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公開番号2024098905
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-24
出願番号2023002712
出願日2023-01-11
発明の名称ギフト贈呈システム
出願人geeva株式会社
代理人個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20240717BHJP(計算;計数)
要約【課題】 何が貰えるんだろうというワクワク感を被贈呈者に与えることを可能にし、さらに複数の被贈呈者で行うゲーム性も加味したギフト贈呈を可能する。
【解決手段】 贈り主は贈り主端末3上で表示された贈呈ギフト選定ページでギフトを複数選定し、ギフトサーバー1上の贈呈ギフトギフト登録プログラム11が贈呈ギフト情報ファイル23に記録する。くじアプリ41がインストールされた参加者端末4上で各参加者がくじ実施ページを表示し、くじ札ボタン71を押してくじ札を選択する。ギフトサーバー1上のくじ抽選プログラム14は、くじ札ボタン71に付与されたくじ識別子をそのくじ札ボタン71を押した参加者の参加者IDに対応させ、抽選により贈呈ギフト情報ファイル23内の各ギフトIDを各くじ識別子に対応づけ、くじ結果表示プログラム15がくじ結果を各参加者端末4に表示する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
贈り主が一度に複数の被贈呈者にギフトを贈呈する際に使用されるギフト贈呈システムであって、
贈り主が操作する端末である贈り主端末及び少なくとも一つのくじ用端末がネットワークを介してアクセスすることができるサーバーと、
記憶部と
を備えており、
記憶部には、ギフト情報マスタファイルと、贈呈ギフト情報ファイルとが記憶されており、
ギフト情報マスタファイルは、贈呈され得る各ギフトの情報を記録したファイルであり、
贈呈ギフト情報ファイルは、ギフト情報マスタファイルに記録されているギフトのうち贈呈されるギフトとして贈り主が複数選定したギフトの情報を記録したファイルであって、くじへの参加者と同じか又はそれより少ない数のギフトの情報を記録したファイルであり、
サーバは贈り主端末に対して贈呈ギフト選定ページを提供することが可能であるととともに、サーバには贈呈ギフト登録プログラムが実装されており、
贈呈ギフト選定ページは、ギフト情報マスタファイルに記録された各ギフトについて贈呈されるギフトとして選定するかどうかを入力できるページであって、贈呈ギフト登録プログラムを実行可能なページであり、
贈呈ギフト登録プログラムは、贈呈ギフト選定ページで選定された各ギフトを贈呈ギフト情報ファイルに記録するプログラムであり、
贈呈ギフト情報ファイルに記録された各ギフトについてどの参加者に贈呈するかくじにより決定するくじ手段が設けられており、
くじ手段は、くじ用端末にくじ実施ページを表示する手段であり、
くじ実施ページは、参加者の数以上の数のくじ札を表示するページであって、各くじ札は相互に異なるくじ識別子によって識別されるものであり、くじ識別子はそのくじ札を選択した参加者に対して与えられるものであり、
くじ手段は、くじ実施ページにおいて実行されるくじ抽選プログラムを含んでおり、
くじ抽選プログラムは、贈呈ギフト情報ファイルに記録されている1個のギフトに対してランダムに選ばれた1個のくじ識別子を1対1に対応づけるプログラムであり、
くじ手段は、各くじ識別子について、くじ抽選プログラムでギフトが対応づけられている場合にはそのくじ識別子が与えられた参加者に当該ギフトが贈呈される旨をくじ用端末に表示するくじ結果表示プログラムを含んでいることを特徴とするギフト贈呈システム。
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
前記くじ用端末は複数であって、前記くじに参加する各参加者が操作する参加者端末であり、
各参加者端末は前記くじ実施ページを表示可能であって、前記くじ実施ページは、くじ引きボタンを含んでおり、
くじ引きボタンは、前記くじ札を参加者に選択させるボタンであって、当該くじ実施ページを表示している参加者端末を操作する参加者に当該くじ札についての前記くじ識別子を与える処理を実行するボタンであることを特徴とする請求項1記載のギフト贈呈システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この出願の発明は、贈り主が複数の被贈呈者に一度にギフトを贈呈する際に使用されるシステムに関するものである。
続きを表示(約 4,200 文字)【背景技術】
【0002】
日本人は贈り物が好きな人種であるといわれている。贈り物をすることは、対人関係を円滑にする上で不可欠といってもよく、友人、知人、仕事上の関係者などに盛んに贈り物がされている。このうち、カタログに記載されたギフトを被贈呈者が選んで贈呈を受けることができるカタログギフトは、被贈呈者の嗜好を反映したギフトを贈ることができるため、盛んに利用されている。
また、一度に複数の贈呈者に対してギフトを贈呈する状況もしばしば見られる。結婚披露宴における引き出物や葬儀の参列者に対する答礼(香典返し)等はこの典型的な例である。このように複数の被贈呈者にギフトを贈呈する場合も、カタログギフトが贈呈されることが多い。
このようなカタログギフトについても、ITの利用が図られており、被贈呈者がウェブサイト上でカタログ掲載品の選択ができるようにしたサービスも登場している。また、特許文献1では、贈り主がカタログ掲載品を選んでオーダーメイドでカタログギフトを構成して被贈呈者に贈呈する技術も紹介されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-11524号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のようなカタログギフトは、ギフトを被贈呈者が選択できるので、被贈呈者の嗜好に合ったギフト、被贈呈者が欲しいと思っていたギフトを容易に選ぶことができるという点では、好適である。しかしながら、他方、ギフトには、何が貰えるかわからないから良いという面もある。何が貰えるんだろうというワクワク感は、カタログギフトでは得られない。また、一度の複数の被贈呈者にギフトを贈呈する状況では、ゲーム感覚で娯楽性を加味してギフトを贈呈したい場合もある。
本願の発明は、上記の点を考慮して為されたものであり、贈り主がギフトを選択するということを考慮しつつも、何が貰えるんだろうというワクワク感を被贈呈者に与えることを可能にし、さらに複数の被贈呈者で行うゲーム性も加味したギフト贈呈を可能するためのシステムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、この明細書において、ギフト贈呈システムの発明が開示される。開示された発明に係るギフト贈呈システムは、贈り主が一度に複数の被贈呈者にギフトを贈呈する際に使用されるギフト贈呈システムである。
このシステムは、贈り主が操作する端末である贈り主端末及び少なくとも一つのくじ用端末がネットワークを介してアクセスすることができるサーバーと、記憶部とを備えている。
記憶部には、ギフト情報マスタファイルと、贈呈ギフト情報ファイルとが記憶されている。
ギフト情報マスタファイルは、贈呈され得る各ギフトの情報を記録したファイルである。
贈呈ギフト情報ファイルは、ギフト情報マスタファイルに記録されているギフトのうち贈呈されるギフトとして贈り主が複数選定したギフトの情報を記録したファイルであって、くじへの参加者と同じか又はそれより少ない数のギフトの情報を記録したファイルである。
サーバは贈り主端末に対して贈呈ギフト選定ページを提供することが可能であるととともに、サーバには贈呈ギフト登録プログラムが実装されている。
贈呈ギフト選定ページは、ギフト情報マスタファイルに記録された各ギフトについて贈呈されるギフトとして選定するかどうかを入力できるページであって、贈呈ギフト登録プログラムを実行可能なページである。
贈呈ギフト登録プログラムは、贈呈ギフト選定ページで選定された各ギフトを贈呈ギフト情報ファイルに記録するプログラムである。
贈呈ギフト情報ファイルに記録された各ギフトについてどの参加者に贈呈するかくじにより決定するくじ手段が設けられている。
くじ手段は、くじ用端末にくじ実施ページを表示する手段である。
くじ実施ページは、参加者の数以上の数のくじ札を表示するページであって、各くじ札は相互に異なるくじ識別子によって識別されるものであり、くじ識別子はそのくじ札を選択した参加者に対して与えられるものである。
くじ手段は、くじ実施ページにおいて実行されるくじ抽選プログラムを含んでいる。
くじ抽選プログラムは、贈呈ギフト情報ファイルに記録されている1個のギフトに対してランダムに選ばれた1個のくじ識別子を1対1に対応づけるプログラムである。
くじ手段は、各くじ識別子について、くじ抽選プログラムでギフトが対応づけられている場合にはそのくじ識別子が与えられた参加者に当該ギフトが贈呈される旨をくじ用端末に表示するくじ結果表示プログラムを含んでいる。
また、このギフト贈呈システムは、
くじ用端末は複数であって、くじに参加する各参加者が操作する参加者端末であり、
各参加者端末はくじ実施ページを表示可能であって、くじ実施ページは、くじ引きボタンを含んでおり、
くじ引きボタンは、くじ札を参加者に選択させるボタンであって、当該くじ実施ページを表示している参加者端末を操作する参加者に当該くじ札についてのくじ識別子を与える処理を実行するボタンである
という構成を持ち得る。
【発明の効果】
【0006】
以下に説明する通り、開示された発明に係るギフト贈呈システムによれば、複数の被贈呈者に一度にギフトを贈呈するに際し、贈り主がギフトを選択するということを考慮しつつも、何が貰えるんだろうというワクワク感を各被贈呈者に与えることを可能にし、さらに複数の被贈呈者で行うゲーム性も加味したギフト贈呈が可能となる。
また、上記実施形態では、くじ用端末は各参加者が操作する参加者端末であり、くじ実施ページが各参加者端末に表示される構成によれば、各参加者は自分の参加者端末を見ながらくじ抽選を体感できるので、参加者の数が多くなっても臨場感を持ってくじに参加できる。くじ実施後のギフトの受領のための構成も簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態のギフト贈呈システムの概略図である。
ギフト販売情報ファイルの構造を示した概略図である。
ギフト情報マスタファイルの構造を示した概略図である。
贈呈ギフト情報ファイルの構造を示した概略図である。
ギフト事業者がギフトサーバーで提供しているギフトサイトの各ページの一例を示した概略図である。
贈呈ギフト登録プログラムの概略を示したフローチャートである。
くじ準備プログラムの概略を示したフローチャートである。
参加者情報ファイルの構造の一例を示した概略図である。
贈り主連絡モジュールにより実行される贈り主連絡メールの一例を示した概略図である。
参加者登録用の各ページの一例を示した概略図である。
参加者登録プログラムの概略を示したフローチャートである。
参加者くじ実施ページの一例を示した概略図である。
参加者くじ実施ページの一例を示した概略図である。
主催者くじ実施ページの一例を示した概略図である。
抽選プログラムの一例について概略図を示したフローチャートである。
ギフト受領ページの一例を示した概略図である。
特別特典の抽選に当たった際のギフト受領ページの一例を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、この出願の発明を実施するための形態(実施形態)について説明する。図1は、実施形態のギフト贈呈システムの概略図である。
実施形態のギフト贈呈システムは、贈り主が複数の被贈呈者に一度にギフトを贈呈する際に使用されるシステムである。後述するように、実施形態のギフト贈呈システムは、くじによって各被贈呈者に贈呈されるギフトが決定される。したがって、「一度に」とは、くじという一回のゲームによってという意味である。くじが行われるイベントとしては、この実施形態ではパーティーや宴会等が想定されている。以下、くじが行われるイベントをくじイベントと呼ぶ。また、このようにくじによって各被贈呈者に贈呈されるギフトが決まるタイプのギフトをくじギフトと呼ぶ。
【0009】
図1に示すように、実施形態のギフト贈呈システムは、贈り主が操作する端末である贈り主端末3及び少なくとも1個のくじ用端末4がネットワークを介してアクセスすることができるサーバー1と、記憶部2とを備えている。
この実施形態では、ネットワークはインターネット100であり、したがってサーバー1はウェブサーバーである。ギフトは、ギフトをギフト事業者によって贈り主に販売され、被贈呈者に贈呈される。サーバー1は、このギフト事業者によって運営・管理されており、以下、ギフトサーバー1と呼ぶ。ギフトサーバー1は単体のサーバーである必要はなく、複数のサーバーコンピューターによってギフトサーバー1が構成されている場合もある。
【0010】
記憶部2は、ギフトサーバー1に設けられたハードディスク等のストレージであるが、ストレージサーバーのようにギフトサーバー1とは別のサーバーに設けられている場合もある。記憶部2についても、1個のみである必要はなく、複数のストレージが記憶部2として使用されることもあり、それらは異なる場所に設けられている場合もある。
くじ用端末4は、この実施形態では、くじイベントに参加する参加者が操作する端末となっている。以下、くじ用端末4を参加者端末と言い換える。各参加者端末4は、この実施形態ではスマートフォンとなっている。贈り主端末3は、スマートフォンであっても良くPCであっても良いが、以下の例ではスマートフォンとなっている。
(【0011】以降は省略されています)

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