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公開番号
2024076346
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-06-05
出願番号
2023174659
出願日
2023-10-06
発明の名称
接続具
出願人
日本クロージャー株式会社
代理人
弁理士法人愛宕綜合特許事務所
主分類
B44C
1/28 20060101AFI20240529BHJP(装飾技術)
要約
【課題】 円形状の天面壁と該天面壁の周縁から垂下する円筒形状のスカート壁とを有する物品をモザイク片として使用して立体的に配列して立体的な装飾品を作成することを可能にする接続具を提供する
【解決手段】 接続具は、容器蓋のスカート壁の外径に対応した内径を有する少なくとも1個のリング形状部と、リング形状部に配設された少なくとも1個の挟み部を含む。挟み部は間隔をおいて立設された少なくとも2個の挟み片を含む。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
円形状の天面壁と該天面壁の周縁から垂下する円筒形状のスカート壁とを有する物品をモザイク片として利用して、立体的装飾品を作成するための接続具にして、
該物品の該スカート壁の外径に対応した内径を有する少なくとも1個のリング形状部と、該リング形状部に付設された少なくとも1個の挟み部を含み、
該挟み部は間隔をおいて立設された少なくとも2個の挟み片を含む、
ことを特徴とする接続具。
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【請求項2】
該挟み部は該リング形状部の上面に接続された底板片を含み、該挟み片は該底板片の上面に立設されている、請求項1記載の接続具。
【請求項3】
該リング形状部の厚さは該物品の該スカート壁の厚さに対応しており、該挟み片の間隔も該物品の該スカート壁の厚さに対応している、請求項1又は2記載の接続具。
【請求項4】
該挟み部は該底板片の上面に間隔をおいて立設された3個の挟み片を含み、該底板片は該リング形状部の上面に平行に且つ該リング形状部の上面を跨って延在し、3個の該挟み片は等間隔をおいて配設され且つ該リング形状部の外周面に接する外接面に平行に延在する、請求項2記載の接続具。
【請求項5】
該リング形状部の上面には周方向に間隔をおいて複数の該挟み部が配設されている、請求項1又は2記載の接続具。
【請求項6】
120度の角度間隔をおいて同一高さに配設され且つ相互に接する外周面が接続されている3個の該リング形状部を含む、請求項1又は2記載の接続具。
【請求項7】
3個の該リング形状部の相互に接する部位の上面の各々には該挟み部が配設されており、該挟み部の各々は等間隔をおいて配設され且つ該リング形状部の外周面の相互に接する部位の外接面に平行に延在する3個の該挟み片を含む、請求項6記載の接続具。
【請求項8】
3個の該リング形状部の相互に接する部位に隣接してそれらの外側に位置する部位の各々には、該挟み部が配設されており、該挟み部の各々は等間隔をおいて配設され且つ該リング形状部の外周面の相互に接する部位の外接面に垂直に延在する3個の該挟み片を含む、請求項6記載の接続具。
【請求項9】
3個の該リング形状部の各々には1個又は複数個の該挟み部が配設されており、3個の該リング形状部の各々に配設された該挟み部の少なくとも1個は等間隔をおいて配設され且つ該リング形状部の外周面に接する外接面に平行に延在する3個の該挟み片を含む、請求項6記載の接続具。
【請求項10】
該リング形状部及び該挟み部は合成樹脂から一体に形成されている、請求項1又は2記載の接続具。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、使用済みの容器蓋の如き円形天面壁及びこの天面壁の周縁から垂下する円筒形状のスカート壁を有する物品をモザイク片として利用して、立体的装飾品を作成するための接続具に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、円形状の天面壁及びこの天面壁の周縁から垂下する円筒形状のスカート壁を有する、使用済み(特に使用済みであることは明記されていないが使用済みであることが推定される)の、ポリテトラフルオロエチレンの如き適宜の合成樹脂から形成された容器(通常ペットボトルと称されている容器)に適用されていた容器蓋を、モザイク片として使用して絵画様の装飾品を作成するための配列具が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-237184号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
而して、上記配列具によれば、使用済みの容器蓋をモザイク片として使用して二次元的に配列して絵画様の装飾品を作成することができるが、使用済みの容器蓋をモザイク片として使用して立体的(三次元的)に配列することができず、立体的な装飾品を作成することができない。
【0005】
本発明は、上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、使用済みの容器蓋(以下、単に「容器蓋」ということもある)の如き円形天面壁及びこの天面壁の周縁から垂下する円筒形状のスカート壁を有する物品をモザイク片として使用して立体的に配列して立体的な装飾品を作成することを可能にする新規な接続具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、上記主たる技術的課題を達成する接続具として、
円形状の天面壁と該天面壁の周縁から垂下する円筒形状のスカート壁とを有する物品をモザイク片として利用して、立体的装飾品を作成するための接続具にして、
該物品の該スカート壁の外径に対応した内径を有する少なくとも1個のリング形状部と、該リング形状部に付設された少なくとも1個の挟み部を含み、
該挟み部は間隔をおいて立設された少なくとも2個の挟み片を含む、
ことを特徴とする接続具が提供される。
【0007】
該挟み部は該リング形状部の上面に接続された底板片を含み、該挟み片は該底板片の上面に立設されているのが好適である。好ましくは、該リング形状部の厚さは該物品の該スカート壁の厚さに対応しており、該挟み片の間隔も該物品の該スカート壁の厚さに対応している。該挟み部は該底板片の上面に間隔をおいて立設された3個の挟み片を含み、該底板片は該リング形状部の上面に平行に且つ該リング形状部の上面を跨って延在し、3個の該挟み片は等間隔をおいて配設され且つ該リング形状部の外周面に接する外接面に平行に延在するのが好適である。該リング形状部の上面には周方向に間隔をおいて複数の該挟み部が配設されているのが好ましい。好適形態は、120度の角度間隔をおいて同一高さに配設され且つ相互に接する外周面が接続されている3個の該リング形状部を含む。そして、3個の該リング形状部の相互に接する部位の上面の各々には該挟み部が配設されており、該挟み部の各々は等間隔をおいて配設され且つ該リング形状部の外周面の相互に接する部位の外周面に平行に延在する3個の該挟み片を含み、或いは3個の該リング形状部の相互に接する部位に隣接してそれらの外側に位置する部位の各々には、該挟み部が配設されており、該挟み部の各々は等間隔をおいて配設され且つ該リング形状部の外周面の相互に接する部位の外接面に垂直に延在する3個の該挟み片を含む。また、3個の該リング形状部の各々には1個又は複数個の該挟み部が配設されており、3個の該リング形状部の各々に配設された該挟み部の少なくとも1個は等間隔をおいて配設され且つ該リング形状部の外周面に接する外接面に平行に延在する3個の該挟み片を含むのが好ましい。該リング形状部及び該挟み部は合成樹脂から一体に形成されているのが好都合である。該リング形状部の内周面にはその全体に渡って又は周方向に間隔をおいた複数個の部位において軸線方向に延びる複数個の凹凸が交互に存在するナールが形成されているのが望ましい。好適には、該リング形状部の内面又は該挟み部の内面から径方向内側に向かって延びる梁が周方向に間隔をおいて複数配置されていて、複数の該梁は平面視における該リング形状部の中央にて相互に接続される。
【発明の効果】
【0008】
本発明の接続具によれば、リング形状部に物品の上端部を下方から挿入して物品を装着し、そしてまた挟み部の挟み片間に物品のスカート壁を局部的に挿入して物品を装着することができ、接続具を介して物品の配列を上下方向に展開することができる。また、接続具の挟み部の挟み片間に物品のスカート壁を局部的に挿入して物品を装着し、或いは接続具の挟み部の挟み片間に他の接続具のリング形状部を局部的に挿入して他の接続具を連結し、これによって物品の配列を横方向に展開することができる。かくして、物品をモザイク片として使用して立体的に配列して立体的な装飾品を作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
使用済みの容器蓋の典型例を示す斜面図。
本発明に従って構成された接続具の最も簡素な実施形態を示す斜面図。
図2に示す接続具の平面図。
図2及び図3に示す接続具における挟み部を拡大して図示する斜面図。
本発明に従って構成された接続具の他の実施形態を示す斜面図。
図5に示す接続具の平面図。
本発明に従って構成された接続具の更に他の実施形態を示す斜面図。
図7に示す接続具の平面図。
本発明に従って構成された接続具の更に他の実施形態を示す斜面図。
図9に示す接続具の平面図。
挟み部の変形例を示す部分斜面図。
図8及び図9に示す接続具を使用して容器蓋を立体的に接続した典型例を示す斜面図。
本発明に従って構成された接続具の更に他の実施形態を示す斜面図。
図13に示す接続具の断面を部分的に拡大して示す斜面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、使用済みの容器蓋の典型例及び本発明に従って構成された接続具の好適実施形態を図示している添付図面を参照して、更に詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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