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公開番号2024079070
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2022191786
出願日2022-11-30
発明の名称車両制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B60W 30/10 20060101AFI20240604BHJP(車両一般)
要約【課題】レーンチェンジアシスト制御の開始後に乗員が操作部材を操作しなくても、車両をレーンチェンジアシスト制御によって所定の車線へ移動させることが可能な車両制御装置を提供する。
【解決手段】車両に設けられ、ステアリングホイールが回転操作されたときに操舵輪を操舵する第1状態と、ステアリングホイールが回転操作されたときに操舵輪を操舵しない第2状態と、に切り替わることが可能なステアバイワイヤ式の電動ステアリング装置と、走行車線31を走行中の車両の電動ステアリング装置が第2状態にあり且つステアリングホイールが回転操作されたときに、ステアリングホイールの回転操作によって選択された走行車線とは別の車線である目的車線32、33へ車両を移動させるように電動ステアリング装置を制御するレーンチェンジアシスト制御を実行可能な制御部と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
車両に設けられ、ステアリングホイールが回転操作されたときに操舵輪を操舵する第1状態と、前記ステアリングホイールが回転操作されたときに前記操舵輪を操舵しない第2状態と、に切り替わることが可能なステアバイワイヤ式の電動ステアリング装置と、
走行車線を走行中の前記車両の前記電動ステアリング装置が前記第2状態にあり且つ前記ステアリングホイールが回転操作されたときに、前記ステアリングホイールの回転操作によって選択された前記走行車線とは別の車線である目的車線へ前記車両を移動させるように前記電動ステアリング装置を制御するレーンチェンジアシスト制御を実行可能な制御部と、
を備える車両制御装置。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記車両が運転支援制御を実行可能であり、
レベル3以上の前記運転支援制御が実行されるときに前記電動ステアリング装置が前記第2状態になる請求項1に記載の車両制御装置。
【請求項3】
前記ステアリングホイールの回転操作に応じて移動し、前記車両の乗員が前記車両のフロントウィンドシールドを通して視認可能であり、且つ前記走行車線又は前記目的車線を指し示すことが可能なAR画像を形成するAR-HUD装置を備え、
前記AR画像が前記目的車線と重畳しているとき、前記制御部が前記レーンチェンジアシスト制御によって、前記車両を前記目的車線へ移動させる請求項1又は請求項2に記載の車両制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両制御装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、ターンシグナルレバー(ウィンカーレバー)を備える車両が開示されている。この車両のターンシグナルレバーが所定位置まで移動させられると、車両の制御装置が車両にLCA(レーンチェンジアシスト制御)を実行させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-103767号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで車両が3車線を有する道路の最も左側の車線を走行している場合を想定する。さらに、乗員がこの車両をLCAにより、左右方向の真ん中の車線へ移動させ且つ真ん中の車線から最も右側の車線へ移動させる場合を想定する。この場合、車両が最も左側の車線を走行しているときに、乗員がターンシグナルレバーを所定位置へ移動させると、LCAにより車両が真ん中の車線へ移動する。さらに車両が真ん中の車線を走行しているときに、乗員がターンシグナルレバーを所定位置へ移動させると、LCAにより車両が最も右側の車線へ移動する。
【0005】
このように上記特許文献1に記載された技術では、乗員が車両に複数車線に渡るLCAを実行させたいとき、LCAの開始前及びLCAの開始後に、乗員がターンシグナルレバーを操作する必要がある。
【0006】
本発明は上記事実を考慮し、レーンチェンジアシスト制御の開始後に乗員が操作部材を操作しなくても、車両をレーンチェンジアシスト制御によって所定の車線へ移動させることが可能な車両制御装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1の車両制御装置は、車両に設けられ、ステアリングホイールが回転操作されたときに操舵輪を操舵する第1状態と、前記ステアリングホイールが回転操作されたときに前記操舵輪を操舵しない第2状態と、に切り替わることが可能なステアバイワイヤ式の電動ステアリング装置と、走行車線を走行中の前記車両の前記電動ステアリング装置が前記第2状態にあり且つ前記ステアリングホイールが回転操作されたときに、前記ステアリングホイールの回転操作によって選択された前記走行車線とは別の車線である目的車線へ前記車両を移動させるように前記電動ステアリング装置を制御するレーンチェンジアシスト制御を実行可能な制御部と、を備える。
【0008】
請求項1の車両制御装置の電動ステアリング装置は、ステアリングホイールが回転操作されたときに操舵輪を操舵する第1状態と、ステアリングホイールが回転操作されたときに操舵輪を操舵しない第2状態と、に切り替わることが可能である。さらに制御部は、走行車線を走行中の車両の電動ステアリング装置が第2状態にあり且つステアリングホイールが回転操作されたときに、ステアリングホイールの回転操作によって選択された目的車線へ車両を移動させるように電動ステアリング装置を制御するレーンチェンジアシスト制御を実行可能である。そのため請求項1の車両制御装置は、レーンチェンジアシスト制御の開始後に乗員がステアリングホイール(操作部材)を操作しなくても、車両をレーンチェンジアシスト制御によって目的車線へ移動させることが可能である。
【0009】
請求項2の車両制御装置は、請求項1において、前記車両が運転支援制御を実行可能であり、レベル3以上の前記運転支援制御が実行されるときに前記電動ステアリング装置が前記第2状態になる。
【0010】
請求項2の車両制御装置によれば、レベル3以上の運転支援制御が実行されるときに電動ステアリング装置が第2状態になる。レベル3以上の運転支援制御が実行されるとき、運転支援制御によって操舵輪が回転制御される。そのため請求項2の車両がレベル3以上の運転支援制御を実行し且つ電動ステアリング装置が第2状態になった場合、乗員は、ステアリングホイールを回転操作することにより、車両の操舵に問題を発生させることなく目的車線を選択できる。
(【0011】以降は省略されています)

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