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公開番号2024145660
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-15
出願番号2023058110
出願日2023-03-31
発明の名称防爆装置
出願人アズビル株式会社
代理人個人
主分類G06K 19/077 20060101AFI20241004BHJP(計算;計数)
要約【課題】防爆装置の利便性を高くする。
【解決手段】防爆装置10は、少なくとも第1端に開口を有する筒状部21Aと前記開口を塞ぐ窓23とを備える防爆容器20と、前記防爆容器20に収容され、前記防爆容器20の外部に位置する外部装置Sと前記窓23を介して無線通信可能な通信装置30と、前記防爆容器20に設けられ前記外部装置Sを前記通信装置30と無線通信可能な状態で保持する保持構造50と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも第1端に開口を有する筒状部と前記開口を塞ぐ窓とを備える防爆容器と、
前記防爆容器に収容され、前記防爆容器の外部に位置する外部装置と前記窓を介して無線通信可能な通信装置と、
前記防爆容器に設けられ前記外部装置を前記通信装置と無線通信可能な状態で保持する保持構造と、
を備える防爆装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記筒状部は、前記窓よりも前記第1端の側の部分に突出した環状部を備え、
前記保持構造は、前記環状部の内壁から張り出して前記窓と対向する対向部を備え、
前記外部装置は、表示部を備える装置本体と、当該装置本体の前記表示部が設けられた面とは反対の面から突出した突出部と、当該突出部の先端に接続された板状部と、を備え、
前記対向部は、前記板状部が前記環状部の内部に入った状態で前記外部装置が回転したときに前記板状部の一部が前記窓との間に入り込む形状に形成されている、
請求項1に記載の防爆装置。
【請求項3】
前記保持構造は、前記筒状部の中心軸方向に延びた第1部分と、当該第1部分から前記中心軸と直交する方向に延びた第2部分と、を備え、前記外部装置を保持するときに、前記第1部分により前記外部装置を前記窓に対向するように支持し、かつ、前記第2部分により前記外部装置が前記窓から離れる方向に移動することを規制する、
請求項1に記載の防爆装置。
【請求項4】
前記保持構造は、前記筒状部の中心軸方向に延びた第3部分と、当該第3部分から前記中心軸と直交する方向に延びた第4部分と、を備え、前記外部装置を保持するときに、前記第3部分が前記外部装置を挟んで前記第1部分に対向し、かつ、前記第4部分により前記外部装置が前記窓から離れる方向に移動することを規制する、
請求項3に記載の防爆装置。
【請求項5】
前記保持構造は、前記筒状部に取り付けられ前記窓との間に、前記外部装置が挿入されるポケットを形成するポケット部材を含み、前記ポケット部材の、前記ポケットの底を構成し前記外部装置を支持する支持面は、前記筒状部の中心軸方向からみたときにV字形状に形成されている、
請求項1に記載の防爆装置。
【請求項6】
前記保持構造は、前記防爆容器に前記外部装置を介して締め付け固定される固定部材を備える、
請求項1に記載の防爆装置。
【請求項7】
前記筒状部は、前記第1端と反対の第2端に他の開口を備え、
前記防爆容器は、前記他の開口を塞ぐ、所定の情報を表示する表示装置をさらに備え、
前記保持構造は、前記外部装置を前記窓と対向するように保持する、
請求項1に記載の防爆装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、防爆構造を有する防爆装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
石油プラント、化学プラントなどで爆発性ガスの雰囲気下となり得る危険場所に設置される機器には、防爆構造が要求される。特許文献1には、このような防爆構造を有する防爆装置が開示されている。この防爆装置には、外部装置と無線通信可能な通信装置が内蔵されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-3519号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ユーザは、外部装置と通信装置との通信を確保するため、外部装置を防爆装置に近づけた位置にて保持する必要がある。しかし、ユーザは、外部装置を手で保持するため、利便性が低い。特に、外部装置と通信装置とが比較的長い時間通信する場合、又は、通信状態を保ったまま外部装置をユーザが操作しなければならない場合に、ユーザは外部装置を防爆装置に近づけた位置で持ち続けなければならず、利便性が低い。
【0005】
本発明は、防爆装置の利便性を高くすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係る防爆装置は、少なくとも第1端に開口を有する筒状部と前記開口を塞ぐ窓とを備える防爆容器と、前記防爆容器に収容され、前記防爆容器の外部に位置する外部装置と前記窓を介して無線通信可能な通信装置と、前記防爆容器に設けられ前記外部装置を前記通信装置と無線通信可能な状態で保持する保持構造と、を備える。
【0007】
一例として、前記筒状部は、前記窓よりも前記第1端の側の部分に突出した環状部を備え、前記保持構造は、前記環状部の内壁から張り出して前記窓と対向する対向部を備え、前記外部装置は、表示部を備える装置本体と、当該装置本体の前記表示部が設けられた面とは反対の面から突出した突出部と、当該突出部の先端に接続された板状部と、を備え、前記対向部は、前記板状部が前記環状部の内部に入った状態で前記外部装置が回転したときに前記板状部の一部が前記窓との間に入り込む形状に形成されている。
【0008】
一例として、前記保持構造は、前記筒状部の中心軸方向に延びた第1部分と、当該第1部分から前記中心軸と直交する方向に延びた第2部分と、を備え、前記外部装置を保持するときに、前記第1部分により前記外部装置を前記窓に対向するように支持し、かつ、前記第2部分により前記外部装置が前記窓から離れる方向に移動することを規制する。
【0009】
一例として、前記保持構造は、前記筒状部の中心軸方向に延びた第3部分と、当該第3部分から前記中心軸と直交する方向に延びた第4部分と、を備え、前記外部装置を保持するときに、前記第3部分が前記外部装置を挟んで前記第1部分に対向し、かつ、前記第4部分により前記外部装置が前記窓から離れる方向に移動することを規制する。
【0010】
一例として、前記保持構造は、前記筒状部に取り付けられ前記窓との間に、前記外部装置が挿入されるポケットを形成するポケット部材を含み、前記ポケット部材の、前記ポケットの底を構成し前記外部装置を支持する支持面は、前記筒状部の中心軸方向からみたときにV字形状に形成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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