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公開番号2024104161
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-02
出願番号2023008248
出願日2023-01-23
発明の名称施解錠制御システム
出願人個人
代理人個人,個人
主分類G06Q 10/083 20240101AFI20240726BHJP(計算;計数)
要約【課題】 扉などのゲートの解錠を許可する情報を各配送ごとに1つ1つサーバ側に登録するといった負担をユーザに負わすことなく、ユーザ宛の配送作業に伴うゲートの解錠を円滑に行い、配送物を容易に受け取り可能とする施解錠制御システムを提供する。
【解決手段】 施解錠制御システムは、第三者によるセキュリティ空間への進入を規制するゲートGの施解錠を制御する施解錠装置10と、ゲートGの施解錠およびユーザへの配送に関する情報を管理するサーバ装置等の管理サーバ20と、ユーザが操作する情報処理装置であるユーザ端末30と、ユーザ宛の配送物を配送する配送業者の配送業務担当者が操作する情報処理装置である配送業者端末40と、ユーザ端末30に対してSNSなどのメッセージサービスを提供するメッセージサーバ50と、ユーザ宛の配送物を施錠状態で保管する収納装置60とを有して構成される。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
配送業者がユーザ宛の配送物を該ユーザにより指定された場所へ配送するとき、該配送の指定場所への進入がゲートにより規制されている場合、該ゲートの施解錠を制御する施解錠制御システムであって、
前記配送業者により操作される配送業者端末と、
前記ユーザにより操作されるユーザ端末と、
前記配送に関する情報の送受信を行うサーバ装置と、
前記指定場所近傍の前記ゲートにより進入が規制されているセキュリティ空間の外側に設置され、前記ゲートの施解錠を行う施解錠装置とを有し、
前記サーバ装置は、前記ユーザ端末から受信した情報に応じて、前記ゲートを解錠するための解錠コードを生成して前記配送業者端末へ送信し、
前記配送業者端末は、前記解錠コードを前記サーバ装置から受信すると、該受信した解錠コードを前記施解錠装置に入力し、
前記施解錠装置は、前記解錠コードが入力されると、前記ゲートを解錠することを特徴とする施解錠制御システム。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記配送業者端末は、前記ユーザに対して配送方法を問合せるメッセージを前記サーバ装置を介して前記ユーザ端末へ送信し、
前記ユーザ端末は、上記配送方法を問合せるメッセージに対する応答メッセージを入力し、該応答メッセージを前記サーバ装置へ送信し、
前記サーバ装置は、前記ユーザ端末から受信した応答メッセージを前記配送業者端末へ送信することを特徴とする請求項1記載の施解錠制御システム。
【請求項3】
前記ユーザ端末は、上記配送方法を問合せるメッセージを受信すると、前記解錠コードを前記配送業者端末へ送信することの有無を選択する解錠可否情報を入力し、該入力した解錠可否情報を前記サーバ装置へ送信し、
前記サーバ装置は、前記解錠可否情報を前記ユーザ端末から受信すると、該受信した解錠可否情報の内容に基づいて解錠コードの生成を行うことを特徴とする請求項2記載の施解錠制御システム。
【請求項4】
前記サーバ装置は、前記応答メッセージを前記ユーザ端末から受信すると、該受信した応答メッセージにおいて指定されている配送方法と、前記配送の指定場所が前記セキュリティ空間の内外のいずれかを示す情報とに基づいて解錠コードの生成を行うことを特徴とする請求項2記載の施解錠制御システム。
【請求項5】
前記施解錠装置は、前記ユーザ端末へメッセージを送信するための連絡コードを表示し、
前記配送業者端末は、前記連絡コードを入力し、該入力した連絡コードの情報を、前記配送方法を問合せるメッセージとともに前記サーバ装置へ送信し、
前記サーバ装置は、前記配送業者端末から前記連絡コードの情報および前記配送方法を問合せるメッセージを受信すると、前記配送方法を問合せるメッセージを前記ユーザ端末へ送信することを特徴とする請求項2記載の施解錠制御システム。
【請求項6】
前記配送業者端末は、前記配送風景の画像を撮影し、該撮影画像を、前記配送方法を問合せるメッセージとともに前記サーバ装置へ送信し、
前記サーバ装置は、前記配送業者端末から前記撮影画像および配送方法を問合せるメッセージを受信すると、該受信した情報を前記ユーザ端末へ送信することを特徴とする請求項5記載の施解錠制御システム。
【請求項7】
前記サーバ装置は、個々の利用者にアカウントを付与して管理し、各利用者のアカウント間でメッセージの交換を制御し、前記ユーザの前記アカウントを生成し、前記配送業者端末から前記配送方法を問合せるメッセージを受信すると、前記配送方法を問合せるメッセージを前記ユーザ宛のメッセージとして前記ユーザ端末へ送信し、
前記ユーザ端末は、前記ユーザのアカウントに登録された前記配送方法を問合せるメッセージを前記サーバ装置から受信し、表示することを特徴とする請求項2記載の施解錠制御システム。
【請求項8】
前記サーバ装置は、前記施解錠装置をメッセージサービスの利用者とみなして前記施解錠装置のアカウントを生成し、前記配送業者端末から前記配送方法を問合せるメッセージを受信すると、前記施解錠装置のアカウントから前記ユーザのアカウントへ送られたメッセージとして、前記配送方法を問合せるメッセージを前記ユーザ端末へ送信することを特徴とする請求項7記載の施解錠制御システム。
【請求項9】
前記ユーザ端末は、前記解錠コードを格納しており、所定の操作により前記解錠コードを表示し、
前記施解錠装置は、前記解錠コードが入力されると、前記ゲートへ解錠信号を出力して解錠させることを特徴とする請求項1記載の施解錠制御システム。
【請求項10】
前記配送物を収納する施解錠可能な収納ボックスを備えた収納装置をさらに有し、
前記サーバ装置は、前記応答メッセージを前記ユーザ端末から受信すると、該受信した応答メッセージにおいて指定されている配送方法が前記収納装置への収納であった場合、前記収納ボックスを解錠し開扉するための開扉コードを生成して前記配送業者端末へ送信し、
前記配送業者端末は、前記開扉コードを前記サーバ装置から受信すると、該受信した開扉コードを前記収納装置に入力し、
前記収納装置は、前記開扉コードが入力されると、前記収納ボックスを解錠し開扉可能にすることを特徴とする請求項2記載の施解錠制御システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、施解錠制御システムに関し、特に、配送時にゲートの解錠を行う施解錠制御システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、核家族化、未婚・晩婚者の増加や少子高齢化に伴う単身者の増加、さらには共働きの夫婦の増加等が進行し、そのライフスタイルが大きく変わってきている。
また、近年は、eコマースの隆盛に伴って、購入商品等の物品が各家庭に配送されることが多くなっている一方で、上記のとおり、夫婦の共働き等の割合の増加により家を留守にするケースが増えてきており、上記物品をスムーズに受け取ることのできる環境や設備が望まれている。
【0003】
上記のようなニーズに応えるように、近年、マンション等の集合住宅の共用部、店舗又は公共施設等には、いわゆる宅配ロッカー又は街中ロッカーと称される複数の収納ボックスを備えた収納装置が設置されることが多くなってきている。
この収納装置は、宅配便等により集合住宅の居住者宛等に配送された物品を、一時的に預かり、収納ボックスに施錠可能に収納することにより、当該居住者が不在の場合であっても、再配達を依頼することなく、当該収納装置から自身宛の配送物を取り出すことにより、スムーズに当該配送物を受け取ることができるというものである。
【0004】
一方で、配送物の急激な増加により、収納装置の収納ボックスに空きがなくなるケースも多々見られるようになったため、配送業者は、配送物を収納装置に入庫せずに、玄関前等に置いて配送作業を完了する、いわゆる「置き配」を行うことも多くなってきている。
【0005】
上記のような「置き配」に関する従来技術の1つとして、特許文献1が開示するところの自動ドア制御サーバが開示されている。
この特許文献1に開示される自動ドア制御サーバでは、ユーザは、ユーザ端末を用いて、自身が受取る予定の荷物の荷物特定情報を自動ドア制御サーバへ送信し、登録しておく。
その後、荷物の配送員がユーザの居住する建物に荷物を配送した際、その建物の外側に設置されている建物設置端末を用いて、配送する荷物の荷物特定情報を自動ドア制御サーバへ送信する。
自動ドア制御サーバは、配送員の操作により受信した荷物特定情報と、ユーザにより事前に登録済みの荷物特定情報とが一致するかどうか照合し、一致した場合には、自動ドアを解錠し、配送員に配送物の置き配を許可する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-53047
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記の特許文献1の自動ドア制御サーバでは、配送方法の内容に応じて扉などの解錠が必要な場合、その解錠を許可する情報をユーザが各配送ごとに前もって登録するといった煩雑な作業が必要となる。
【0008】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、扉などのゲートの解錠を許可する情報を各配送ごとに1つ1つサーバ側に登録するといった負担をユーザに負わすことなく、ユーザ宛の配送作業に伴うゲートの解錠を円滑に行い、配送物を容易に受け取り可能とする施解錠制御システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
かかる目的を達成するため、本発明は、配送業者がユーザ宛の配送物をユーザにより指定された場所へ配送するとき、配送の指定場所への進入がゲートにより規制されている場合、ゲートの施解錠を制御する施解錠制御システムであって、配送業者により操作される配送業者端末と、ユーザにより操作されるユーザ端末と、配送に関する情報の送受信を行うサーバ装置と、指定場所近傍のゲートにより進入が規制されているセキュリティ空間の外側に設置され、ゲートの施解錠を行う施解錠装置とを有し、サーバ装置は、ユーザ端末から受信した情報に応じて、ゲートを解錠するための解錠コードを生成して配送業者端末へ送信し、配送業者端末は、解錠コードをサーバ装置から受信すると、受信した解錠コードを施解錠装置に入力し、施解錠装置は、解錠コードが入力されると、ゲートを解錠することを特徴とする。
【0010】
また、本発明における施解錠制御システムによれば、配送業者端末は、ユーザに対して配送方法を問合せるメッセージをサーバ装置を介してユーザ端末へ送信し、ユーザ端末は、上記配送方法を問合せるメッセージに対する応答メッセージを入力し、応答メッセージをサーバ装置へ送信し、サーバ装置は、ユーザ端末から受信した応答メッセージを配送業者端末へ送信することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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