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公開番号2024075834
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-05
出願番号2022187020
出願日2022-11-24
発明の名称車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類B60L 3/00 20190101AFI20240529BHJP(車両一般)
要約【課題】バッテリでリチウムが析出したか否かの判定をより確実に行なえるようにする。
【解決手段】インバータのゲート遮断に伴ってモータの逆起電圧による電力がインバータを介してバッテリに入力され且つバッテリの過電力および/または過電圧が生じている所定時に、バッテリでリチウムの析出の懸念があるときには、バッテリでリチウムが析出しているか否かを判定すると共に、バッテリでリチウムの析出の懸念がないときに比してリレーをオフにするまでの時間を長くする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
駆動輪に連結されると共に回転に伴って逆起電圧を発生するモータと、複数のスイッチング素子および複数のダイオードを有すると共に前記モータを駆動するインバータと、リチウムイオン二次電池を有するバッテリと、オンオフにより前記インバータと前記バッテリとの接続および接続の解除を行なうリレーと、前記インバータのゲート遮断に伴って前記モータの逆起電圧による電力が前記インバータを介して前記バッテリに入力され且つ前記バッテリの過電力および/または過電圧が生じている所定時には前記リレーをオフにする制御装置と、を備える車両であって、
前記制御装置は、前記所定時に、前記バッテリでリチウムの析出の懸念があるときには、前記バッテリでリチウムが析出しているか否かを判定すると共に、前記バッテリでリチウムの析出の懸念がないときに比して前記リレーをオフにするまでの時間を長くする、
車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の車両としては、駆動輪に連結されると共に回転に伴って逆起電圧を発生するモータと、複数のスイッチング素子および複数のダイオードを有すると共にモータを駆動するインバータと、リチウムイオン二次電池を有するバッテリと、オンオフによりインバータとバッテリとの接続および接続の解除を行なうリレーと、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-81385号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
こうした車両において、インバータのゲート遮断に伴ってモータの逆起電圧による電力がインバータを介してバッテリに入力され且つバッテリの過電力および/または過電圧が生じているときには、比較的短時間でリレーをオフにすることにより、バッテリの保護を図っている。この場合、リレーをオフにした後には、バッテリに電流が入力されないため、バッテリでリチウムが析出したか否かの判定を行なうのが困難となる。
【0005】
本開示の車両は、バッテリでリチウムが析出したか否かの判定をより確実に行なえるようにすることを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の車両は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本開示の車両は、駆動輪に連結されると共に回転に伴って逆起電圧を発生するモータと、複数のスイッチング素子および複数のダイオードを有すると共に前記モータを駆動するインバータと、リチウムイオン二次電池を有するバッテリと、オンオフにより前記インバータと前記バッテリとの接続および接続の解除を行なうリレーと、前記インバータのゲート遮断に伴って前記モータの逆起電圧による電力が前記インバータを介して前記バッテリに入力され且つ前記バッテリの過電力および/または過電圧が生じている所定時には前記リレーをオフにする制御装置と、を備える車両であって、前記制御装置は、前記所定時に、前記バッテリでリチウムの析出の懸念があるときには、前記バッテリでリチウムが析出しているか否かを判定すると共に、前記バッテリでリチウムの析出の懸念がないときに比して前記リレーをオフにするまでの時間を長くすることを要旨とする。
【0008】
本開示の車両では、インバータのゲート遮断に伴ってモータの逆起電圧による電力がインバータを介してバッテリに入力され且つバッテリの過電力および/または過電圧が生じている所定時に、バッテリでリチウムの析出の懸念があるときには、バッテリでリチウムが析出しているか否かを判定すると共に、バッテリでリチウムの析出の懸念がないときに比してリレーをオフにするまでの時間を長くする。これにより、車両は、バッテリでリチウムが析出したか否かの判定をより確実に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
ハイブリッド車20の概略構成図である。
処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。
析出懸念マップの一例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、ハイブリッド車20の概略構成図である。図示するように、ハイブリッド車20は、エンジン22と、モータ30と、インバータ32と、クラッチK0と、自動変速装置40と、バッテリ50と、リレー56と、ハイブリッド用電子制御ユニット(以下、「HVECU」という)70とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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