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公開番号2024075515
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-03
出願番号2023197445
出願日2023-11-21
発明の名称ドーム型カバー構造
出願人株式会社インタニヤ
代理人個人
主分類G03B 17/02 20210101AFI20240527BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 機器側の設計に制約がなく、密閉性も容易に確保することのできるドーム型カバー構造を提供すること。
【解決手段】 センサを覆うためのドーム型カバー構造であって、ドーム型カバー10は、凸曲面で成形されるドーム部11と、ドーム部11と一体的に平面で成形される鍔部12と、鍔部12の形状に対応する環状のスペーサ部材13とを備える。そして、センサが設けられる機器本体の装着面にスペーサ部材13を接してドーム型カバー10を装着する構成において、スペーサ部材13の装着面と対向する面14にリング溝15を設け、リング溝15にOリング16を嵌入することによりスペーサ部材13と機器本体の平面部分20とを密閉することを特徴とするドーム型カバー構造を提供する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
センサを覆うためのドーム型カバー構造であって、
ドーム型カバーは、凸曲面で成形されるドーム部と、該ドーム部と一体的に平面で成形される鍔部と、該鍔部の形状に対応する環状のスペーサ部材とを備え、
該センサが設けられる機器本体の装着面に該スペーサ部材を接して該ドーム型カバーを装着する構成において、
該スペーサ部材の該装着面と対向する面にリング溝を設け、該リング溝にOリングを嵌入することにより該スペーサ部材と機器本体の平面部分とを密閉する
ことを特徴とするドーム型カバー構造。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記スペーサ部材が、前記鍔部の前記ドーム部の凸側と反対面に備えられ、
該鍔部と前記機器本体の平面部分とを、間に該スペーサ部材を挟んだ状態で、ボルト固定する
請求項1に記載のドーム型カバー構造。
【請求項3】
前記スペーサ部材が、前記鍔部の前記ドーム部の凸側と同じ面に備えられ、
該鍔部と前記機器本体の平面部分とを、間に該スペーサ部材を挟んだ状態で、ボルト固定する
請求項1に記載のドーム型カバー構造。
【請求項4】
前記スペーサ部材が、前記鍔部と溶着又は接着される
請求項1ないし3のいずれかに記載のドーム型カバー構造。
【請求項5】
前記スペーサ部材が、前記鍔部と一体成形される
請求項1ないし3のいずれかに記載のドーム型カバー構造。
【請求項6】
請求項1に記載のドーム型カバー構造における前記ドーム型カバー。
【請求項7】
センサを覆うためのドーム型カバー構造であって、
該センサを内側に格納するケースは、凸曲面で成形されるドーム部と、該ドーム部と一体的に平面で成形される鍔部と、少なくとも内周が該鍔部の形状に対応するスペーサ部材とを備え、
該スペーサ部材の装着面と該鍔部が接する構成において、
該スペーサ部材の該装着面の該鍔部と対向する部位にリング溝を設け、該リング溝にOリングを嵌入することにより該スペーサ部材と該鍔部とを密閉する
ことを特徴とするドーム型カバー構造。
【請求項8】
前記スペーサ部材が、前記ケースの内側に備えられ、
前記鍔部の前記ドーム部の凸側と同じ面を該ケースの内側と密着させて固定する
請求項7に記載のドーム型カバー構造。
【請求項9】
前記スペーサ部材が、前記ケースの外側に備えられ、
前記鍔部の前記ドーム部の凸側と反対面を該ケースの外側と密着させて固定する
請求項7に記載のドーム型カバー構造。
【請求項10】
前記スペーサ部材が、前記ケースと溶着又は接着される
請求項7ないし9のいずれかに記載のドーム型カバー構造。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、イメージセンサや赤外線センサなど各種センサを覆うドーム型カバーに関し、特にその密閉構造に係る。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
全周囲のデジタルカメラや、監視カメラ、赤外線センサなどの機器において、ドーム型カバーで内部のレンズやセンサを覆った構造がよく知られている。
ドーム型カバーはガラスや樹脂等によって成形されており、機器本体と密閉するために間にOリングを挟んでいることが多い。
【0003】
従来、このOリングを設けるのは機器側に溝を設けてその中に嵌入し、その上からドーム型カバーを被せて機器とドーム型カバーとの機密を保つことが一般的である。
例えば、特許文献1では、金属筐体の筐体凹部の開口周囲が円形の開口端面であり、開口端面には、ドームブロックが固定される。ドームブロックは、ガラスドームカバーを有し、金属筐体に固定されるが、このとき開口端面には、ドームブロックを螺着するための複数のドームブロック固定雌ネジが穿設されると共に、開口端面には、Oリングを収容するためのOリング収容溝が開口端面と同心円で形成されることが開示されている。
【0004】
また、特許文献2でも、カメラユニット、支持部、及びベース部は、ケース内に配置される構成において、ケースには、ドーム型カバーがシーリング部材であるOリングを介して取り付けられることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-13531号公報
特開2019-123160号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来のドーム型カバーを用いる機器では、ドーム型カバー側に特別な加工を行わず、機器側にOリングを嵌入する溝を形成するか、あるいは単にOリング等の弾性部材を挟むことで密閉を確保していた。前者の場合、機器側に溝を形成しなければならないので、ドーム型カバーと機器とを予め専用に設計する必要があり、機器側の設計の複雑化や高コスト化を招いていた。後者では十分な密閉を確保しにくく、厚みが増してしまう問題があった。
また、薄い平板形状のケース等には取り付けがしにくい問題があった。
【0007】
本発明は、上記従来技術の有する課題を解決するものであり、機器側の設計に制約がなく、密閉性も容易に確保することのできるドーム型カバー構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明は次のようなドーム型カバー構造を提供する。
本発明の第1の実施態様によれば、センサを覆うためのドーム型カバー構造であって、ドーム型カバーは、凸曲面で成形されるドーム部と、ドーム部と一体的に平面で成形される鍔部と、鍔部の形状に対応する環状のスペーサ部材とを備える。そして、センサやレンズが設けられる機器本体の装着面にスペーサ部材を接してドーム型カバーを装着する構成において、スペーサ部材の装着面と対向する面にリング溝を設け、リング溝にOリングを嵌入することによりスペーサ部材と機器本体の平面部分とを密閉することを特徴とするドーム型カバー構造を提供する。
【0009】
本発明の第2の実施態様によれば、前記のスペーサ部材が、鍔部のドーム部の凸側と反対面に備えられ、鍔部と機器本体の平面部分とを、間にスペーサ部材を挟んだ状態で、ボルト固定することができる。
【0010】
本発明の第3の実施態様によれば、前記のスペーサ部材が、鍔部のドーム部の凸側と同じ面に備えられ、鍔部と機器本体の平面部分とを、間にスペーサ部材を挟んだ状態で、ボルト固定することもできる。
(【0011】以降は省略されています)

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