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公開番号2024133876
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-03
出願番号2023043875
出願日2023-03-20
発明の名称特徴検討支援システム
出願人個人
代理人個人
主分類G06F 16/907 20190101AFI20240926BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザが設定した特徴要素に係わる検討対象表現の部位を抽出して再構成した再構成表現と上記設定特徴要素に係わる評価を提示することにより、検討対象の特徴の検討を支援する。
【解決手段】1又は複数設定された特徴要素との関連度に基づいて抽出された検討対象表現の部位を分離して検討対象表現を再構成した再構成表現を生成する再構成手段と、前記設定された特徴要素を評価して評価指標を生成する評価手段と、前記再構成表現と前記評価指標とを提示する検討支援表現を生成する検討支援表現生成手段と、を含む特徴検討支援システムを提供する。
【選択図】図1



特許請求の範囲【請求項1】
音声、テキスト、画像から選ばれる少なくとも一つを含む媒体による検討対象の表現を利用して該検討対象の特徴の検討を支援するシステムであって、
a)1又は複数設定された特徴要素との関連度に基づいて抽出された前記表現の部位を分離して前記表現を再構成した再構成表現を生成する再構成手段と、
b)前記設定された特徴要素を評価して評価指標を生成する評価手段と、
c)前記再構成表現と前記評価指標とを提示する検討支援表現を生成する検討支援表現生成手段と、
を含み、
前記検討支援表現をユーザに提示することにより、前記検討対象の特徴の検討を支援することを特徴とする特徴検討支援システム。
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
前記検討支援表現は、前記特徴要素を設定する特徴設定手段を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の特徴検討支援システム。
【請求項3】
前記評価は、前記設定された特徴要素を含む内部資料に基づく評価であることを特徴とする請求項1に記載の特徴検討支援システム。
【請求項4】
前記評価は、前記設定された特徴要素から形成された検索式によって検索された外部資料の分析に基づく評価であることを特徴とする請求項1に記載の特徴検討支援システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、検討対象となるアイデアの特徴について、検討対象を音声、テキストあるいは画像で表現したもの(以下、検討対象表現という)を利用して検討するユーザに対して、検討対象表現を加工した表現(以下、再構成表現という)や特徴の評価を提示することにより、そのユーザの検討作業を支援するシステムに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、研究者、技術者等のユーザが自身のアイデアを検討対象として検討する場合に利用する技術の一つとして、そのアイデアの特徴として設定した要素(以下、特徴要素という)に関連するキーワードを含む検索式によって情報検索できる特許文献データベースがある。特許文献データベースを提供するサービスの中には、ユーザによるアイデアの特徴を検討する利便性を高めるために、検索された特許文献の表示においてキーワード部位の色付けをするなどして強調して提示する技術が採用されているものもある。
【0003】
しかしながら、検討対象自体における特徴を示す部位が提示されていないため、キーワードを設定する基礎となった特徴要素と検索された特許文献のキーワード部位に含まれる特徴とを比較して検討することは一定の調査スキルや熟練を要する難易度の高い作業であった。
【0004】
ここで検索された特許文献に含まれる特徴が自身のアイデアの特徴要素と一致している場合やそのアイデアの特徴要素のいずれにおいても類似する特許文献が発見されなかった場合は、自身のアイデアの特徴を検討することは容易である。しかし、一定程度の類似がある特徴を含む特許文献が検索された場合は、検索された文献のキーワードを含む部位と比較して自身のアイデアの特徴を検討することは難しい。
さらには、自身のアイデアが複数の特徴を有している場合において、複数の特徴のすべてを満たす特許文献が検索されなくても、それぞれの特徴について一致もしくは一定程度の類似がある特徴を含む特許文献が複数検索された場合は、自身のアイデアの特徴の検討はさらに難しい。
【0005】
特徴要素毎に、検討対象表現における特徴に関連するの部位を他の部位と分離して提示すると共に、参考となる評価指標をともに提示することにより、その特徴についての検討を支援するシステムが求められていた。
【0006】
特許文献1には、作業工程の検討において、作業工程を記録した動画における説明の個所と説明された対象が撮影された個所とで異なる特徴要素に基づいて動画の場面を切り分け、説明場面と被説明場面とに分類する情報処理装置およびプログラムが開示されている。
しかしながら、作業工程自体の特徴を基準に動画の場面を切り分けたものではないので、その作業工程自体の特徴を検討するための支援としては十分ではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2019-191738号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、音声、テキスト、画像から選ばれる少なくとも一つを含む媒体による検討対象表現を利用して検討対象の特徴を検討する際に、ユーザが設定した1又は複数の特徴要素(以下、設定特徴要素という)に係わる検討対象表現の部位を抽出して再構成した再構成表現と上記設定特徴要素に係わる評価を提示することにより、検討対象の特徴の検討を支援するシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の第一の観点では、音声、テキスト、画像から選ばれる少なくとも一つを含む媒体による検討対象の表現を利用して該検討対象の特徴の検討を支援するシステムであって、
a)1又は複数設定された特徴要素との関連度に基づいて抽出された前記表現の部位を分離して前記表現を再構成した再構成表現を生成する再構成手段と、
b)前記設定された特徴要素を評価して評価指標を生成する評価手段と、
c)前記再構成表現と前記評価指標とを提示する検討支援表現を生成する検討支援表現生成手段と、
を含み、
前記検討支援表現をユーザに提示することにより、前記検討対象の特徴の検討を支援することを特徴とする特徴検討支援システムが提供される。
【0010】
ここで、前記検討支援表現は、前記特徴要素を設定する特徴設定手段を含んでいる、としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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