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公開番号2024092271
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-08
出願番号2022208084
出願日2022-12-26
発明の名称組合せ計数装置
出願人大和製衡株式会社
代理人個人
主分類G06M 7/00 20060101AFI20240701BHJP(計算;計数)
要約【課題】物品の個数の計数を高速で行うことができ、処理能力を高めた組合せ計数装置を提供する。
【解決手段】複数のホッパ13に供給される物品の個数を組合せて、物品を排出するホッパ13を選択する組合せ計数装置であって、複数の直進フィーダ6から複数のホッパ13への物品の落下供給路を検知領域とする光センサを備え、光センサの検知出力に基づいて、複数のホッパ13へ供給される物品の個数を計数する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
複数のホッパに供給される物品の個数を組合せて、前記物品を排出するホッパを選択する組合せ計数装置であって、
前記物品を振動搬送して前記複数のホッパにそれぞれ供給する複数の直進フィーダと、前記複数の直進フィーダから前記複数のホッパへの前記物品の落下供給路を検知領域とする物品検知センサとを備え、
前記物品検知センサの検知出力に基づいて、前記複数のホッパへ供給される物品の個数を計数する、
ことを特徴とする組合せ計数装置。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記ホッパへ供給される前記物品の個数が、目標個数を超えるときに、前記ホッパから排出される物品を通常の排出経路から排除するリジェクト機構を備える、
請求項1に記載の組合せ計数装置。
【請求項3】
前記物品の前記落下供給路を囲む計数用ケースを備え、
前記計数用ケースに前記物品検知センサが設けられ、
前記計数用ケースの下方に前記ホッパが配置されている、
請求項2に記載の組合せ計数装置。
【請求項4】
前記物品検知センサは、前記物品の前記落下供給路を挟んで対向する一方側に、投受光器を配置すると共に、前記対向する他方側に反射板を配置した光センサである、
請求項3に記載の組合せ計数装置。
【請求項5】
前記計数用ケース内に仕切り部材を装備して、前記落下供給路を複数形成し、各落下供給路にそれぞれ対応して前記物品検知センサを配備してある、
請求項4に記載の組合せ計数装置。
【請求項6】
前記直進フィーダは、前記物品を載置して振動搬送するトラフを備え、前記トラフは、仕切り壁によって複数の直進搬送通路が形成され、前記複数の直進搬送通路から前記計数用ケース内に形成した複数の前記落下供給路へ物品を落下させる、
請求項5に記載の組合せ計数装置。
【請求項7】
前記直進フィーダの前記トラフの底面には、貫通した水抜き孔が形成されている、
請求項6に記載の組合せ計数装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、野菜などの物品の個数を計数するのに好適な組合せ計数装置に関に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
物品の個数を計数する場合、例えば、特許文献1に記載されているように、複数の計量機に供給される物品の重量を計測した後、計測した重量値を、予め設定されている単一物品の重量値(単重値)で除算することで、各計量機に供給された物品の個数を算出するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭60-127420号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のように計量機に供給された物品の重量値を計測し、計測した重量値を単重値で除算して個数を算出方法では、計測される物品の重量値が安定するまでの時間が必要となる。このため、個数の算出に時間を要し、その分、処理能力が低下することになる。
【0005】
本発明は、このような点に着目してなされたものであって、物品の個数を高速で計数できるようにして、組合せ計数装置の処理能力を高めることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明では次のように構成している。
【0007】
(1)本発明に係る組合せ計数装置は、複数のホッパに供給される物品の個数を組合せて、前記物品を排出するホッパを選択する組合せ計数装置であって、
前記物品を振動搬送して前記複数のホッパにそれぞれ供給する複数の直進フィーダと、前記複数の直進フィーダから前記複数のホッパへの前記物品の落下供給路を検知領域とする物品検知センサとを備え、前記物品検知センサの検知出力に基づいて、前記複数のホッパへ供給される物品の個数を計数する。
【0008】
本発明によると、直進フィーダからホッパへの物品の落下供給路を検知領域とする物品検知センサの検知出力に基づいて、ホッパへ供給される物品の個数を計数するので、従来のようにホッパに供給される物品の重量を計測することなく、物品の個数を計数することができる。したがって、従来例のように、計測される物品の重量値が安定するまで待機する必要がなく、その分、高速な計数が可能となる。これによって、当該組合せ計数装置の処理能力を高めることができる。
【0009】
(2)本発明の好ましい実施態様では、前記ホッパへ供給される前記物品の個数が、目標個数を超えるときに、前記ホッパから排出される物品を通常の排出経路から排除するリジェクト機構を備える。
【0010】
この実施態様によると、物品検知センサの検知出力によって計数されるホッパへ供給された物品の個数が、目標個数を超えるときには、ホッパに供給された物品を、リジェクト機構によって直ちに排除し、空になったホッパに対して新たに物品を供給することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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