステップと、
前記検出された多数の前記サンプル行動体の行動又は軌跡に基づき、前記所定範囲における一又は複数の通常の行動又は通常の軌跡を決定するステップと、
前記所定範囲を撮影するように設置された撮影手段により撮影された第1の対象映像を取得するステップと、
前記第1の対象映像に映った第1の対象行動体の行動又は軌跡を検出するステップと、
前記検出された前記第1の対象行動体の行動又は軌跡が前記通常の行動又は通常の軌跡と異なる場合に、その旨を示す出力を行うステップと、
前記所定範囲を撮影するように設置された撮影手段により撮影された第2の対象映像を取得するステップと、
前記第2の対象映像に映った背景を検出するステップと、
前記検出された背景が複数の前記第2の対象映像の間で所定以上変化した場合に、前記通常の行動又は通常の軌跡の決定を改めて行うステップと、
を備えたことを特徴とする異常行動検出方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、映像に映った行動体の異常行動を検出するための異常行動検出システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、撮影された時系列画像に基づき所定範囲における通常の行動を決定し、当該所定範囲において通常の行動と異なる行動を検出した場合に、当該通常の行動と異なる行動を行った行動体を抽出する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6647489号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、通常の行動は、撮影環境の変化(例えば、イベント開催に伴うレイアウト変更など)に伴い変化するため、環境の変化が生じた場合には通常の行動を再学習する必要がある。
【0005】
そこで、本発明は、撮影環境の変化が生じた場合に通常の行動を自動的に再学習することが可能な異常行動検出システムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、所定範囲を撮影するように設置された撮影手段により撮影されたサンプル映像を取得する第1の取得部と、前記サンプル映像に映ったサンプル行動体の行動又は軌跡を検出する第1の検出部と、前記検出された多数の前記サンプル行動体の行動又は軌跡に基づき、前記所定範囲における一又は複数の通常の行動又は通常の軌跡を決定する決定部と、を有する学習装置と、前記所定範囲を撮影するように設置された撮影手段により撮影された第1の対象映像を取得する第2の取得部と、前記第1の対象映像に映った第1の対象行動体の行動又は軌跡を検出する第2の検出部と、前記検出された前記第1の対象行動体の行動又は軌跡が前記通常の行動又は通常の軌跡と異なる場合に、その旨を示す出力を行う判定部と、を有する判定装置と、前記所定範囲を撮影するように設置された撮影手段により撮影された第2の対象映像を取得する第3の取得部と、前記第2の対象映像に映った背景を検出する背景検出部と、前記検出された背景が複数の前記第2の対象映像の間で所定以上変化した場合に、前記通常の行動又は通常の軌跡の決定を改めて行うよう前記決定部を制御する制御部と、を有する制御装置と、を備えたことを特徴とする異常行動検出システムを提供している。
【0007】
また、本発明の別の観点では、上記異常行動検出システムに対応する異常行動検出プログラム及び異常行動検出方法を提供している。
【発明の効果】
【0008】
本発明の異常行動検出システムによれば、撮影環境の変化が生じた場合に通常の行動を自動的に再学習することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施の形態による異常行動検出システムの使用状態の説明図
本発明の実施の形態による異常行動検出システムのブロック図
本発明の実施の形態による撮影環境の変化の説明図
本発明の実施の形態による異常行動検出システムのフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の第1の実施の形態による異常行動検出システム1について、図1-図4を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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