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公開番号2024103149
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2023007331
出願日2023-01-20
発明の名称図面比較装置
出願人日本精工株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06F 30/10 20200101AFI20240725BHJP(計算;計数)
要約【課題】異なる図面における、記載内容の比較操作を容易に行う。
【解決手段】第一図面及び第二図面に含まれる図面要素それぞれの属性情報を抽出し(図3ステップS1、ステップS3)、第一図面に含まれる図面要素と第二図面に含まれる図面要素とで対応する図面要素について属性情報どうしを比較し、相違内容を推定する(ステップS4)。推定した相違内容が予め設定した種類の相違内容である図面要素は「相違なし」とみなし非通知要素を判定してこの図面要素については相違ありとして通知せず、相違内容が予め設定した種類の相違内容ではない図面要素のみ、この図面要素の相違内容を第二図面に重畳表示すること等により、相違のある図面要素を外部に通知する(ステップS5)。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第一図面に含まれる図面要素の属性情報と第二図面に含まれる図面要素の属性情報とを抽出する属性情報抽出部と、
前記第一図面の図面要素と前記第二図面の図面要素とで属性情報を比較し、対応する図面要素の属性情報どうしの相違点の有無を検出し、検出した前記相違点に基づき相違内容を推定する相違内容推定部と、
前記相違内容推定部で推定した相違内容が予め設定した種類の相違内容である図面要素を非通知要素と判定する判定部と、
前記相違内容推定部で相違内容が推定された図面要素のうち、前記判定部で前記非通知要素と判定された図面要素は通知せずに、前記非通知要素を除く図面要素を、相違点を有する図面要素として通知する相違要素通知部と、
を備えることを特徴とする図面比較装置。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記相違内容推定部は、前記第一図面と前記第二図面とで対応する図面要素の有無を検出し、
前記判定部は、前記相違内容推定部により、前記第一図面には含まれず前記第二図面には含まれる図面要素が検出されたとき、当該図面要素を前記非通知要素として判定しないことを特徴とする請求項1に記載の図面比較装置。
【請求項3】
前記相違要素通知部は、
前記相違内容推定部で推定した相違内容全てが前記予め設定した種類の相違内容であるときには、前記第一図面と前記第二図面とで前記図面要素に相違がないことを表す情報を通知することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の図面比較装置。
【請求項4】
前記相違要素通知部は、前記通知する情報を、前記第一図面及び前記第二図面の少なくともいずれか一方に重畳表示することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の図面比較装置。
【請求項5】
前記予め設定した種類の相違内容は、図面要素のレイアウトの相違、図面要素による記載内容の相違、及び図面要素の表示構成の相違を含み、
前記判定部は、前記相違内容推定部で推定した相違内容が、前記図面要素のレイアウトの相違又は前記図面要素の表示構成の相違であるときには、当該相違内容に対応する図面要素を前記非通知要素と判定することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の図面比較装置。
【請求項6】
前記第一図面は変更前図面であり、前記第二図面は、前記変更前図面に対して変更を行った後の変更後図面であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の図面比較装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、図面比較装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
既存の正式図面を利用して図面を検図する場合、記載内容が修正された場所だけを把握することができれば、確認する箇所を減らすことができる。変更点を把握するには、図面比較を行うことが考えられる。
変更点を把握するための図面比較を行う方法としては、例えば、ラスターイメージからなる2つの画像間の変更箇所を抽出するようにしたもの(例えば、特許文献1参照)、CAD図面の素子について、画面表示されない属性変更が行われたときでもこれを容易に認識できるようにしたもの(例えば、特許文献2参照)、さらに、自動作成された図面と入力部から入力された修正図面とを比較することにより修正部分を検出するようにしたもの(例えば、特許文献3参照)等が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第569157号公報
特許第3809315号公報
特開2013-242726号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、図面の変更には、表示される数値や文字等といった記載内容が変わる変更操作と、レイアウトの変更等といった記載内容が変わらない変更操作とがある。
従来の、2つの画像間の変更箇所を抽出する方法にあっては、画像データとして2つの画像間の相違を検出しているため、2つの画像間で一致しない箇所については相違があると判断されてしまう。そのため、2つの画像間で一致しない箇所が相違箇所として画面表示されることになり、例えば、記載内容が変わる変更のみを確認しようとした場合でも、記載内容が変わる変更操作と記載内容が変わらない変更操作とに関係なく相違がある場合には、相違箇所として画面表示されるため、相違箇所が多い場合には特に、記載内容が変わる変更のみを確認する際に手間がかかる。
【0005】
本発明は、上記従来の未解決の問題に着目してなされたものであり、図面の変更前後での確認作業等といった図面内容の比較作業を容易に行うことの可能な図面比較装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、第一図面に含まれる図面要素の属性情報と第二図面に含まれる図面要素の属性情報とを抽出する属性情報抽出部と、第一図面の図面要素と第二図面の図面要素とで属性情報を比較し、対応する図面要素の属性情報どうしの相違点の有無を検出し、検出した相違点に基づき相違内容を推定する相違内容推定部と、相違内容推定部で推定した相違内容が予め設定した種類の相違内容である図面要素を非通知要素と判定する判定部と、相違内容推定部で相違内容が推定された図面要素のうち、判定部で非通知要素と判定された図面要素は通知せずに、非通知要素を除く図面要素を、相違点を有する図面要素として通知する相違要素通知部と、を備える図面比較装置が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、予め設定した種類の相違内容である図面要素については非通知要素とみなして、相違があっても通知しないようにしているため、相違有りとして通知される図面要素を削減することができる。そのため、図面の比較作業等を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る図面比較装置の一例を示す構成図である。
制御部の一例を示すブロック図である。
制御部の処理手順の一例を示すフローチャートである。
本発明の動作説明に供する図面の一例である。
図4に示す図面の属性情報の一例である。
推測可能な操作内容の一例である。
比較結果の一例である。
属性情報抽出処理の所定手順の一例を示すフローチャートである。
属性情報比較処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
本発明の動作説明に供する図面の一例である。
図10に示す図面の属性情報の一例である。
比較結果の一例である。
属性情報の比較結果の一例である。
属性情報の比較結果の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下の詳細な説明では、本発明の実施形態の完全な理解を提供するように多くの特定の細部について記載される。しかしながら、かかる特定の細部がなくても一つ以上の実施形態が実施できることは明らかである。他にも、図面を簡潔にするために、周知の構造及び装置が略図で示されている。
本発明の一実施形態に係る図面比較装置は、第一図面に含まれる図面要素の属性情報と第二図面に含まれる図面要素の属性情報とを抽出する属性情報抽出部と、第一図面の図面要素と第二図面の図面要素とで属性情報を比較し、対応する図面要素の属性情報どうしの相違点の有無を検出し、検出した相違点に基づき相違内容を推定する相違内容推定部と、相違内容推定部で推定した相違内容が予め設定した種類の相違内容である図面要素を非通知要素と判定する判定部と、相違内容推定部で相違内容が推定された図面要素のうち、判定部で非通知要素と判定された図面要素は通知せずに、非通知要素を除く図面要素を、相違点を有する図面要素として通知する相違要素通知部と、を備える。
【0010】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(構成)
本発明の一実施形態に係る図面比較装置1は、図1に示すように、CPU等の制御部2と、表示装置3と、マウスやキーボード等の入力装置4と、記憶部として機能するメモリ5及びハードディスク6とを備える。
ハードディスク6には、OS(オペレーティングシステム)11、図面比較プログラム12、CAD(Computer Aided Design)システム13が格納され、さらに、CADシステム13や他の作図システムで作成した図面データ等が格納される。
(【0011】以降は省略されています)

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