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公開番号2024075214
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-03
出願番号2022186488
出願日2022-11-22
発明の名称鞍乗型車両
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B62K 25/20 20060101AFI20240527BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】リヤクッションの支持部を有するエンドピースにかかる荷重を効率よく受け止めることができるスイングアームを有する鞍乗型車両を提供する。
【解決手段】車体フレーム(F)の後部に上下揺動可能に軸支されると共に後輪(WR)を支持するスイングアーム(30)を有する鞍乗型車両(1)において、前記スイングアーム(30)は、アーム部(33)の後端に形成される開口(34)に対して、後輪車軸(12)を支持するエンドピース(40)を挿入固定する構成とされており、前記エンドピース(40)に、前記スイングアーム(30)を前記車体フレーム(F)に吊り下げるためのリヤクッション(15)を支持する支持軸(41)を設ける。前記支持軸(41)を前記アーム部(33)の後端部(33a)より後方に配置し、前記開口(34)の端面が、前記アーム部(33)の伸長方向に対して車幅方向内側または車幅方向外側のいずれかに傾斜する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車体フレーム(F)の後部に上下揺動可能に軸支されると共に後輪(WR)を支持するスイングアーム(30)を有する鞍乗型車両(1)において、
前記スイングアーム(30)は、アーム部(33)の後端に形成される開口(34)に対して、後輪車軸(12)を支持するエンドピース(40)を挿入固定する構成とされており、
前記エンドピース(40)に、前記スイングアーム(30)を前記車体フレーム(F)に吊り下げるためのリヤクッション(15)を支持する支持軸(41)が設けられており、
前記支持軸(41)が、前記アーム部(33)の後端部(33a)より後方に配置されており、
前記開口(34)の端面が、前記アーム部(33)の伸長方向に対して車幅方向内側または車幅方向外側のいずれかに傾斜していることを特徴とする鞍乗型車両。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記エンドピース(40)は、前記後輪車軸(12)を支持する本体部(47)を有し、
前記支持軸(41)は、前記本体部(47)の上方に延出する上方延出部(48)に取り付けられており、
前記上方延出部(48)の前端部(48a)が、前記アーム部(33)の後端部(33a)より前方に位置することを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両。
【請求項3】
前記上方延出部(48)が、車体側面視で、前方に傾斜した形状とされており、
前記上方延出部(48)の前方側の基部(49)が、車体側面視で、後方に凸をなす湾曲形状とされることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗型車両。
【請求項4】
前記エンドピース(40)は板状部材で構成されており、
前記基部(49)の前方側の角部に面取り加工が施されていることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗型車両。
【請求項5】
前記本体部(47)の前部に、前記開口(34)に挿入される折り曲げ部(46)が形成されており、
前記折り曲げ部(46)の前端部に、前記開口(34)の内周面に当接する面取り部(46a)が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の鞍乗型車両。
【請求項6】
前記本体部(47)に、前記後輪車軸(12)の前後位置を調整するスネルカム(50)の回転位置を規制するピン(43)が設けられており、
前記ピン(43)が、プレス成型によって前記本体部(47)と一体に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の鞍乗型車両。
【請求項7】
前記スネルカム(50)に、該スネルカム(50)を回動操作するために車幅方向外側に突出する把手部(52)が設けられており、
前記把手部(52)が、前記スネルカム(50)の最大調整位置(51b)より径方向内側にオフセットして配設されていることを特徴とする請求項6に記載の鞍乗型車両。
【請求項8】
前記把手部(52)の径方向外側に、前記スネルカム(50)を最小調整位置(51a)に回動させた際に前記アーム部(33)との干渉を防ぐ逃げ部(54)が形成されることを特徴とする請求項7に記載の鞍乗型車両。
【請求項9】
前記把手部(52)が、車幅方向外側に指向する屈曲部であることを特徴とする請求項7または8に記載の鞍乗型車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、鞍乗型車両に係り、特に、車体フレームの後部に上下揺動可能に軸支されると共に後輪を支持するスイングアームを有する鞍乗型車両に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、車体フレームの後部に上下揺動可能に軸支されると共に後輪を支持するスイングアームを有する鞍乗型車両が知られている。
【0003】
特許文献1には、後方に伸びるアーム部材の後端部に、後輪車軸を支持するエンドピースを取り付けて構成されるスイングアームを適用した鞍乗型車両が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開平2-8692号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1のスイングアームは、スイングアームを車体に吊り下げるためのリヤクッションの支持部をスイングアームの前方寄りの位置に設ける構成であり、リヤクッションの支持部をエンドピースに設けた場合に、エンドピースにかかる荷重を効率よく受け止めることができるスイングアームの構造に関しては検討されていなかった。
【0006】
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、リヤクッションの支持部を有するエンドピースにかかる荷重を効率よく受け止めることができるスイングアームを有する鞍乗型車両を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するために、本発明は、車体フレーム(F)の後部に上下揺動可能に軸支されると共に後輪(WR)を支持するスイングアーム(30)を有する鞍乗型車両(1)において、前記スイングアーム(30)は、アーム部(33)の後端に形成される開口(34)に対して、後輪車軸(12)を支持するエンドピース(40)を挿入固定する構成とされており、前記エンドピース(40)に、前記スイングアーム(30)を前記車体フレーム(F)に吊り下げるためのリヤクッション(15)を支持する支持軸(41)が設けられており、前記支持軸(41)が、前記アーム部(33)の後端部(33a)より後方に配置されており、前記開口(34)の端面が、前記アーム部(33)の伸長方向に対して車幅方向内側または車幅方向外側のいずれかに傾斜している点に第1の特徴がある。
【0008】
また、前記エンドピース(40)は、前記後輪車軸(12)を支持する本体部(47)を有し、前記支持軸(41)は、前記本体部(47)の上方に延出する上方延出部(48)に取り付けられており、前記上方延出部(48)の前端部(48a)が、前記アーム部(33)の後端部(33a)より前方に位置する点に第2の特徴がある。
【0009】
また、前記上方延出部(48)が、車体側面視で、前方に傾斜した形状とされており、前記上方延出部(48)の前方側の基部(49)が、車体側面視で、後方に凸をなす湾曲形状とされる点に第3の特徴がある。
【0010】
また、前記エンドピース(40)は板状部材で構成されており、前記基部(49)の前方側の角部に面取り加工が施されている点に第4の特徴がある。
(【0011】以降は省略されています)

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