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公開番号
2024129535
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-27
出願番号
2023038819
出願日
2023-03-13
発明の名称
情報処理装置
出願人
株式会社テクロス
代理人
個人
主分類
G06Q
30/0201 20230101AFI20240919BHJP(計算;計数)
要約
【課題】
医療分野において実効性のあるマーケティングを実現するために、顧客候補の特徴を的確に見出すためのデータを生成する。
【解決手段】
ユーザー行動情報に対し因子分析処理を適用し、所定数の共通因子を算出する因子分析処理手段と、ユーザー行動情報について、ユーザー識別情報毎に、所定数の共通因子に基づく因子得点を算出し、最も高い得点となる一の共通因子をユーザー識別情報によって識別されるユーザーの特徴を表すユーザー特性と判定するユーザー特性判定手段と、ユーザー属性情報及びユーザー特性を、ユーザー識別情報に基づいて統合し、特定のコンテンツ情報に関し所定の視聴・閲覧状況を満たすという事象の多変量解析による要因分析を行うためのユーザー統合情報を生成するユーザー統合情報生成手段と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
WEBサイトにおいて視聴・閲覧可能である医療に関するコンテンツ情報と、該コンテンツ情報を内容に基づき分類するためのタグ情報と、を関連付けて記憶するコンテンツ情報記憶手段と、
ユーザー識別情報と、前記ユーザー識別情報で識別されるユーザーが視聴・閲覧した前記コンテンツ情報に対応する前記タグ情報と、該タグ情報毎の視聴・閲覧回数と、を関連付けるユーザー行動情報を記憶するユーザー行動情報記憶手段と、
前記ユーザー識別情報と、各前記ユーザーの特定の前記コンテンツ情報に関する視聴・閲覧状況に関する情報を含む属性情報と、を関連付けるユーザー属性情報を記憶するユーザー属性情報記憶手段と、
前記タグ情報毎の視聴・閲覧回数について、前記ユーザーの視聴・閲覧の頻度を表すように正規化する正規化手段と、
正規化後の前記ユーザー行動情報に対し因子分析処理を適用し、所定数の共通因子を算出する因子分析処理手段と、
前記正規化後のユーザー行動情報について、前記ユーザー識別情報毎に、前記所定数の共通因子に基づく因子得点を算出し、最も高い得点となる一の前記共通因子を前記ユーザー識別情報によって識別される前記ユーザーの特徴を表すユーザー特性と判定するユーザー特性判定手段と、
前記ユーザー属性情報及び前記ユーザー特性を、前記ユーザー識別情報に基づいて統合し、前記特定のコンテンツ情報に関し所定の視聴・閲覧状況を満たすという事象の多変量解析による要因分析を行うためのユーザー統合情報を生成するユーザー統合情報生成手段と、を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記ユーザー統合情報について、前記所定の視聴・閲覧状況を満たすという事象に寄与する前記属性情報の項目を多変量解析によって特定する多変量解析処理手段を有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記ユーザー統合情報に基づいて、所定の前記ユーザー特性を備え、かつ、前記多変量解析処理手段によって特定される前記属性情報に関する条件を満たす前記ユーザー識別情報を抽出するユーザー抽出手段を有することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記ユーザー統合情報に基づいて、所定の前記ユーザー特性を備え、かつ、前記所定の視聴・閲覧状況を満たす前記ユーザー識別情報を抽出する第2ユーザー抽出手段を有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記属性情報が、前記特定のコンテンツ情報を視聴・閲覧した時間に関する情報を含む場合、
前記第2ユーザー抽出手段が、前記ユーザー統合情報に基づいて、所定の前記ユーザー特性を備え、かつ、前記特定のコンテンツ情報を所定時間より長く視聴・閲覧したユーザーを識別する前記ユーザー識別情報を抽出することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記属性情報が、前記特定のコンテンツ情報を視聴・閲覧した時間に関する情報を含む場合、
前記特定のコンテンツ情報に関する視聴・閲覧時間の長短に基づいて、各前記ユーザー属性情報について、当該情報処理装置における処理対象から除外するか否かを判定する除外判定手段を有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記正規化手段が、前記タグ情報毎に、前記視聴・閲覧回数を全ての前記コンテンツ情報の数で除して正規化を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
WEBサイトにおいて視聴・閲覧可能である医療に関するコンテンツ情報と、該コンテンツ情報を内容に基づき分類するためのタグ情報と、を関連付けて記憶するコンテンツ情報記憶手段と、ユーザー識別情報と、前記ユーザー識別情報で識別されるユーザーが視聴・閲覧した前記コンテンツ情報に対応する前記タグ情報と、該タグ情報毎の視聴・閲覧回数と、を関連付けるユーザー行動情報を記憶するユーザー行動情報記憶手段と、前記ユーザー識別情報と、各前記ユーザーの特定の前記コンテンツ情報に関する視聴・閲覧状況に関する情報を含む属性情報と、を関連付けるユーザー属性情報を記憶するユーザー属性情報記憶手段と、を備えるコンピューターにおける、
正規化手段が、前記タグ情報毎の視聴・閲覧回数について、前記ユーザーの視聴・閲覧の頻度を表すように正規化するステップと、
因子分析処理手段が、正規化後の前記ユーザー行動情報に対し因子分析処理を適用し、所定数の共通因子を算出するステップと、
ユーザー特性判定手段が、前記正規化後のユーザー行動情報について、前記ユーザー識別情報毎に、前記所定数の共通因子に基づく因子得点を算出し、最も高い得点となる一の前記共通因子を前記ユーザー識別情報によって識別される前記ユーザーの特徴を表すユーザー特性と判定するステップと、
ユーザー統合情報生成手段が、前記ユーザー属性情報及び前記ユーザー特性を、前記ユーザー識別情報に基づいて統合し、前記特定のコンテンツ情報に関し所定の視聴・閲覧状況を満たすという事象の多変量解析による要因分析を行うためのユーザー統合情報を生成するステップと、を含む情報処理方法。
【請求項9】
多変量解析処理手段が、前記ユーザー統合情報について、前記所定の視聴・閲覧状況を満たすという事象に寄与する前記属性情報の項目を多変量解析によって特定するステップを含むことを特徴とする請求項8に記載の情報処理方法。
【請求項10】
ユーザー抽出手段が、前記ユーザー統合情報に基づいて、所定の前記ユーザー特性を備え、かつ、前記多変量解析処理手段によって特定される前記属性情報に関する条件を満たす前記ユーザー識別情報を抽出するステップを含むことを特徴とする請求項9に記載の情報処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
医療分野におけるデジタルマーケティングの技術に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
製造業であっても、サービス業であっても、企業活動においてマーケティングは、自社の競争優位性を発揮し維持する上で、非常に重要な活動である。
【0003】
一方、近年、企業における広告や販売の活動は、WEB、インターネット、AI(Artificial Intelligence、人工知能)などのデジタル技術を駆使して行われることも多く、企業のマーケティング活動もデジタル技術を基礎として展開される傾向にある。
【0004】
そのような背景下、様々な業種において、マーケティングに関する技術的提案が盛んに行われており、例えば、特許文献1では、ユーザの各種行動ログを広範に収集し、高精度のアクセス解析を実施する技術が提案され、特許文献2では、学習の効果を好適に把握することが可能な表示を行う情報処理装置が提案されている。
【0005】
また、特許文献3では、ユーザの特性に応じたWeb広告配信において、広告効果と分析精度を高めるための技術が提案され、特許文献4では、配信情報による広告効果を高めることが可能な、情報配信サーバが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2022-009936号公報
特開2021-056364号公報
特許第5878218号公報
特開2010-178176号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記の従来技術では、医療分野における顧客の特性が加味されておらず、医療分野におけるマーケティングに適用し難いという問題点があった。
【0008】
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、医療分野において実効性のあるマーケティングを実現するために、顧客候補の特徴を的確に見出すためのデータを生成する情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
開示する情報処理装置の一形態は、WEBサイトにおいて視聴・閲覧可能である医療に関するコンテンツ情報と、該コンテンツ情報を内容に基づき分類するためのタグ情報と、を関連付けて記憶するコンテンツ情報記憶手段と、ユーザー識別情報と、前記ユーザー識別情報で識別されるユーザーが視聴・閲覧した前記コンテンツ情報に対応する前記タグ情報と、該タグ情報毎の視聴・閲覧回数と、を関連付けるユーザー行動情報を記憶するユーザー行動情報記憶手段と、前記ユーザー識別情報と、各前記ユーザーの特定の前記コンテンツ情報に関する視聴・閲覧状況に関する情報を含む属性情報と、を関連付けるユーザー属性情報を記憶するユーザー属性情報記憶手段と、前記タグ情報毎の視聴・閲覧回数について、前記ユーザーの視聴・閲覧の頻度を表すように正規化する正規化手段と、正規化後の前記ユーザー行動情報に対し因子分析処理を適用し、所定数の共通因子を算出する因子分析処理手段と、前記正規化後のユーザー行動情報について、前記ユーザー識別情報毎に、前記所定数の共通因子に基づく因子得点を算出し、最も高い得点となる一の前記共通因子を前記ユーザー識別情報によって識別される前記ユーザーの特徴を表すユーザー特性と判定するユーザー特性判定手段と、前記ユーザー属性情報及び前記ユーザー特性を、前記ユーザー識別情報に基づいて統合し、前記特定のコンテンツ情報に関し所定の視聴・閲覧状況を満たすという事象の多変量解析による要因分析を行うためのユーザー統合情報を生成するユーザー統合情報生成手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
開示する情報処理装置は、医療分野において実効性のあるマーケティングを実現するために、顧客候補の特徴を的確に見出すためのデータを生成する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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