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公開番号
2024085555
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-06-27
出願番号
2022200129
出願日
2022-12-15
発明の名称
クレーン
出願人
株式会社タダノ
代理人
弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類
B66C
13/12 20060101AFI20240620BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】電力により走行可能なクレーンを提供する。
【解決手段】クレーンは、ブームを支持する上部旋回体と、上部旋回体を支持し、電源部の電力に基づいて走行する走行車体と、を備え、走行車体は、電源部又は電源部に接続されたデバイスである高電圧機器と、高電圧機器の上方に配置され、上方が開口した排気口を有し、電源部を冷却する冷却装置と、高電圧機器と冷却装置との間に設けられ、排気口から冷却装置に浸入した水を、排水する排水トレーと、を有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
ブームを支持する上部旋回体と、
前記上部旋回体を支持し、電源部の電力に基づいて走行する走行車体と、を備え、
前記走行車体は、
前記電源部又は前記電源部に接続されたデバイスである高電圧機器と、
前記高電圧機器の上方に配置され、上方が開口した排気口を有し、前記電源部を冷却する冷却装置と、
前記高電圧機器と前記冷却装置との間に設けられ、前記排気口から前記冷却装置に浸入した水を、排水する排水トレーと、を有する、
クレーン。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記電源部に接続されたデバイスである高電圧機器は、前記電源部の電力を電動デバイスに分配するジャンクションボックスである、
請求項1に記載のクレーン。
【請求項3】
前記排水トレーは、前記水を、右後方又は左後方に誘導して排水する、
請求項1に記載のクレーン。
【請求項4】
前記排水トレーは、前記クレーンの平面視において、前記排気口と重なり、且つ、前記高電圧機器の端子と重なる、
請求項1に記載のクレーン。
【請求項5】
前記排水トレーは、前記水を案内するホースを有する、
請求項1に記載のクレーン。
【請求項6】
前記走行車体は、前記電源部が配置され、少なくとも上方が開口したフレーム開口部を有するフレームを有し、
前記高電圧機器は、前記電源部の上方において、前記フレーム開口部を挟む左側フレーム部及び右側フレーム部のうちの一方のフレーム部に片持ち固定されている、
請求項1に記載のクレーン。
【請求項7】
前記排水トレーは、前記高電圧機器に支持されている、
請求項1に記載のクレーン。
【請求項8】
前記排水トレーは、前記水を、前記フレーム開口部よりも後方の前記フレームの上面に排水する、
請求項6に記載のクレーン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、クレーンに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、走行機能を有する下部走行体、及び、下部走行体の上部に旋回可能な状態で設けられた上部旋回体を備えた移動式のクレーンが開示されている。下部走行体は、エンジンを有しており、エンジンの動力に基づいて走行する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-66273号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、環境保護等の観点から、上述のようなクレーンの電動化が求められている。
【0005】
本発明の目的は、電力により走行可能なクレーンを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るクレーンの一態様は、
ブームを支持する上部旋回体と、
上部旋回体を支持し、電源部の電力に基づいて走行する走行車体と、を備え、
走行車体は、
電源部又は電源部に接続されたデバイスである高電圧機器と、
高電圧機器の上方に配置され、上方が開口した排気口を有し、電源部を冷却する冷却装置と、
高電圧機器と冷却装置との間に設けられ、排気口から冷却装置に浸入した水を、排水する排水トレーと、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、電力により走行可能なクレーンを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る移動式クレーンの模式図である。
図2は、移動式クレーンのシステム構成を模式的に示すブロック図である。
図3は、一部の構成を省略したクレーンの斜視図である。
図4は、上方からバッテリー周辺を見た状態を示す模式図である。
図5は、側方からバッテリー周辺を見た状態を示す模式図である。
図6は、図4のC1-C1断面図である。
図7は、サポートの斜視図である。
図8は、冷却システムの冷却装置と排水トレーとの位置関係を説明するための平面模式図である。
図9は、排水トレーとジャンクションボックスとの位置関係を説明するための平面模式図である。
図10は、ジャンクションボックスの支持態様の変形例を示す、図4のC1-C1断面図に相当する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係るクレーンの実施形態の一例を図面に基づいて詳細に説明する。尚、後述の実施形態に係るクレーンは、本発明に係るクレーンの一例であり、本発明は後述の実施形態により限定されない。
【0010】
[実施形態]
図1は、本実施形態に係る移動式クレーン1(図示の場合、ラフテレーンクレーン)の模式図である。移動式クレーンは、例えば、オールテレーンクレーン、トラッククレーン、又は積載形トラッククレーン(カーゴクレーンとも称する。)である。但し、本発明に係るクレーンは、種々のクレーンであってよい。
(【0011】以降は省略されています)
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