特許ウォッチ

公開番号2024109346
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-14
出願番号2023014088
出願日2023-02-01
発明の名称情報処理装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G06F 3/12 20060101AFI20240806BHJP(計算;計数)
要約【課題】ファイルのジョブに対する制御処理の手間を軽減できるようにする。
【解決手段】情報処理装置は、第1のファイルが格納されると、前記第1のファイルのジョブを生成する生成手段と、第2のファイルの格納を基に、ジョブ特定情報とジョブ制御内容を特定する特定手段と、前記ジョブ特定情報に対応するジョブに対して、前記ジョブ制御内容に対応する制御処理を行う制御手段とを有する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項１】
第１のファイルが格納されると、前記第１のファイルのジョブを生成する生成手段と、
第２のファイルの格納を基に、ジョブ特定情報とジョブ制御内容を特定する特定手段と、
前記ジョブ特定情報に対応するジョブに対して、前記ジョブ制御内容に対応する制御処理を行う制御手段と
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示（約 1,600 文字）【請求項２】
前記ジョブは、印刷ジョブであり、
前記生成手段は、前記第１のファイルの印刷ジョブを画像出力装置に送信し、
前記制御手段は、前記ジョブ特定情報に対応する印刷ジョブに対する、前記ジョブ制御内容に対応するジョブ制御命令を前記画像出力装置に送信することを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記第１のファイルが格納されると、前記第１のファイルのジョブに関する情報を保存する保存手段をさらに有し、
前記生成手段は、前記保存された第１のファイルのジョブに関する情報を基に、前記第１のファイルのジョブを生成し、
前記制御手段は、前記ジョブ特定情報に対応する前記ジョブに関する情報に対して、前記ジョブ制御内容に対応する制御処理を行うことを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記第１のファイルが格納されると、前記第１のファイルの印刷ジョブに関する情報を保存する保存手段をさらに有し、
前記生成手段は、前記保存された第１のファイルの印刷ジョブに関する情報を基に、前記第１のファイルの印刷ジョブを生成し、
前記制御手段は、
前記ジョブ特定情報に対応する印刷ジョブが前記画像出力装置に送信済みでない場合には、前記ジョブ特定情報に対応する前記ジョブに関する情報に対して、前記ジョブ制御内容に対応する制御処理を行い、
前記ジョブ特定情報に対応する印刷ジョブが前記画像出力装置に送信済みである場合には、前記ジョブ特定情報に対応する印刷ジョブに対する、前記ジョブ制御内容に対応するジョブ制御命令を前記画像出力装置に送信することを特徴とする請求項２に記載の情報処理装置。
【請求項５】
前記生成手段は、前記第１のファイルが第１の格納場所に格納された場合には、第１の画像出力装置に対して、前記第１のファイルの印刷ジョブを送信し、
前記制御手段は、前記第２のファイルが前記第１の格納場所に格納された場合には、前記第１の画像出力装置に対して、前記ジョブ制御命令を送信することを特徴とする請求項２に記載の情報処理装置。
【請求項６】
前記特定手段は、前記第１の格納場所に格納されたファイルの内容又はファイル名がジョブ制御情報を示すものである場合には、前記第１の格納場所に格納されたファイルが前記第２のファイルであると判定し、前記第２のファイルの内容又はファイル名を基に、ジョブ特定情報とジョブ制御内容を特定し、
前記生成手段は、前記第１の格納場所に格納されたファイルの内容又はファイル名がジョブ制御情報を示すものでない場合には、前記第１の格納場所に格納されたファイルが前記第１のファイルであると判定し、前記第１のファイルの印刷ジョブを生成することを特徴とする請求項５に記載の情報処理装置。
【請求項７】
前記生成手段は、前記第１のファイルが格納された格納場所に対応する画像出力装置に対して、前記第１のファイルの印刷ジョブを送信し、
前記制御手段は、前記第２のファイルが格納された格納場所に対応する画像出力装置に対して、前記ジョブ制御命令を送信することを特徴とする請求項５に記載の情報処理装置。
【請求項８】
前記ジョブ特定情報は、前記第１のファイルのファイル名、ユーザー名、又は成果物名であることを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項９】
前記ジョブ制御内容は、ジョブのキャンセル、又はジョブの順番の変更であることを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項１０】
前記制御手段は、前記ジョブ制御命令の送信の後、前記ジョブ制御命令の制御結果を前記画像出力装置から受信することを特徴とする請求項２に記載の情報処理装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、情報処理装置、印刷システム、情報処理装置の処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、印刷設定と関連付けられたホットフォルダーに入稿されたデータに基づく印刷を、印刷装置に実行させるための印刷制御装置が開示されている。生成手段は、ホットフォルダーに印刷対象のデータが入稿された場合に、少なくとも当該データに基づく印刷ジョブを特定する情報及び当該印刷ジョブの処理状況を特定する情報を含むステータス表示用データを生成する。表示制御手段は、生成手段により生成されたステータス表示用データに基づく情報を、表示装置に表示させる。判断手段は、生成手段により生成されたステータス表示用データに対してユーザーが実行した操作内容を判断する。処理手段は、判断手段による判断に基づき、当該ステータス表示用データに対応する印刷ジョブを、当該ステータス表示用データに対する操作内容に従って処理する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１１－６５５５８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかし、特許文献１では、印刷ジョブに紐づいたステータス表示用データを操作することで、印刷ジョブを処理するため、ホットフォルダーにデータが大量入稿されていた場合、操作したいステータス表示用データを見つけるのが困難である。
【０００５】
本開示の目的は、ファイルのジョブに対する制御処理の手間を軽減できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
情報処理装置は、第１のファイルが格納されると、前記第１のファイルのジョブを生成する生成手段と、第２のファイルの格納を基に、ジョブ特定情報とジョブ制御内容を特定する特定手段と、前記ジョブ特定情報に対応するジョブに対して、前記ジョブ制御内容に対応する制御処理を行う制御手段とを有する。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、ファイルのジョブに対する制御処理の手間を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
印刷システムの構成の一例を示す図である。
画像出力装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
印刷ＰＣのハードウェア構成の一例を示す図である。
印刷システムの機能構成の一例を示す図である。
印刷ＰＣにおけるホットフォルダー設定表示画面の一例を示す図である。
印刷ＰＣにおけるホットフォルダー管理画面の一例を示す図である。
ホットフォルダー設定情報ＤＢに保存される情報の一例を示す図である。
印刷ジョブ制御の一例を示すフローチャートである。
制御用ファイルの一例を示す図である。
ジョブを特定する制御用ファイルの一例を示す図である。
印刷ジョブ制御の一例を示すフローチャートである。
印刷設定に関する制御用ファイルの一例を示す図である。
画像出力装置の制御に関する制御用ファイルの一例を示す図である。
印刷ＰＣにおけるホットフォルダー設定表示画面の一例を示す図である。
印刷ジョブ制御の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、図面を参照して好適な実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが解決手段に必須のものとは限らない。
【００１０】
（第１の実施形態）
図１は、第１の実施形態に係る印刷システム１１０の構成の一例を示す図である。印刷システム１１０は、画像出力装置１００と、印刷パーソナルコンピュータ（印刷ＰＣ）１０１と、ネットワーク１０３を有する。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許