TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024071243
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-24
出願番号2022182084
出願日2022-11-14
発明の名称情報処理装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G08G 1/09 20060101AFI20240517BHJP(信号)
要約【課題】道路状態を俯瞰的に見て、通行可能な道路を迅速に提案することができる情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、災害情報に基づく対象エリアについて、人工衛星が地上を撮影した衛星画像を取得する取得部と、前記取得部で取得した衛星画像に基づいて、車両の通行に関する道路上の障害を検出する検出部と、前記検出部で前記障害が検出されなかった道路を通行可能な道路として出力する出力部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
災害情報に基づく対象エリアについて、人工衛星が地上を撮影した衛星画像を取得する取得部と、
前記取得部で取得した衛星画像に基づいて、車両の通行に関する道路上の障害を検出する検出部と、
前記検出部で前記障害が検出されなかった道路を通行可能な道路として出力する出力部と、
を有する情報処理装置。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記取得部は、前記対象エリアについて、災害発生前に撮影された衛星画像と、災害発生後に撮影された衛星画像と、を取得し、
前記検出部は、災害発生前に撮影された衛星画像と災害発生後に撮影された衛星画像とを比較して車両の通行に関する道路上の障害を検出する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記取得部は、前記対象エリアについて、日中に撮影された衛星画像と、夜間に撮影された衛星画像とを取得し、
前記検出部は、夜間に撮影された衛星画像に基づいて、前記対象エリアの道路に対して道路の明るさを示す輝度に応じた優先度を設定し、
日中に撮影された衛星画像に基づいて、優先度の高い道路から順に、車両の通行に関する道路上の障害を検出する、請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記取得部は、前記対象エリアの道路について、車両のサイズに対応付けられた走行実績を取得し、
前記出力部は、ユーザの要求に応じて、通行可能な道路を出力し、
複数の道路が通行可能な道路として出力される場合、前記ユーザの利用する車両のサイズに対応した災害発生後の走行実績に基づいて、走行実績の高い道路を優先的に出力する、請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、移動体に対して経路案内を行うとともに、災害発生時に、災害情報に基づく経路案内方法に切り替える情報送受信システムが開示されている。この文献には、道路の走行履歴を受信して、通行可能な道路を割り出すことが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-176506号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、上記特許文献1に記載された技術では、災害地域を車両が走行した後でないと通行可能であることを判断できないため、通行可能な道路を迅速に提案することに関して改善の余地がある。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、道路状態を俯瞰的に見て、通行可能な道路を迅速に提案することができる情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の本発明に係る情報処理装置は、災害情報に基づく対象エリアについて、人工衛星が地上を撮影した衛星画像を取得する取得部と、前記取得部で取得した衛星画像に基づいて、車両の通行に関する道路上の障害を検出する検出部と、前記検出部で前記障害が検出されなかった道路を通行可能な道路として出力する出力部と、を有する。
【0007】
請求項1に記載の本発明に係る情報処理装置では、災害情報に基づく対象エリアについて、人工衛星が地上を撮影した衛星画像を取得する。そして、取得した衛星画像に基づいて、車両の通行に関する道路上の障害を検出し、障害が検出されなかった道路を通行可能な道路として出力する。これにより、災害時に、対象エリアの走行実績が得られないタイミングでも、道路状態を俯瞰的に見て、通行可能な道路を迅速に提案することができる。
【0008】
請求項2に記載の本発明に係る情報処理装置は、請求項1に記載の構成において、前記取得部は、前記対象エリアについて、災害発生前に撮影された衛星画像と、災害発生後に撮影された衛星画像と、を取得し、前記検出部は、災害発生前に撮影された衛星画像と災害発生後に撮影された衛星画像とを比較して車両の通行に関する道路上の障害を検出する。
【0009】
請求項2に記載の本発明に係る情報処理装置では、対象エリアについて、災害発生前に撮影された衛星画像と、災害発生後に撮影された衛星画像と、を取得する。そして、災害発生前に撮影された衛星画像と災害発生後に撮影された衛星画像とを比較して車両の通行に関する道路上の障害を検出する。これにより、災害の発生前後における道路状態の変化を正確に捉えることができ、通行可能な道路をより正確に提案することができる。
【0010】
請求項3に記載の本発明に係る情報処理装置は、請求項1又は請求項2に記載の構成において、前記取得部は、前記対象エリアについて、日中に撮影された衛星画像と、夜間に撮影された衛星画像とを取得し、前記検出部は、夜間に撮影された衛星画像に基づいて、前記対象エリアの道路に対して道路の明るさを示す輝度に応じた優先度を設定し、日中に撮影された衛星画像に基づいて、優先度の高い道路から順に、車両の通行に関する道路上の障害を検出する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
防犯装置
17日前
個人
非常放送システム
1か月前
個人
飛行体衝突回避装置
2か月前
個人
バス送迎支援システム
2か月前
個人
自動操舵制御システム
3か月前
株式会社SUBARU
車両
2か月前
株式会社SUBARU
車両
2か月前
日本精機株式会社
車両用計器装置
3か月前
株式会社ユピテル
システム等
1か月前
スズキ株式会社
運転支援装置
24日前
スズキ株式会社
車線案内装置
1か月前
スズキ株式会社
運転支援装置
21日前
株式会社知財事業研究所
信号機
3か月前
株式会社ミヤワキ
測定装置
7日前
株式会社SUBARU
サーバ装置
2か月前
中国電力株式会社
安全管理システム
18日前
能美防災株式会社
警報器
2か月前
トヨタ自動車株式会社
遠隔操作装置
25日前
能美防災株式会社
表示灯
2か月前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
1か月前
株式会社アガタ
閉空間監視装置
2か月前
オクト産業株式会社
自動車用安全装置
10日前
個人
配車システム
2か月前
ニッタン株式会社
情報発信装置
11日前
ニッタン株式会社
感度試験装置
2か月前
個人
配車システム
2か月前
株式会社京三製作所
車両検出装置
1か月前
株式会社デンソーウェーブ
監視システム
1か月前
ホーチキ株式会社
煙感知器
3か月前
トヨタ自動車株式会社
情報収集システム
2か月前
ニッタン株式会社
表示灯付発信機
3か月前
能美防災株式会社
火災感知器
1か月前
株式会社大林組
異常検知システム
2か月前
竹中エンジニアリング株式会社
緊急呼出システム
2か月前
トヨタ自動車株式会社
運転支援装置
2か月前
竹中エンジニアリング株式会社
緊急呼出システム
2か月前
続きを見る