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公開番号2024093087
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-09
出願番号2022209232
出願日2022-12-27
発明の名称本人確認システム
出願人株式会社広島銀行
代理人個人
主分類G06Q 20/40 20120101AFI20240702BHJP(計算;計数)
要約【課題】複数のダイレクトチャネルからのログイン時の本人確認を、重複することなく行うことの可能な本人確認システムを提供する。
【解決手段】複数のダイレクトチャネル1,2,3からのログイン時の本人確認を、eKYCを利用した本人確認手段20により行うための本人確認システム10であって、本人確認が必要か否かの本人確認状況を記憶する本人確認状況記憶手段11と、ダイレクトチャネル1,2,3からのログイン時に本人確認状況記憶手段11に記憶された本人確認状況を取得し、確認必要の場合にのみ本人確認手段20に誘導する制御手段12と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数のダイレクトチャネルからのログイン時の本人確認を、eKYCを利用した本人確認手段により行うための本人確認システムであって、
本人確認が必要か否かの本人確認状況を記憶する本人確認状況記憶手段と、
前記ダイレクトチャネルからのログイン時に前記本人確認状況記憶手段に記憶された本人確認状況を取得し、確認必要の場合にのみ前記本人確認手段に誘導する制御手段と、
を有することを特徴とする本人確認システム。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記制御手段が、前記本人確認手段への誘導後に前記本人確認状況を手続中に更新することを特徴とする請求項1に記載の本人確認システム。
【請求項3】
前記本人確認手段による本人確認結果に基づき本人確認情報を作成する本人確認情報作成手段と、
前記作成された本人確認情報を記憶する本人確認情報記憶手段と、
を有し、
前記制御手段が、前記記憶された本人確認情報に基づき前記本人確認状況を確認済に更新することを特徴とする請求項2に記載の本人確認システム。
【請求項4】
前記制御手段が、前記本人確認状況が手続中のまま所定期間が経過すると確認必要に更新することを特徴とする請求項3に記載の本人確認システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、本人確認システムに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、金融機関等が顧客と取引を行うときには、顧客の身元を確認する本人確認が求められている。本人確認に対する要請は徐々に厳しくなっており、近年では、例えばマネーロンダリング格付(マネロン格付)を導入し、リスクに応じて長期的に顧客情報を確認する継続的顧客管理への対応が求められている。そのため、本人確認業務が増大する傾向にあり、さらなる効率化が求められている。
【0003】
こうした本人確認業務について、例えば特許文献1には、本人確認を要する特定取引に対して、受付窓口等と業務処理端末等との間での本人確認業務のセキュアな引継処理を可能とする取引制御支援方法に関する発明が記載されており、本人確認業務を効率化するようになっている。
【0004】
また、オンライン上で本人確認を完結するための技術として、eKYC(electronic Know Your Customer)が提供されており、例えば特許文献2には、決済サービスにおける本人認証を、eKYCを利用して行う情報処理方法に関する発明が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-92691号公報
特開2021-108204号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、近年の金融機関等における取引は、窓口経由ではなく銀行システムに外部から直接アクセスする、いわゆるダイレクトチャネルを経由したものが中心になっている。ダイレクトチャネルは、一つの金融機関等においても、インターネットバンキングやスマートフォンの専用アプリを利用した様々な形態のものが提供されている。そして、こうしたダイレクトチャネルからのログイン時の本人確認については、上述のeKYCを利用することができる。
【0007】
しかしながら、現状では複数のダイレクトチャネルにおける本人確認は独立して行われており、同一の顧客であってもアクセスするチャネルが異なる場合には、別々に本人確認を行わなければならない。例えば、インターネットバンキング取引で本人確認が完了している顧客であっても、スマートフォンの専用アプリから別の取引を行う場合には、改めて本人確認が必要になる。こうした本人確認業務の重複は、顧客、金融機関等の両者にとって煩雑である。
【0008】
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、複数のダイレクトチャネルからのログイン時の本人確認を、重複することなく行うことの可能な本人確認システムを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、本発明の本人確認システムは、複数のダイレクトチャネルからのログイン時の本人確認を、eKYCを利用した本人確認手段により行うための本人確認システムであって、本人確認が必要か否かの本人確認状況を記憶する本人確認状況記憶手段と、前記ダイレクトチャネルからのログイン時に前記本人確認状況記憶手段に記憶された本人確認状況を取得し、確認必要の場合にのみ前記本人確認手段に誘導する制御手段と、を有することを特徴とする。
【0010】
また好ましくは、前記制御手段が、前記本人確認手段への誘導後に前記本人確認状況を手続中に更新することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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