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公開番号2024072684
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-28
出願番号2022183662
出願日2022-11-16
発明の名称リング照明装置
出願人スタンレー電気株式会社
代理人
主分類B60Q 3/225 20170101AFI20240521BHJP(車両一般)
要約【課題】発光の均一性を高めた小型のリング照明装置を提供する。
【解決手段】
光源と、前記光源から出射した光が入射する入射面を有する一端部と、前記一端部と反対側の他端部と、側面部とを備え、前記側面部から周囲方向に拡散して前記光源から入射した光を出射する円柱状の導光チューブと、中央に穴部を有する環状の壁面部と前記導光チューブを保持する保持部とを備え、透光性材料からなる導光部材と、前記導光チューブおよび前記導光部材の一部を覆う非透過性材料からなるケース部材と、を備えるリング照明装置。前記導光チューブと前記押さえ部を、前記第1端面と前記押さえ部との距離が、前記導光チューブの一端面側から他端面側に向かうに連れて小さくなるように形成する。これにより、光源からの光の減衰する場合でも発光面の明るさの均一性を高めることができる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
光源と
前記光源から出射した光が入射する入射面を有する一端部と、前記一端部と反対側の他端部と、側面部とを備え、前記側面部から周囲方向に拡散して前記光源から入射した光を出射する円柱状の導光チューブと、
中央に穴部を有する環状の壁面部と前記導光チューブを保持する保持部とを備え、透光性材料からなる導光部材と、
前記導光チューブおよび前記導光部材の一部を覆う非透過性材料からなるケース部材と、を備えるリング照明装置であって、
前記壁面部は、前記穴部と接する内周面と、前記内周面と対向する外周面と、前記内周面および前記外周面に接続する第1端面と、前記第1端面に対向する第2端面を有し、
前記ケース部材と前記導光部材は、前記導光チューブを内部に収容する第1空間を形成するとともに、前記第1端面が露出するように取り付けられており、
前記導光部材の前記内周面または前記外周面には、前記第1空間内に突出する押さえ部が形成されており、
前記押さえ部は、前記第1端面と前記押さえ部との距離が、前記導光チューブの一端面側から他端面側に向かうに連れて小さくなるように形成されており、
前記導光チューブは、前記第1空間内において前記押さえ部に接触するように固定されており、
前記導光チューブの側面部から出射した前記光源からの光は、前記第1空間内において前記導光部材の内部に入射し、前記壁面部の内部を導光した後に前記第1端面から出射してリング状に発光するリング照明装置。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記第1空間内には、前記押さえ部材と平行な方向に突出して前記導光チューブを挟んで前記導光チューブを所定形状に保持する係止片を有する請求項1に記載のリング照明装置。
【請求項3】
前記ケース部材は、少なくとも前記第1空間側の内側表面が白色系材料もしくは光反射層を備える請求項1または2に記載のリング照明装置。
【請求項4】
前記第1端面方向から前記導光部材および前記導光チューブを監視したときに、前記導光チューブの他端部が、当該導光チューブの一端部側と重なるように固定されている請求項3に記載のリング照明装置。
【請求項5】
前記導光チューブは、円柱状の中心部に設けられた透明樹脂層と、前記透明樹脂を覆う拡散性樹脂層を備える請求項4に記載のリング照明装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車室内に設けられているカップホルダのホルダ部の周囲照明、空調装置やオーディオ装置の円筒状ダイヤルその他の機器や意匠部品の周囲を照明するリング状の照明装置に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
車両(自動車)の車室内にカップホルダが設けられている。このようなカップホルダには、缶飲料、ペットボトルなどの飲料容器を収容可能な凹部を形成するカップホルダ本体が形成されている。カップホルダ本体の凹部の底部縁部をリング状に発光するものが存在する(例えば、特許文献1参照)。また、カップホルダの底部を照明するものに限らず、凹部の上縁部を発光させて照明するものも存在する。
【0003】
また、リング状に発光する照明として、自動車のエアコンスイッチ等で使用されているダイヤルスイッチをリング状に照明する照明構造も存在する(例えば、特許文献2参照)
【0004】
特許文献1の照明装置は、板状に形成した導光板と、板状導光板の中央部の入射面に対向して配置したLED光源とを備え、LED光源から出射した光が板状導光板内を導光して端縁部から外部に出射させることでリング状の発光を得ている。
【0005】
特許文献2の照明装置は、リング照明を行うリング照明部として、均一反射または拡散処理が施されたリング状の導光板と、導光板上に配置される透過性の着色樹脂からなるリング状拡散部材と、リング状の導光板の側面に配置した複数のLED光源を備えている。複数のLED光源からの光をリング状の導光板の側面から入射させ、導光板の上部に位置するリング状拡散部材からリング状に発光させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-123224号公報
特開2001-118463号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1のリング状の照明は板状の導光板を使うのでリング状の発光の中央にスイッチなどを設けることができない。特許文献2のリング照明は、リング状の導光板とリング状拡散部材の両方とも中央部が穴部となった形状としているので穴部にスイッチなどを設けることができるが、側面に複数のLEDを設置しなければならないため、照明装置が大きくなる。また、リング状の発光を得るためには複数のLED光源からの光を等間隔に側面から入射させなければならない。それゆえ、均一な発光を得ようとする場合にはLED光源を多く設置する必要があり小型化が難しい。
【0008】
そこで、本発明は、上記した問題点を解決することを、主な目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明は、
[1] 光源と
前記光源から出射した光が入射する入射面を有する一端部と、前記一端部と反対側の他端部と、側面部とを備え、前記側面部から周囲方向に拡散して前記光源から入射した光を出射する円柱状の導光チューブと、
中央に穴部を有する環状の壁面部と前記導光チューブを保持する保持部とを備え、透光性材料からなる導光部材と、
前記導光チューブおよび前記導光部材の一部を覆う非透過性材料からなるケース部材と、を備えるリング照明装置であって、
前記壁面部は、前記穴部と接する内周面と、前記内周面と対向する外周面と、前記内周面および前記外周面に接続する第1端面と、前記第1端面に対向する第2端面を有し、
前記ケース部材と前記導光部材は、前記導光チューブを内部に収容する第1空間を形成するとともに、前記第1端面が露出するように取り付けられており、
前記導光部材の前記内周面または前記外周面には、前記第1空間内に突出する押さえ部が形成されており、
前記押さえ部は、前記第1端面と前記押さえ部との距離が、前記導光チューブの一端面側から他端面側に向かうに連れて小さくなるように形成されており、
前記導光チューブは、前記第1空間内において前記押さえ部に接触するように固定されており、
前記導光チューブの側面部から出射した前記光源からの光は、前記第1空間内において前記導光部材の内部に入射し、前記壁面部の内部を導光した後に前記第1端面から出射してリング状に発光するリング照明装置、である。
【0010】
上記発明によれば、穴の周囲から均一な光を出射するリング照明を得ることができる。リング照明は、導光チューブの一方の端面側から光源からの光を入射させるのみなので小型化を図ることができる。導光チューブとして一方の端面側から光源からの光を入射させ、拡散光を周囲方向に出射すものを用い、その光を導光部材の端面から出射させるので拡散光を得ることができる。また、一方の端面側に比べて減衰しやすい導光チューブの他端面側においては、導光チューブと接する押さえ部を、導光部材の第1端面との距離が小さくなるようにしているので均一な発光を得ることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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