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公開番号2024095899
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-11
出願番号2022212873
出願日2022-12-30
発明の名称ドットパターン
出願人個人
代理人
主分類G06K 19/06 20060101AFI20240704BHJP(計算;計数)
要約【課題】 どのようなスマートフォン等の読み取り装置でも簡易な印刷方法および簡易な処理により、可視光でのドットパターンの読み取りを可能にすることを技術的課題とする。
【解決手段】 所定の規則に則ってドットが配置されたドットパターンであって、ドットは、ドットパターンで符号化するための基準となり、向きを特定可能なドットを含む複数の基準ドットと、基準ドットの配置を基に特定される複数の配置領域に配置される情報ドットと、を含み、ドットパターンは、媒体に複数形成され、ドットパターンに重畳または隣接して、媒体の所定の位置にドット以外の画像の少なくとも一部が形成されており、少なくとも1つのドットパターンには、少なくとも一部のドットが復号できない不可領域を含み、不可領域に対応するドットが不可領域を含むドットパターン以外のドットパターンによって補完される。。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
所定の規則に則ってドットが配置されたドットパターンであって、
前記ドットは、
前記ドットパターンで符号化するための基準となり、向きを特定可能なドットを含む複数の基準ドットと、
前記基準ドットの配置を基に特定される複数の配置領域に配置される情報ドットと、を含み、
前記ドットパターンは、媒体に複数形成され、前記ドットパターンに重畳または隣接して、前記媒体の所定の位置に前記ドット以外の画像の少なくとも一部が形成されており、
少なくとも1つの前記ドットパターンは、復号できない不可領域を含み、前記不可領域に対応するドットが前記不可領域を含むドットパターン以外のドットパターンによって補完される、
ドットパターン。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記不可領域には、前記ドットパターンの少なくとも一部が印刷されていないか、または、前記画像に前記ドットパターンの少なくとも一部が重畳印刷されている、
請求項1記載のドットパターン。
【請求項3】
所定の規則に則ってドットが配置されたドットパターンであって、
前記ドットは、
前記ドットパターンで符号化するための基準となり、向きを特定可能なドットを含む複数の基準ドットと、
前記基準ドットの配置を基に特定される複数の配置領域に配置される情報ドットと、を含み、
前記ドットパターンは、媒体に複数形成され、前記ドットパターンに重畳または隣接して、前記媒体の所定の位置に前記ドット以外の画像の少なくとも一部が形成されており、
前記画像は、前記ドットパターンを読み取るドットコード読み取り装置がフォーカスを合わせることが可能なフォーカス用画像である、ドットパターン。
【請求項4】
所定の規則に則ってドットが配置されたドットパターンであって、
前記ドットは、
前記ドットパターンで符号化するための基準となり、向きを特定可能なドットを含む複数の基準ドットと、
前記基準ドットの配置を基に特定される複数の配置領域に配置される情報ドットと、を含み、
前記ドットパターンは、媒体に複数形成され、前記ドットパターンに重畳または隣接して、前記媒体の所定の位置に前記ドット以外の画像の少なくとも一部が形成されており、
前記画像は、前記ドットパターンを読み取るドットコード読み取り装置に内蔵または接続される情報処理装置が認識可能な特定画像を含み、
前記ドットパターンで符号化されたドットコードの少なくとも一部は、前記特定画像によって関連付けられた1以上の所定の情報および1以上の情報処理の少なくともいずれかを特定する、ドットパターン。
【請求項5】
前記画像に重畳、隣接、または近接して点状の凸部が複数設けられている、
請求項1~4のいずれかに記載のドットパターン。
【請求項6】
少なくとも前記情報ドットの一部は、濃度の異なる複数のドットからなり、
少なくとも一方の濃度の前記ドットは、情報を定義しないダミードットまたは真の情報を定義する情報ドットである、
請求項1~4のいずれかに記載のドットパターン。
【請求項7】
少なくとも1つの前記ドットパターンは、復号できない不可領域を含み、前記不可領域に対応するドットが前記不可領域を含むドットパターン以外のドットパターンによって補完される、
請求項3または請求項4に記載のドットパターン。
【請求項8】
前記不可領域には、前記ドットパターンの少なくとも一部が印刷されていないか、または、前記画像に前記ドットパターンの少なくとも一部が重畳印刷されている、
請求項7に記載のドットパターン。
【請求項9】
前記画像は、前記ドットパターンを読み取るドットコード読み取り装置がフォーカスを合わせることが可能なフォーカス用画像である、請求項1または請求項4に記載のドットパターン。
【請求項10】
前記画像は、前記ドットパターンを読み取るドットコード読み取り装置に内蔵または接続される情報処理装置が認識可能な特定画像を含み、
前記ドットパターンで符号化されたドットコードの少なくとも一部は、前記特定画像によって関連付けられた1以上の所定の情報および1以上の情報処理の少なくともいずれかを特定する、請求項1または3に記載のドットパターン。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、可視光領域で読み取り可能なドットパターンに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、二次元コードの一種であるドットコードが知られている。ドットコードを符号化したドットパターンは、絵柄や文字等のグラフィックと重畳して印刷が可能であるため、印刷物の外観を損なうことなく、印刷物に多量の情報を格納することができる、極めて優れた二次元コードである。ドットパターンは、人の目に見えづらくするため、非常に微細なドットを赤外線吸収インク(カーボンインクやステルスインク等)で印刷し、グラフィックと重畳して印刷しても、赤外線カメラを備えた専用の読み取り装置を使用してドットのみを読み取ることができる。ドットとグラフィックが重畳されるため、通常の可視光領域では読み取ることができない。現在、特に利用されているのは、音声ペンやブルートゥース(登録商標)ペンである。音声ペンでドットパターンをタッチしてドットコードを読み取ると、瞬時にそのドットコードに対応する音声が出力される。さらに、スマートフォンやタブレットの普及により、ブルートゥースペンが登場し、ドットコードを読み取ると、無線接続されたスマートフォンやタブレットに動画等のコンテンツが出力される。
【0003】
しかし、いずれも専用の読み取り装置が必要であることから、世界最強のコンテンツプラットホームであるスマートフォンのカメラで、ドットコードを読み取るニーズが増大している。一方、スマートフォンは盗撮防止のため、赤外線遮断フィルターが設けられており、可視光領域ではグラフィックと重畳印刷している領域においてドットパターンのみを撮影することができない。
【0004】
ここで、色分解処理を施すことにより可視光領域でのドットコードの読み取りを可能とするドットパターンの読み取り方法が提案されている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開公報WO2006/040832号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、色分解処理では、黒のドットと識別するためには、黒(墨や混合色であるコンポジットブラック)や濃い色が発生しないように、シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)の内の1色もしくは2色しか使用できない。そのため本来のグラフィックの色を表現することができない場合が多い。さらに、その色が濃いとドットと識別できなくなる場合もあり、色分解は非常に複雑で繊細な処理が必要となる。さらに、実際に処理を実現するには、微細なドットパターンに正確にフォーカスを合わせる必要があり、スマートフォンのカメラの性能や印刷状態等の多くの制約があった。
【0007】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、どのようなスマートフォン等の読み取り装置でも簡易な印刷方法および簡易な処理により、可視光でのドットパターンの読み取りを可能にすることを技術的課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(1)上記課題を解決するために、本発明のドットパターンは、所定の規則に則ってドットが配置されたドットパターンであって、前記ドットは、前記ドットパターンで符号化するための基準となり、向きを特定可能なドットを含む複数の基準ドットと、前記基準ドットの配置を基に特定される複数の配置領域に配置される情報ドットと、を含み、前記ドットパターンは、媒体に複数形成され、前記ドットパターンに重畳または隣接して、前記媒体の所定の位置に前記ドット以外の画像の少なくとも一部が形成されており、少なくとも1つの該前記ドットパターンには、少なくとも一部のドットが復号できない不可領域を含み、前記不可領域に対応するドットが前記不可領域を含むドットパターン以外のドットパターンによって補完される、ドットパターンである。
【0009】
(2)さらに、前記不可領域には、前記ドットパターンの少なくとも一部が印刷されていないか、または、前記画像に前記ドットパターンの少なくとも一部が重畳印刷されていてもよい。
【0010】
(3)本発明のドットパターンは、所定の規則に則ってドットが配置されたドットパターンであって、前記ドットは、前記ドットパターンで符号化するための基準となり、向きを特定可能なドットを含む複数の基準ドットと、前記基準ドットの配置を基に特定される複数の配置領域に配置される情報ドットと、を含み、前記ドットパターンは、媒体に複数形成され、前記ドットパターンに重畳または隣接して、前記媒体の所定の位置に前記ドット以外の画像の少なくとも一部が形成されており、前記画像は、前記ドットパターンを読み取るドットコード読み取り装置がフォーカスを合わせることが可能なフォーカス用画像である、ドットパターンである。
(【0011】以降は省略されています)

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