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公開番号2024067652
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-17
出願番号2022177887
出願日2022-11-07
発明の名称シール剥がし具
出願人個人
代理人
主分類G09F 3/10 20060101AFI20240510BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】被シールが貼られた物の強度が無い場合でも、力が逃げずにシールを剥がすことのできるシール剥がし具を提供する。
【解決手段】軸(11)の尖った先端部(12)で被シールが貼られた物のシール表面から穴を開け、軸(11)の周囲に設けた刃(13)を当てつつ軸(11)を回転させてシールを切る。刃(13)の切り始めの部分を極小とし、回転させるに従ってその幅が大きくなることで、切断部は見かけ上、軸(11)から刃(13)が伸びてくることになり、切断部の反作用点は軸(11)のその対面側となり、その力は被シールが貼られた物の穴の縁で受けるため、力が逃げることなくシールを切っていくことができる。また、刃(13)は切り始めの部分から回転させるに従って軸(11)の先端側から反対方向へ変位していくことで、切った後は刃(13)はシール裏面と被シールが貼られた物の間に入り込むことでシールを剥がすことができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
軸と、
前記軸上に尖った先端部と、
前記先端部に続き、その断面形状の前記先端部に近い方の面が、前記軸と略鉛直な平面上にあり、
前記先端部に一番近い部分のその幅が、0に近い極小から少なくとも前記軸の直径より小さく、
前記軸を回転させるに従って、その幅が連続的に広くなっていき、
かつ同時に、前記軸の先端側から前記軸の反対方向へ向かって、その断面形状が変位していく、
刃と、を備えたシール剥がし具。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記軸を回転させるに従って、前記刃の断面形状が前記軸線上を振動する軌跡を描く、
請求項1記載のシール剥がし具。
【請求項3】
前記刃が断続的に分解され、
前記軸の先端側に近い刃の、前記先端側から遠い端面の前記軸線上の位置より、
その次に前記軸の先端側に近い刃の、前記先端側に近い端面の前記軸線上の位置が、
より前記軸の先端側に近い、
請求項1記載のシール剥がし具。
【請求項4】
被シールが貼られた物のシール表面から穴を開け、
前記穴に軸を通し、その断面形状の前記軸の前記穴に差し込まれた先端側に近い方の面が、
前記軸に略鉛直な平面上にあるように、前記軸に取り付けられた刃を、
前記軸を回転させて被シールが貼られた物とシール裏面の間に入れて、シールを浮かせ、
その回転を増すに従って、前記刃の幅が広くなっていくことで、前記シールが浮いた面積を増やし、
その面積がある程度大きくなった時点で、前記軸を前記穴から抜くことでシール全体を剥がす、
シール剥がし方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、食品トレイの蓋に代表される、強度のない被シールが貼られた物のシールを剥がすために使用するシール剥がし具に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
SDGsの高まりから食品トレイのリサイクルが実施されている。食品トレイは蓋と本体に分かれる。トレイの蓋側にシールが貼られており、食品トレイ回収の際にはそのシールを剥がすことが推奨されている。
【0003】
しかし、手で剥がすのは難しく、またそれを行う専門工具もないため、消費者は食品トレイにドライヤーや熱湯により熱を加えることで接着力を弱めてから手で剥がしているのが一般的である。これはリサイクルを行うために熱エネルギーを使用してしまうという問題があった。
【0004】
また、現状のシール剥がし具は、被シールが貼られた物の表面とシール裏面との間に刃を入れることでシールを剥がすことができる。その際、被シールが貼られた物に対してシールが貼られた面上から抑えつける操作を行うことが必要だが、食品トレイの蓋にこれを行うとトレイ側に強度がないため撓んでしまい、それが出来ないという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許4600789
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
解決しようとする問題点は、食品トレイの蓋に代表される、強度のない被シールが貼られた物に貼られたシールに対しては、現状のシール剥がし具では力が逃げてしまう点である。
【0007】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、使用時に力が逃げず、被シールが貼られた物の表面とシール裏面との間に刃を十分に入れることができるシール剥がし具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、シール剥がし具であって、軸と、軸上に尖った先端部と、先端部に続き、その断面形状の先端部に近い方の面が、軸と略鉛直な平面上にあり、先端部に一番近い部分のその幅が、0に近い極小から少なくとも軸の直径より小さく、軸を回転させるに従って、その幅が連続的に広くなっていき、かつ同時に、軸の先端側から軸の反対方向へ向かって、その断面形状が変位していく、刃とで構成される。
【0009】
このように構成すると、先端部で開けた穴に軸を通し、軸を回転させることで刃とシールの間に生じる力の反作用点は軸と被シールが貼られた物の穴の壁面上にある。
【0010】
また、最初に刃が入るとき、シール面に平行な面上では、開けられた穴の縁でシールが抉れた部分に対して刃を当てられ、かつ、シールを切る代は小さい。
(【0011】以降は省略されています)

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