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公開番号2024062269
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-09
出願番号2022170149
出願日2022-10-24
発明の名称卓上ベルの音楽教習具
出願人個人
代理人個人
主分類G09B 15/00 20060101AFI20240430BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】卓上ベルを箱から外に出した状態で、卓上ベルの上に立体的なピアノの鍵盤状のものを構成でき、鍵盤と卓上ベルの音と階名の関係を容易に理解できる卓上ベルの音楽教習具を提供する。
【解決手段】卓上ベルの音楽教習具1は、鍵盤を構成する鍵盤部品20と、鍵盤部品20を載せる載置台30と、から構成され、鍵盤部品20は、2種類の白鍵部品21,22と、2種類の黒鍵部品23,24と、から構成され、白鍵部品21,22には、卓上ベル10のボタン12が嵌る孔25が空けられ、卓上ベル10の上にボタン12が孔25に嵌るように白鍵部品21,22の長手方向の前方略半分が載せられ、載置台30の上に白鍵部品21,22の長手方向の後方略半分が載せられ、さらに黒鍵部品23,24が白鍵部品21,22の長手方向の後方略半分と勘合するように載置台30の上に載置される。
【選択図】図3


特許請求の範囲【請求項1】
上端のボタンを押すことで音を鳴らすことができる卓上ベルに使用される音楽教習具であって、
鍵盤を構成する鍵盤部品と、該鍵盤部品を載せる載置台と、から構成され、
前記鍵盤部品は、2種類の白鍵部品と、2種類の黒鍵部品と、から構成され、
前記白鍵部品には、前記卓上ベルの前記ボタンが嵌る孔が空けられ、
前記卓上ベルの上に前記ボタンが前記孔に嵌るように前記白鍵部品の長手方向の前方略半分が載せられ、前記載置台の上に前記白鍵部品の長手方向の後方略半分が載せられ、さらに前記黒鍵部品が前記白鍵部品の長手方向の後方略半分と勘合するように前記載置台の上に載置されることを特徴とする卓上ベルの音楽教習具。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
請求項1に記載の卓上ベルの音楽教習具であって、前記白鍵部品の短手方向の長さは前記卓上ベルの底面の横幅と略同一の長さであり、長手方向の長さは卓上ベルの底面の縦幅の略2倍の長さに成形されていることを特徴とする卓上ベルの音楽教習具。
【請求項3】
請求項1に又は2に記載の卓上ベルの音楽教習具であって、さらに前記卓上ベルと前記載置台を載せる土台を備え、前記土台には卓上ベルの滑り止め部材が嵌る孔が設けられていることを特徴とする卓上ベルの音楽教習具。
【請求項4】
請求項1に又は2に記載の卓上ベルの音楽教習具であって、前記載置台が部品に分解でき、該部品を組み合わせて少なくとも7段の階段を構成でき、前記階段の各段の上面部分には、それぞれ前記卓上ベルの滑り止め部材が嵌る孔が設けられていることを特徴とする卓上ベルの音楽教習具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、楽器として使用する卓上ベルを演奏するための音楽教習具に関する。特に、卓上ベルの音と、鍵盤の関係を理解でき、音を響かせることができるピアノの鍵盤状の音楽教習具に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、図1に示すように、机の上に置いたまま上端のボタン12を押すことで音を鳴らすことができる卓上ベル(楽器)10が使用されている。図1(B)に示すように、卓上ベル10の内部にはハンマー状の振り子(クラッパー)14が備えられており、上端のボタン12と連動して音を鳴らすことができる。ハンドベルと同様に、1つの卓上ベル10に1つの音が設定され、演奏するのに必要な分(例えば1オクターブ分)の音を鳴らす卓上ベル10を揃えることで、曲を演奏することが可能になる。振る必要があるハンドベルとは異なり、卓上ベル10は机の上に置いたまま上端のボタン12を押すことで簡単に響きわたる音を出すことができるため、楽器に初めて触れる子供が楽しく簡単に音を鳴らすことができる。図1に示すように、子供が親しみやすいようにベル本体(金属部分)11が動物のキャラクターの絵が施されたカバー13で覆われている卓上ベル10が使用されている。
【0003】
楽器を習うものにとって、音と階名(例えばドレミ)の関係を理解することは演奏の基本である。そのため、1オクターブ分の音の鳴らす複数の卓上ベルには、音の違いでベルの色が変えられ、ボタン12に階名が表示されていることが多い。図9は、従来の卓上ベル10を示す模式図である。図9に示すように、卓上ベル10を音の高さ順(ドレミ順)に階段40に並べることで、目で見て音と階名の関係を理解でき演奏し易くなる。
【0004】
さらに、ピアノ等の鍵盤楽器を習うものにとって、鍵盤と音と階名の関係を理解することが重要である。初心者にとっては各階名がどの鍵に対応するのかが分からず、演奏以前に鍵盤の位置を習得するのに苦労することが多い。特に、初心者は音と階名の関係を理解できても、階名と鍵盤の位置の関係を習得するのに時間がかかる場合がある。図10(A)は、1オクターブ分の卓上ベル10が音の高さ順に箱50に収納された状態を示し、図10(B)は、その上に鍵盤が印刷された厚紙51が載せられて収納されている状態を示す。図10(B)に示すように、その厚紙51の鍵盤には、卓上ベル10の上端のボタン12が嵌る孔52が開けられており、卓上ベル10の音(階名)とピアノの鍵が対応している。それにより、鍵と音と階名の関係を理解することが容易になり、卓上ベル10を箱50に入れた状態でピアノのように演奏することができる。
【0005】
従来、ピアノの鍵盤の鍵と音と階名の関係を習得するため、様々な道具が開発されてきた。例えば、特許文献1には、鍵盤楽器の白鍵の音名を表示する鍵盤楽器用の音名表示具が開示されている。この発明によると、ピアノの鍵盤上に容易に設置し固定することができ、且つ鍵盤を汚すことなく容易に除去できるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第4793731号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に記載の鍵盤楽器用の音名表示具は、ピアノの鍵盤上に設置するため、ピアノを持っていない初心者は使用することができない。そのため、ピアノを持っていない初心者であっても、ピアノの鍵盤の鍵と音と階名の関係を容易に習得し得る手軽な音楽教習具が望まれる。
【0008】
図10(B)に示すように、卓上ベル10を箱50に入れて鍵盤が印刷された厚紙51を使用することにより、ピアノの鍵盤の鍵と、卓上ベル10の音と階名の関係を容易に理解でき、卓上ベルの音色を楽しむことができる。しかしながら、卓上ベル10が箱50に収納されていることで音がこもってしまい、音を綺麗に響かせることができない。卓上ベル10を箱50から出して、卓上ベル10の上に厚紙51を載せることも考えられるが、厚紙を上に載せると不安定で傾きやすい。また、厚紙51の場合、印刷された鍵盤であるため、黒鍵と白鍵が平面的であり、立体的な鍵盤の状態を理解することが難しい。より深く、ピアノの鍵盤の構造を理解でき、ピアノを弾くような感覚で卓上ベル10を演奏できるように、鍵盤の黒鍵と白鍵が立体的なものを使用することが望まれる。
【0009】
本発明は上記課題に鑑み、卓上ベルを箱から外に出した状態で、卓上ベルの上に立体的なピアノの鍵盤状のものを構成でき、鍵盤と卓上ベルの音と階名の関係を容易に理解できる卓上ベルの音楽教習具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、上端のボタンを押すことで音を鳴らすことができる卓上ベルに使用される音楽教習具であって、鍵盤を構成する鍵盤部品と、該鍵盤部品を載せる載置台と、から構成され、前記鍵盤部品は、2種類の白鍵部品と、2種類の黒鍵部品と、から構成され、前記白鍵部品には、前記卓上ベルの前記ボタンが嵌る孔が空けられ、前記卓上ベルの上に前記ボタンが前記孔に嵌るように前記白鍵部品の長手方向の前方略半分が載せられ、前記載置台の上に前記白鍵部品の長手方向の後方略半分が載せられ、さらに前記黒鍵部品が前記白鍵部品の長手方向の後方略半分と勘合するように前記載置台の上に載置されることを特徴とする卓上ベルの音楽教習具である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の卓上ベルの音楽教習具であって、前記白鍵部品の短手方向の長さは前記卓上ベルの底面の横幅と略同一の長さであり、長手方向の長さは卓上ベルの底面の縦幅の略2倍の長さに成形されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に又は2に記載の卓上ベルの音楽教習具であって、さらに前記卓上ベルと前記載置台を載せる土台を備え、前記土台には卓上ベルの滑り止め部材が嵌る孔が設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に又は2に記載の卓上ベルの音楽教習具であって、前記載置台が部品に分解でき、該部品を組み合わせて少なくとも7段の階段を構成でき、前記階段の各段の上面部分には、それぞれ前記卓上ベルの滑り止め部材が嵌る孔が設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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