TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024075301
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-03
出願番号2022186663
出願日2022-11-22
発明の名称鉄道車両用ドア開閉装置
出願人ナブテスコ株式会社
代理人個人,個人
主分類B61D 19/00 20060101AFI20240527BHJP(鉄道)
要約【課題】部品点数を削減する鉄道車両用ドア開閉装置を提供する。
【解決手段】鉄道車両用ドア開閉装置は、鉄道車両に設けられる第1ドア及び第2ドアを開閉駆動するモータと、モータの回転運動を、第1ドアを駆動する駆動プーリ21に伝達する第1ボス31と、第1ボス31と噛み合い、回転運動を第1ドアの厚さ方向の直線運動に変換する第2ボス32と、第2ドアに設けられ、第2ドアが全閉位置にあるときに第2ボス32に設けられるロックピストン41と係合することにより第2ドアをロックするロック板44と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
鉄道車両に設けられるドアを開閉駆動するモータと、
前記モータの回転運動を、前記ドアを駆動するプーリに伝達する回転部と、
前記回転部と噛み合い、前記回転運動を前記ドアの厚さ方向の直線運動に変換する変換部と、
前記ドアに設けられ、前記ドアが全閉位置にあるときに前記変換部と係合することにより前記ドアをロックする被係合部と、を備える
鉄道車両用ドア開閉装置。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記被係合部は、前記変換部と係合する凹部と、前記変換部を前記凹部へ誘導する誘導部と、を備える
請求項1に記載の鉄道車両用ドア開閉装置。
【請求項3】
前記変換部は、前記被係合部に係合する係合部と、前記係合部を前記被係合部へ付勢するばねと、を備える
請求項2に記載の鉄道車両用ドア開閉装置。
【請求項4】
前記係合部は、前記プーリの回転中心を貫通している
請求項3に記載の鉄道車両用ドア開閉装置。
【請求項5】
前記被係合部は、前記ドアに対して相対的に変位する変位部を備え、
前記被係合部は、前記変換部が前記誘導部に接触すると前記変位部によって変位する
請求項2に記載の鉄道車両用ドア開閉装置。
【請求項6】
前記被係合部は、前記被係合部を前記変換部へ付勢するばねを備える
請求項5に記載の鉄道車両用ドア開閉装置。
【請求項7】
前記ドアは、前記ドアの幅方向に移動するとともに、前記ドアの厚み方向に移動するプラグドアであって、全開時に前記鉄道車両の車体の内側に位置し、
前記変換部は、前記ドアの厚み方向において前記ドアを押圧する
請求項1に記載の鉄道車両用ドア開閉装置。
【請求項8】
前記ドアは、両開きの第1ドアと第2ドアとを備え、
前記モータ、前記プーリ、前記回転部、前記変換部は、前記第1ドアの上部に設けられ、
前記被係合部は、前記第2ドアの上部に設けられるとともに、前記第1ドアの上部まで延びている
請求項1~7のいずれか一項に記載の鉄道車両用ドア開閉装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、鉄道車両用ドア開閉装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の鉄道車両用ドアの開閉装置では、スライドドアを駆動する駆動装置と、駆動装置の駆動力をスライドドアに伝達する駆動機構と、スライドドアを閉位置においてロックするロック機構とを備える。ロック機構は、スライドドアに取り付けられた被ロック部材と、車体に取り付けられて、被ロック部材をロックするロック位置と被ロック部材をロックしないアンロック位置とに変位可能なロック部材とを有する。開閉装置は、駆動機構の駆動量を検知する検知手段と、駆動機構の駆動量からスライドドアが閉位置に位置したことを認識するとロック部材をロック位置に変位させる制御手段とを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-12508号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1に記載の鉄道車両用ドアのロック機構は、駆動機構の駆動量を検知する検知手段に加え、スライドドアを駆動する駆動装置とは別に、ロック部材を駆動するアクチュエータを備える。このため、部品点数を削減して、コストを低減したロック装置が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する鉄道車両用ドア開閉装置は、鉄道車両に設けられるドアを開閉駆動するモータと、前記モータの回転運動を、前記ドアを駆動するプーリに伝達する回転部と、前記回転部と噛み合い、前記回転運動を前記ドアの厚さ方向の直線運動に変換する変換部と、前記ドアに設けられ、前記ドアが全閉位置にあるときに前記変換部と係合することにより前記ドアをロックする被係合部と、を備える。
【0006】
上記構成によれば、モータの回転運動を回転部がプーリに伝達するとともに、モータの回転運動を変換部が直線運動に変換して、ドアの厚さ方向の直線運動によって変換部がドアに設けられる被係合部に係合する。このため、プーリを駆動するモータによって変換部が駆動されるので、ドアを固定するロック装置を駆動するための駆動装置が別途必要ない。よって、部品点数を削減することができる。
【0007】
上記鉄道車両用ドア開閉装置について、前記被係合部は、前記変換部と係合する凹部と、前記変換部を前記凹部へ誘導する誘導部と、を備えることが好ましい。
上記鉄道車両用ドア開閉装置について、前記変換部は、前記被係合部に係合する係合部と、前記係合部を前記被係合部へ付勢するばねと、を備えることが好ましい。
【0008】
上記鉄道車両用ドア開閉装置について、前記係合部は、前記プーリの回転中心を貫通していることが好ましい。
上記鉄道車両用ドア開閉装置について、前記被係合部は、前記ドアに対して相対的に変位する変位部を備え、前記被係合部は、前記変換部が前記誘導部に接触すると前記変位部によって変位することが好ましい。
【0009】
上記鉄道車両用ドア開閉装置について、前記被係合部は、前記被係合部を前記変換部へ付勢するばねを備えることが好ましい。
上記鉄道車両用ドア開閉装置について、前記ドアは、前記ドアの幅方向に移動するとともに、前記ドアの厚み方向に移動するプラグドアであって、全開時に前記鉄道車両の車体の内側に位置し、前記変換部は、前記ドアの厚み方向において前記ドアを押圧することが好ましい。
【0010】
上記鉄道車両用ドア開閉装置について、前記ドアは、両開きの第1ドアと第2ドアとを備え、前記モータ、前記プーリ、前記回転部、前記変換部は、前記第1ドアの上部に設けられ、前記被係合部は、前記第2ドアの上部に設けられるとともに、前記第1ドアの上部まで延びていることが好ましい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

ナブテスコ株式会社
油圧回路
2日前
ナブテスコ株式会社
バルブ、駆動装置、及び建設機械
3日前
個人
コンテナ輸送システム
4か月前
個人
鉄道車両の脱線防止の構造
11か月前
東光産業株式会社
電動台車
6か月前
日本信号株式会社
検査装置
24日前
コイト電工株式会社
座席装置
6か月前
コイト電工株式会社
暖房装置
5か月前
株式会社新陽社
発車標
4か月前
コイト電工株式会社
暖房装置
5か月前
日本車輌製造株式会社
鉄道車両
4か月前
日本信号株式会社
地上子
11か月前
日本車輌製造株式会社
鉄道車両
4か月前
個人
車両間乗降システム
9か月前
富士電機株式会社
戸閉装置
8か月前
カヤバ株式会社
鉄道車両用制振装置
1か月前
近畿車輌株式会社
鉄道車両の床構造
1か月前
近畿車輌株式会社
鉄道車両の床構造
1か月前
近畿車輌株式会社
鉄道車両の床構造
1か月前
株式会社ロッソ
移動体案内システム
8か月前
カヤバ株式会社
鉄道車両用制振装置
5か月前
株式会社ソラリス
管内検査ロボット
12か月前
オムロン株式会社
転落検知システム
9か月前
日本ケーブル株式会社
索道の空調装置付搬器
11か月前
株式会社ダイフク
搬送車
12か月前
株式会社 空スペース
跨座式モノレール車両
10か月前
愛知機械テクノシステム株式会社
台車
9か月前
日本信号株式会社
踏切道監視システム
1か月前
公益財団法人鉄道総合技術研究所
上屋
10か月前
日本信号株式会社
列車検知装置
10か月前
株式会社ダイフク
レール
10か月前
日本信号株式会社
信号システム
11か月前
個人
線路上落とし物回収バネ、粘着付きポール
10か月前
前川鉄工株式会社
ロープ駆動装置
2か月前
株式会社京三製作所
地上子
9か月前
株式会社日立製作所
鉄道車両
8か月前
続きを見る