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公開番号2024087590
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022202488
出願日2022-12-19
発明の名称ステアリングホイール
出願人豊田合成株式会社
代理人個人
主分類B62D 1/06 20060101AFI20240624BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】操舵部の内部の光源から出射された光が太陽光の影響によって運転者に認識されにくくなることを抑制することができるステアリングホイールを提供する。
【解決手段】ステアリングホイール10は、車両70のステアリングシャフト75に連結されるボス部2と、運転者に把持され、ステアリングシャフト75を中心に回転操舵される操舵部1と、操舵部1の内部に設けられたLED54と、操舵部1の少なくとも一部に設けられ、LED54から出射された光を透過させることによって操舵部1の後面から光を出射させる光出射部50aと、を備え、光出射部50aの表面には、透光性を有し、且つ、艶消し用の微粒子56w2が含有された艶消し層56wが設けられている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
車両の操舵中心軸に連結されるボス部と、
運転者に把持され、前記操舵中心軸を中心に回転操舵される操舵部と、
前記操舵部の内部に設けられた光源と、
前記操舵部の少なくとも一部に設けられ、前記光源から出射された光を透過させることによって前記操舵部の後面から光を出射させる光出射部と、
を備え、
前記光出射部の表面には、透光性を有し、且つ、艶消し用の微粒子が含有された艶消し層が設けられていることを特徴とするステアリングホイール。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記光源を覆い、前記光出射部が設けられたカバー部材を備え、
前記カバー部材は、
透光性を有する基部と、
前記基部の後面に塗料が塗布されることによって形成され、前記基部より透光性が低い光低減層であって、前記光出射部を形成するための開口部が形成された光低減層と、
前記光低減層の後面、及び前記基部における前記開口部に対応する部分に塗料が塗布されることによって形成された前記艶消し層と、
を有することを特徴とする請求項1に記載のステアリングホイール。
【請求項3】
前記光低減層の前記開口部は、レーザーカットによって形成されていることを特徴とする請求項2に記載のステアリングホイール。
【請求項4】
前記光源を実装する回路基板であって、前記光源を該回路基板の前面に配置された実装面で実装する回路基板と、
前記光源から出射された光を前記回路基板の前面側から後面側に導光するガイド部材と、
を備えることを特徴とする請求項2に記載のステアリングホイール。
【請求項5】
前記ガイド部材の後端部には白色の光拡散用のシートが貼り付けられており、
前記基部の全光透過率は10%以上、30%以下の範囲に設定されていることを特徴とする請求項4に記載のステアリングホイール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に搭載されるステアリングホイールに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、ステアリングホイールにおいては、運転者に把持されて回転操舵される操舵部の内部に光源を設け、操舵部の後面(運転者側の面)から光を出射させることによって運転者に所定の情報を伝える構成が知られている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-113040号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このように操舵部の後面から光を出射させるステアリングホイールにおいては、昼間の運転時に操舵部の表面で反射する太陽光の影響により、光源から出射された光が運転者に認識されにくくなるおそれがある。
【0005】
そこで本発明は、操舵部の内部の光源から出射された光が太陽光の影響によって運転者に認識されにくくなることを抑制することができるステアリングホイールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための本発明に係るステアリングホイールの代表的な構成は、車両の操舵中心軸に連結されるボス部と、運転者に把持され、前記操舵中心軸を中心に回転操舵される操舵部と、前記操舵部の内部に設けられた光源と、前記操舵部の少なくとも一部に設けられ、前記光源から出射された光を透過させることによって前記操舵部の後面から光を出射させる光出射部と、を備え、前記光出射部の表面には、透光性を有し、且つ、艶消し用の微粒子が含有された艶消し層が設けられていることを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、ステアリングホイールにおいて、操舵部の内部の光源から出射された光が太陽光の影響によって運転者に認識されにくくなることを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係るステアリングホイールを搭載した車両の運転席の周囲を左側から見た図である。
ステアリングホイールの正面図である。
ステアリングホイールの操舵部の断面図である。
操舵部の点灯ユニットのリアカバーを取り外した状態の斜視図である。
点灯ユニットの分解斜視図である。
点灯ユニットのリアカバーの斜視図である。
点灯ユニットの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態に係るステアリングホイール10について説明する。なお、以下に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、相対配置は、特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0010】
図1は、本実施形態に係るステアリングホイール10を搭載した車両70の運転席79の周囲を左側から見た図である。図2は、ステアリングホイール10の正面図であり、便宜上、パッド3xを透明化して外形線のみを二点鎖線で示している。図3は、ステアリングホイール10の操舵部1を図2に示すA1-A1断面で切断した断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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