TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024086318
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022201388
出願日2022-12-16
発明の名称駆動装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類B60K 1/00 20060101AFI20240620BHJP(車両一般)
要約【課題】本明細書では、カバーに覆われた高電圧部品に伝達される振動を低減することができる技術を提供する。
【解決手段】駆動装置は、車両の車輪を駆動する電動モータと、電動モータに接続されたギアと、電動モータおよびギアの少なくとも一方を収容するケーシングと、ケーシングの側壁にケーシングの外側から固定されており、電動モータと電気的に接続された高電圧部品と、ケーシングの側壁にケーシングの外側から固定されており、高電圧部品を覆うカバーと、を備える。カバーは、カバーの外部に位置する構成部材と接続されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両の車輪を駆動する電動モータと、
前記電動モータに接続されたギアと、
前記電動モータおよび前記ギアの少なくとも一方を収容するケーシングと、
前記ケーシングの側壁に前記ケーシングの外側から固定されており、前記電動モータと電気的に接続された高電圧部品と、
前記ケーシングの前記側壁に前記ケーシングの外側から固定されており、前記高電圧部品を覆うカバーと、
を備え、
前記カバーは、前記カバーの外部に位置する構成部材と接続されている、
駆動装置。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記ケーシングは、前記電動モータおよび前記ギアを収容する、請求項1に記載の駆動装置。
【請求項3】
前記ケーシングは、前記電動モータを収容する第1ケーシングと、前記ギアを収容する第2ケーシングと、を有する、請求項1に記載の駆動装置。
【請求項4】
前記高電圧部品、前記電動モータおよび前記ギアは、前記高電圧部品、前記電動モータ、前記ギアの順に、前記電動モータの回転軸に平行な軸方向に沿って配列されている、請求項2または3に記載の駆動装置。
【請求項5】
前記高電圧部品、前記電動モータおよび前記ギアは、前記高電圧部品、前記ギア、前記電動モータの順に、前記電動モータの回転軸に平行な軸方向に沿って配列されている、請求項2または3に記載の駆動装置。
【請求項6】
前記構成部材は、前記車両の車体と、その車体に固定された部材と、振動発生部材と、のうちの少なくとも一つを含み、
前記カバーは、ブラケットを介して前記構成部材と接続される、
請求項1に記載の駆動装置。
【請求項7】
前記車両は、前記車体に固定されたサブフレームを備え、
前記構成部材は、前記サブフレームに設けられた搭載マウントを含む、
請求項6に記載の駆動装置。
【請求項8】
前記車両は、空調用のコンプレッサを備え、
前記振動発生部材は、前記コンプレッサを含む、
請求項6に記載の駆動装置。
【請求項9】
前記車両は、車体に固定されたエンジンを備えるハイブリッド車両であり、
前記電動モータおよび前記エンジンは、前記電動モータの回転軸に平行な軸方向に沿って配列されている、
請求項1に記載の駆動装置。
【請求項10】
前記ケーシングの前記側壁は、前記ケーシングの前記電動モータの回転軸と交差する方向に延びており、
前記構成部材は、前記側壁の外側の面と対向している、
請求項1に記載の駆動装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示の技術は、駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両の車輪を駆動する電動モータと、当該電動モータを収容するケーシングと、インバータ本体と、当該インバータ本体を覆うカバーと、を備える駆動装置が開示されている。駆動装置は、ブラケットを介して、車両のサブフレームに固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第9,692,277号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両では、インバータ本体を覆うカバーに対して振動が加えられることがある。上記の駆動装置では、インバータ本体がカバーに固定されるため、カバーに加えられた振動は、インバータ本体に直接的に伝達される。本明細書では、カバーに覆われた高電圧部品に伝達される振動を低減することができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書が開示する駆動装置は、車両の車輪を駆動する電動モータと、前記電動モータに接続されたギアと、前記電動モータおよび前記ギアの少なくとも一方を収容するケーシングと、前記ケーシングの側壁に前記ケーシングの外側から固定されており、前記電動モータと電気的に接続された高電圧部品と、前記ケーシングの前記側壁に前記ケーシングの外側から固定されており、前記高電圧部品を覆うカバーと、を備える。本明細書が開示する駆動装置では、前記カバーは、前記カバーの外部に位置する構成部材と接続されている。
【0006】
上述した車両では、カバーの外部に位置する構成部材の振動が、高電圧部品を覆うカバーに伝達される。高電圧部品は、ケーシングの側壁にケーシングの外側から固定されている。このため、構成部材からカバーに伝達された振動は、ケーシングの側壁を介して高電圧部品に伝達される。このため、本明細書が開示する駆動装置は、構成部材からカバーに伝達された振動が高電圧部品に直接的に伝達される従来技術に比べて、構成部材から高電圧部品に伝達される振動を低減することができる。
【0007】
本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施例の駆動装置10が搭載される電動車両100の平面図を示す。
図1の線II-IIに沿った断面図を示す。
第2実施例の駆動装置10Aにおける図2と同様の断面図を示す。
第3実施例の駆動装置10Bの平面図を示す。
第4実施例の駆動装置10Cの平面図を示す。
第5実施例の駆動装置10Dにおける図2と同様の断面図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本技術の一実施形態では、前記ケーシングは、前記電動モータおよび前記ギアを収容してもよい。但し、別の実施形態では、ケーシングは、例えば、ギアを収容しなくてもよい。
【0010】
本技術の一実施形態では、前記ケーシングは、前記電動モータを収容する第1ケーシングと、前記ギアを収容する第2ケーシングと、を有してもよい。但し、べつの実施形態では、例えば、第1ケーシングが、電動モータおよびギアを収容してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
スーパーEV
3か月前
個人
設置部材
1か月前
個人
骨組み型熱交換器
2か月前
個人
車内雨傘載置収納具
1か月前
個人
自動車暴走抑制装置
2か月前
個人
荷台雨除け装置
5日前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
東レ株式会社
フロントグリル
2か月前
株式会社タイヨー産業
補助枕
1か月前
個人
キャンピングトレーラー
20日前
個人
全自動解除式シートベルト
10日前
日本精機株式会社
表示システム
1か月前
株式会社豊田自動織機
電動車両
11日前
株式会社SUBARU
車両
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
株式会社SUBARU
車両
2か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
3か月前
井関農機株式会社
作業車両
25日前
株式会社SUBARU
車両
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
オクト産業株式会社
自動車
3か月前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
3か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
3か月前
株式会社ニフコ
カップホルダ
1か月前
株式会社コーワ
フィルター清掃装置
3日前
株式会社クボタ
作業車
1か月前
株式会社クボタ
作業車
1か月前
カヤバ株式会社
シリンダ装置
2か月前
新明和工業株式会社
作業車両
3か月前
続きを見る