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公開番号
2024039448
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-03-22
出願番号
2022144026
出願日
2022-09-09
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20240314BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】 ブレードの異音に対して、最適な動作を行い不快に感じる時間と生産性を両立する画像形成を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明の画像形成装置は、感光ドラム(11)、クリーニングブレード(16)、振動センサー(17)が設置された構成において、クリーニングブレード(16)が鳴ったことを検知した場合に、残りのプリント枚数によって、クリーニングブレード(16)にトナーを供給する方法が異なることを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
感光ドラム、クリーニングブレード、振動センサーが設置された構成において、クリーニングブレードが鳴ったことを検知した場合に、残りのプリント枚数によって、クリーニングブレードにトナーを供給する方法が異なることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
感光ドラム、クリーニングブレード、振動センサーが設置された構成において、クリーニングブレードが鳴ったことを検知した場合に、音量によって、異なる動作を選ぶことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
感光ドラム、ITBクリーニングブレード、振動センサーが設置された構成において、クリーニングブレードが鳴ったことを検知した場合に、残りのプリント枚数によって、ITBクリーニングブレードにトナーを供給する方法が異なることを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
感光ドラム、クリーニングブレードが設置され、所定の枚数毎にクリーニングブレードにトナーを供給する制御を行う画像形成装置において、クリーニングブレードにトナーを供給する枚数になった場合に、残りのプリント枚数によって、異なる動作を選ぶことを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
振動センサーとはマイク、振動センサー、加速度ピックアップなどのセンサーであることを特徴とする請求項1~4の何れか1項に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子写真方式や静電記録方式を用いた、例えばマルチファンクションプリンタ、レーザービームプリンター、ファクシミリ、印刷装置等の画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電子写真方式の画像形成装置として、トナー像を担持する感光体や中間転写体などの像担持体を備えた電子写真方式の画像形成装置が知られている。一般に、電子写真方式の画像形成装置においては、感光体や転写体などの像担持体上のトナーを転写したあとに転写残トナーを除去するクリーニング工程が必要となっている。このクリーニング工程では、そのほとんどが像担持体に当接する弾性体のクリーニングブレードによって行われている。また、クリーニング工程では、クリーニングブレードと像担持体との摩擦状態を安定に維持することが重要であるが、経時的には状態の変化によってクリーニング不良や、フィルミングや、異音などの不具合が発生するおそれがある。特に異音(いわゆる、「鳴き」)が発生すると、ユーザーが不快に感じる。
【0003】
クリーニングブレードの異音に対する対策は、たとえば、特許文献1では、当接部のトナーの枯渇によるブレードの鳴きやめくれを防止するため、所定枚数(例えば50枚)画像形成する毎に、感光ドラム11にトナー帯を形成してこれを当接部に供給することが提案されている。
【0004】
また、特許文献2では、クリーニングブレードの状態をマイクによって検知する構成において、アンプを用いたり、バンドパスフィルターを用いた周波数解析を行ったりして感度を高める手段が提案されている。
【0005】
また、摩擦係数を下げる手段としてステアリン酸亜鉛などの金属石鹸を用いた潤滑が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2007-156112号公報
特開2013-257377号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、従来例の画像形成装置ではブレードの異音を検知した時点で、トナー帯を打つための割り込みシーケンスに入ると、残りのプリント枚数が少ないにもかかわらず、プリントが終わるまでの待たなければならないためプリント時間が長くなってしまうという課題があった。
【0008】
特許文献2には、像担持体の表面にトナーを供給する画像形成を行うということが記載されているが、この画像形成を行うタイミングの記載はない。
【0009】
本発明は上述の課題を鑑み、ブレードの異音に対して、最適な動作を行い不快に感じる時間と生産性を両立する画像形成を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、感光ドラム、クリーニングブレード、振動センサーが設置された構成において、クリーニングブレードに異音が発生したことを検知した場合に、残りのプリント枚数によって、プリントを停止してトナー帯を画像形成するか、そのジョブのプリントを最後まで行ってから後回転でトナー帯を画像形成するかを選択することを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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