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公開番号2024078482
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2022190890
出願日2022-11-30
発明の名称画像記録装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B41J 2/01 20060101AFI20240604BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】シートが搬送方向および逆搬送方向に搬送される画像記録装置において、拍車が拍車クリーナに食い込むことを防止する。
【解決手段】画像記録装置は、シートを搬送方向および逆搬送方向に搬送可能な搬送部と、記録ヘッドと、記録ヘッドよりも搬送方向の下流に位置しており、第1回転軸101を有する拍車と、第2回転軸105bを有しており、拍車の上方に位置して自重により拍車に当接する拍車クリーナ105と、上下方向53、54に沿って延びており、第1回転軸が挿通する第1軸受溝106を有する第1ホルダ部と、上下方向に沿って延びており、第2回転軸が挿通する第2軸受溝を有する第2ホルダ部と、を備える。第1軸受溝および第2軸受溝の搬送方向に沿った長さL3は、第1回転軸の直径D1よりも長い。第2回転軸の直径D2は、第1回転軸の直径よりも小さい。
【選択図】図15
特許請求の範囲【請求項1】
シートを搬送方向および上記搬送方向とは反対の逆搬送方向に搬送可能な搬送部と、
シートに液体を吐出する記録ヘッドと、
シートが搬送される搬送路の上方において上記記録ヘッドよりも上記搬送方向の下流に位置しており、上記搬送方向および上下方向に交差する左右方向に沿って延びる第1回転軸を有する拍車と、
上記左右方向に沿って延びる第2回転軸を有しており、上記拍車の上方に位置して自重により上記拍車に当接する拍車クリーナと、
上記上下方向に沿って延びており、上記第1回転軸が挿通する第1軸受溝を有する第1ホルダ部と、
上記上下方向に沿って延びており、上記第2回転軸が挿通する第2軸受溝を有する第2ホルダ部と、を備えており、
上記第1軸受溝および上記第2軸受溝の上記搬送方向に沿った長さは、上記第1回転軸の直径よりも長く、
上記第2回転軸の直径は、上記第1回転軸の直径よりも小さい画像記録装置。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
上記第1ホルダ部および上記第2ホルダ部は、一体成形品である請求項1に記載の画像記録装置。
【請求項3】
上記第2軸受溝は、上記第1軸受溝と連続して上下方向に沿って延びている請求項2に記載の画像記録装置。
【請求項4】
上記第2軸受溝の上端は、上方に開口する請求項3に記載の画像記録装置。
【請求項5】
上記第1回転軸は、コイルバネである請求項1から4のいずれかに記載の画像記録装置。
【請求項6】
シートを搬送方向および上記搬送方向とは反対の逆搬送方向に搬送可能な搬送部と、
シートに液体を吐出する記録ヘッドと、
シートが搬送される搬送路の上方において上記記録ヘッドよりも上記搬送方向の下流に位置しており、上記搬送方向および上下方向に交差する左右方向に沿って延びる第1回転軸を有する拍車と、
上記左右方向に沿って延びる第2回転軸を有しており、上記拍車の上方に位置して自重により上記拍車に当接する拍車クリーナと、
上記上下方向に沿って延びており、上記第1回転軸が挿通する第1軸受溝を有する第1ホルダ部と、
上記上下方向に沿って延びており、上記第2回転軸が挿通する第2軸受溝を有する第2ホルダ部と、を備えており、
上記第1軸受溝および上記第2軸受溝の上記搬送方向に沿った長さは、上記第1回転軸の直径よりも長く、
上記第2回転軸の直径は、上記第1回転軸の直径と等しく、
上記第1回転軸は、コイルバネである画像記録装置。
【請求項7】
上記第1ホルダ部および上記第2ホルダ部は、一体成形品である請求項6に記載の画像記録装置。
【請求項8】
上記第2軸受溝は、上記第1軸受溝と連続して上下方向に沿って延びている請求項7に記載の画像記録装置。
【請求項9】
上記第2軸受溝の上端は、上方に開口する請求項8に記載の画像記録装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートに画像を記録する画像記録装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
シートに画像を記録する画像記録装置として、例えば、特許文献1に記載されたインクジェット記録装置が知られている。特許文献1のインクジェット記録装置は、拍車と、自重によって拍車に当接する拍車クリーナと、を備える。拍車クリーナは、拍車よりもシートの搬送方向の下流に位置する。拍車クリーナは、その回動軸がホルダの軸穴に嵌入されることによって、ホルダに装着される。軸穴は、回動軸の径より大きく、外力が加わらない状態において、回動軸が軸穴の下端に接触している。シートを搬送方向に搬送する向きに拍車が回転すると、軸穴の範囲内で拍車クリーナの回動軸が変位するので、拍車が拍車クリーナに食い込みにくい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平3-193452号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、仮にシートが搬送方向とは逆方向へ搬送される場合、拍車クリーナが拍車に対して下向きに移動しようとするため、拍車クリーナの回動軸が軸穴内において変位できない。このため、拍車が拍車クリーナに食い込むおそれがある。
【0005】
本発明は前述した問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、シートが搬送方向および逆搬送方向に搬送される画像記録装置において、拍車が拍車クリーナに食い込むことを防止することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明に係る画像記録装置は、シートを搬送方向および上記搬送方向とは反対の逆搬送方向に搬送可能な搬送部と、シートに液体を吐出する記録ヘッドと、シートが搬送される搬送路の上方において上記記録ヘッドよりも上記搬送方向の下流に位置しており、上記搬送方向および上下方向に交差する左右方向に沿って延びる第1回転軸を有する拍車と、上記左右方向に沿って延びる第2回転軸を有しており、上記拍車の上方に位置して自重により上記拍車に当接する拍車クリーナと、上記上下方向に沿って延びており、上記第1回転軸が挿通する第1軸受溝を有する第1ホルダ部と、上記上下方向に沿って延びており、上記第2回転軸が挿通する第2軸受溝を有する第2ホルダ部と、を備える。上記第1軸受溝および上記第2軸受溝の上記搬送方向に沿った長さは、上記第1回転軸の直径よりも長い。上記第2回転軸の直径は、上記第1回転軸の直径よりも小さい。
【0007】
シートを搬送方向へ搬送する正搬送では、搬送方向へ搬送されるシートから拍車へ搬送方向の力が作用するので、第1回転軸は、搬送方向へ移動して第1軸受溝の内面における搬送方向側に押し付けられる。このとき、上方から拍車に自重により当接する拍車クリーナは、第1回転軸が搬送方向へ移動する力によって拍車から搬送方向の力を受けるので、拍車とともに搬送方向へ移動する。そして、第2回転軸の直径は、第1回転軸の直径よりも小さいので、第2回転軸は、第1回転軸よりも搬送方向へ位置した状態になる。このため、拍車クリーナは、シートを搬送方向へ搬送する正回転向きに回転する拍車から上向きの力を受けるが、第2軸受溝を上方へ移動できるので、拍車が拍車クリーナに食い込むことがない。
【0008】
一方、シートを逆搬送方向へ搬送する逆搬送では、逆搬送方向へ搬送されるシートから拍車へ逆搬送方向の力が作用するので、第1回転軸は、逆搬送方向へ移動して第1軸受溝の内面における逆搬送方向側に押し付けられる。このとき、上方から拍車に自重により当接する拍車クリーナは、第1回転軸が逆搬送方向へ移動する力によって拍車から逆搬送方向の力を受けるので、拍車とともに逆搬送方向へ移動する。そして、第2回転軸の直径は、第1回転軸の直径よりも小さいので、第2回転軸は、第1回転軸よりも逆搬送方向へ位置した状態になる。このため、拍車クリーナは、シートを逆搬送方向へ搬送する逆回転向きに回転する拍車から上向きの力を受けるが、第2軸受溝を上方へ移動できるので、拍車が拍車クリーナに食い込むことがない。
【0009】
(2)上記第1ホルダ部および上記第2ホルダ部は、一体成形品であってもよい。
【0010】
第1ホルダ部および上記第2ホルダ部の組付けが容易になる。
(【0011】以降は省略されています)

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