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公開番号2024064457
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-14
出願番号2022173062
出願日2022-10-28
発明の名称画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20240507BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】大きな振動を生じにくくする。
【解決手段】画像形成装置本体1に対して着脱可能なプロセスカートリッジ10Y(着脱装置)に対して着脱可能に設置されるとともに、モータ70(駆動手段)によって駆動される潤滑剤供給ローラ15a(駆動部材)を具備した潤滑剤供給ユニット15(着脱ユニット)が設けられている。また、潤滑剤供給ユニット15に対向するスライドレール90(対向部材)が、画像形成装置本体1に保持されている。さらに、潤滑剤供給ユニット15とスライドレール90とに接触して、潤滑剤供給ローラ15aの駆動によって潤滑剤供給ユニット15に生じる振動を減ずる接触部材81が設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
画像形成装置本体、又は、前記画像形成装置本体に対して着脱可能な着脱装置、に対して着脱可能に設置されるとともに、駆動手段によって駆動される駆動部材を具備した着脱ユニットと、
前記画像形成装置本体に保持されて、前記着脱ユニットに対向する対向部材と、
前記着脱ユニットと前記対向部材とに接触して、前記駆動部材の駆動によって前記着脱ユニットに生じる振動を減ずる接触部材と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記接触部材は、付勢部材によって付勢されて前記着脱ユニットと前記対向部材との双方に接触するように、前記画像形成装置本体に対して直接的又は間接的に保持されたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記付勢部材による前記接触部材の付勢方向の移動をガイドするガイド部が、前記画像形成装置本体に直接的又は間接的に設けられたことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記接触部材は、前記付勢部材によって前記着脱ユニットに接触する部分と前記対向部材に接触する部分との中間位置に向けて付勢されるたことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記接触部材は、前記着脱ユニット又は前記対向部材に対して上方で接触することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記接触部材は、前記着脱ユニットのフレームの剛性よりも高い剛性を有する材料で形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記接触部材は、少なくとも、前記着脱ユニットと前記対向部材との長手方向中央部に接触することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記着脱ユニットは、感光体ドラムを具備したプロセスカートリッジ、又は、前記着脱装置としての前記プロセスカートリッジに対して着脱可能な潤滑剤供給ユニット、であって、
前記駆動部材は、前記感光体ドラムに接触して潤滑剤を供給する潤滑剤供給ローラであって、
前記対向部材は、前記画像形成装置本体に対して前記プロセスカートリッジを長手方向に引出し可能に保持するスライドレール、前記感光体ドラムに対して潜像を形成する書込み装置の筐体、前記スライドレール又は前記筐体に固定された固定部材、のうちのいずれかであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置において、プロセスカートリッジなどの着脱ユニットを着脱可能に設置する技術が知られている(例えば、特許文献1等参照。)。
また、そのような着脱ユニットには、駆動手段によって駆動されるローラ部材(例えば、潤滑剤供給ローラやクリーニングローラなどである。)などの駆動部材が設置されている。
【0003】
一方、特許文献1には、ローラ部材の回転にともない軸受が振動してしまう不具合を軽減することを目的として、玉軸受をフレームとの間に外輪の側から挟み込んで保持する軸受保持部材を設ける技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の画像形成装置は、駆動手段による駆動部材の駆動によって振動する着脱ユニットが、画像形成装置本体における他の部材と共振してしまって、大きな振動が生じてしまうことがあった。
そして、そのように着脱ユニットが大きく振動することによって、異常画像の発生、異常音、着脱ユニットの機械的劣化などの不具合が生じてしまっていた。
【0005】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、大きな振動が生じにくい、画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明における画像形成装置は、画像形成装置本体、又は、前記画像形成装置本体に対して着脱可能な着脱装置、に対して着脱可能に設置されるとともに、駆動手段によって駆動される駆動部材を具備した着脱ユニットと、前記画像形成装置本体に保持されて、前記着脱ユニットに対向する対向部材と、前記着脱ユニットと前記対向部材とに接触して、前記駆動部材の駆動によって前記着脱ユニットに生じる振動を減ずる接触部材と、を備えたものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、大きな振動が生じにくい、画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。
画像形成装置本体に装着された状態のプロセスカートリッジとその近傍とを示す構成図である。
潤滑剤供給ユニットと振動伝搬機構とを示す拡大図である。
(A)画像形成装置本体にプロセスカートリッジが装着された状態を長手方向に示す概略図と、(B)画像形成装置本体からプロセスカートリッジが引き出された状態を長手方向に示す概略図と、(C)プロセスカートリッジから潤滑剤供給ユニットが取り出された状態を長手方向に示す概略図と、である。
振動伝搬機構を長手方向に示す概略図である。
変形例1としての、潤滑剤供給ユニットと振動伝搬機構とを示す拡大図である。
変形例2としての、潤滑剤供給ユニットと振動伝搬機構とを示す拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
【0010】
まず、図1及び図2にて、画像形成装置1における全体の構成・動作について説明する。
図1は、実施の形態における画像形成装置1を示す全体構成図である。図2は、図1の画像形成装置1に設置されたイエロー用のプロセスカートリッジ10Y(作像部)の構成を示す断面図である。
なお、4つのプロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10BK(作像部)は、作像プロセスに用いられるトナーTの色が異なる以外はほぼ同一構造であるので、図2ではイエロー用のプロセスカートリッジ10Yのみを代表的に図示する。
(【0011】以降は省略されています)

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