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公開番号2024083032
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-20
出願番号2022197309
出願日2022-12-09
発明の名称画像処理装置、画像形成装置および画像処理方法
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04N 1/00 20060101AFI20240613BHJP(電気通信技術)
要約【課題】FAX画像データの情報の確認・修正を従来よりも容易にする画像処理装置を提供する
【解決手段】画像データを受信する画像データ受信部と、前記画像データに対してOCR処理を行うOCR処理部と、ユーザーに各種データを表示する表示部と、前記ユーザーの指令を受け付ける操作部と、前記画像データ受信部、前記OCR処理部、前記表示部および前記操作部を表示する制御部とを備え、前記制御部は、前記画像データ受信部が前記画像データを受信し、前記操作部が前記画像データから所定の情報を抽出すべき旨の指令を受け付けた場合、前記OCR処理部に前記画像データに対して前記OCR処理を行わせて前記情報を抽出し、前記表示部に前記OCR処理で抽出された前記情報を表示させることを特徴とする画像処理装置。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
画像データを受信する画像データ受信部と、
前記画像データに対してＯＣＲ処理を行うＯＣＲ処理部と、
ユーザーに各種データを表示する表示部と、
前記ユーザーの指令を受け付ける操作部と、
前記画像データ受信部、前記ＯＣＲ処理部、前記表示部および前記操作部を表示する制御部とを備え、
前記制御部は、前記画像データ受信部が前記画像データを受信し、前記操作部が前記画像データから所定の情報を抽出すべき旨の指令を受け付けた場合、前記ＯＣＲ処理部に前記画像データに対して前記ＯＣＲ処理を行わせて前記情報を抽出し、前記表示部に前記ＯＣＲ処理で抽出された前記情報を表示させることを特徴とする画像処理装置。
続きを表示（約 820 文字）【請求項２】
前記制御部は、前記操作部が前記画像データから前記情報を抽出すべき旨の指令を受け付けた場合、前記ＯＣＲ処理部に前記画像データに対して前記ＯＣＲ処理を行わせて抽出された前記情報と、前記画像データの送信先のデータベースに登録された登録情報とを照合し、相違点がある場合は、前記表示部に修正すべき部分がある旨を表示させる請求項１に記載の画像処理装置。
【請求項３】
前記制御部は、前記表示部に前記情報を修正可能に表示させ、前記操作部が前記情報の修正を受け付けた場合、前記通信部を介して前記情報の修正を前記データベースに反映させる請求項２に記載の画像処理装置。
【請求項４】
前記制御部は、前記操作部が前記画像データから抽出した前記情報を前記サーバーの前記データベースに登録すべき旨の指令を受け付けた場合、前記通信部を介して前記情報を前記データベースに登録する請求項２に記載の画像処理装置。
【請求項５】
前記データベースは、外部のサーバーに記憶され、
前記制御部は、前記通信部を介して前記サーバーの前記データベースを参照する請求項２に記載の画像処理装置。
【請求項６】
請求項１～５のいずれか１つに記載の画像処理装置と、
画像データに基づく画像を形成する画像形成部とを備え、
前記制御部は、前記操作部が前記画像データから前記情報を抽出せずに前記画像データに基づく画像を形成すべき旨の指令を受け付けた場合、前記画像形成部に前記画像データに基づく画像を形成させることを特徴とする画像形成装置。
【請求項７】
画像データを受信し、前記画像データから所定の情報を抽出すべき旨の指令を受け付けた場合、前記画像データに対してＯＣＲ処理を行って前記情報を抽出し、前記ＯＣＲ処理で抽出された前記情報を表示することを特徴とする画像処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
この開示は、画像処理装置、画像形成装置および画像処理方法に関し、より詳細には、ファクシミリ（ＦＡＸ）通信機能を有する画像処理装置、画像形成装置および画像処理方法に関する。
続きを表示（約 1,800 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、ＦＡＸ通信機能を有する画像処理装置において、領収書等のＦＡＸデータを受信した場合、ユーザーは、印刷されたＦＡＸ画像に記載された取引情報を当該ＦＡＸ画像とともにデータベースに登録することがあった。
【０００３】
この場合、ユーザーは、印刷されたＦＡＸ画像をスキャンして得られた画像データに対してＯＣＲ処理を行い、取引先名を含む取引情報を入力してデータベースに登録していた。
【０００４】
しかしながら、従来の方法は、印刷されたＦＡＸ画像をスキャンする必要があり、また、スキャンして得られた画像データに対してＯＣＲ（Optical Character Reader）処理を行う際に、ＯＣＲの誤認識が生じることがあり、ユーザーは、ＯＣＲ認識結果が正しいか注意深く確認する必要があった。
それゆえ、ＦＡＸ画像のデータベースへの登録作業は、ユーザーへの大きな負担となっていた。
【０００５】
このようなＯＣＲの確認作業の負担を軽減するため、従来、帳票の読取りデータを、そのデータを使用するシステムのチェックに適合した状態で表示することにより、読取りデータの正読チェックと、システムに適合したチェックを同一表示画面で可能にするＯＣＲ入力データ画面修正手段が知られている（例えば、特許文献１を参照）。
【０００６】
また、仕訳入力の誤入力を極力減らし顧問先毎の業務内容に合致した勘定科目を効率的に決定するため、処理手段が取引情報に含まれる摘要情報からキーワード文字列と一致する摘要文字列を抽出し、摘要文字列をキーとして、摘要辞書データを検索して取得された１以上の勘定科目の候補を抽出する科目処理部と、勘定科目の候補からオペレータが決定した勘定科目を取引情報と組み合わせて仕訳データを作成する仕訳処理部とを具える会計処理システムが知られている（例えば、特許文献２を参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００７】
特開２０００－１５５８０２号公報
特開２０１５－０１４８５４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００８】
しかしながら、従来の方法は、ユーザーが画像をスキャンしてＯＣＲ処理を実行する必要があり、また、ＯＣＲの誤認識が生じた場合にユーザーの意図に沿った適切な修正ができないという問題があった。
【０００９】
この開示は、以上のような事情を考慮してなされたものであって、画像データの情報の確認・修正を従来よりも容易にする画像処理装置、画像形成装置および画像処理方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【００１０】
この開示による画像処理装置は、画像データを受信する画像データ受信部と、前記画像データに対してＯＣＲ処理を行うＯＣＲ処理部と、ユーザーに各種データを表示する表示部と、前記ユーザーの指令を受け付ける操作部と、前記画像データ受信部、前記ＯＣＲ処理部、前記表示部および前記操作部を表示する制御部とを備え、前記制御部は、前記画像データ受信部が前記画像データを受信し、前記操作部が前記画像データから所定の情報を抽出すべき旨の指令を受け付けた場合、前記ＯＣＲ処理部に前記画像データに対して前記ＯＣＲ処理を行わせて前記情報を抽出し、前記表示部に前記ＯＣＲ処理で抽出された前記情報を表示させることを特徴とする。
また、この開示による画像形成装置は、前記画像処理装置と、画像データに基づく画像を形成する画像形成部とを備え、前記制御部は、前記操作部が前記画像データから前記情報を抽出せずに前記画像データに基づく画像を形成すべき旨の指令を受け付けた場合、前記画像形成部に前記画像データに基づく画像を形成させることを特徴とする。
また、この開示による画像処理方法は、画像データを受信し、前記画像データから所定の情報を抽出すべき旨の指令を受け付けた場合、前記画像データに対してＯＣＲ処理を行って前記情報を抽出し、前記ＯＣＲ処理で抽出された前記情報を表示することを特徴とする。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

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